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2025.12.08

#401 「全国のおいしいものが池袋に大集結!?ニッポン全国物産展に潜入!!」

あなたは、デパートでよくやる「物産展」に出かけた事ありますか?

今回のトピックスは「全国のおいしいものが池袋に大集結!?ニッポン全国物産展に潜入」です。

晴の輔 会場はものすごい賑わいです。今、僕はニッポン全国物産展の会場に来ています。サッカーの試合ができるのではないかと思うほど広いスペースに、お店がぎっしり並んでいます。人もぎゅうぎゅう詰めで、若い人から家族連れ、おじいちゃんおばあちゃんまで、本当に幅広い世代が集まっています。

あれ、皆さん何を食べているのですかね……あれは唐揚げ…あちらでは飲んでいますね!とにかく、ニッポンのおいしいものがここに全部集まっています!

今回の週刊 なるほど!ニッポンは、先月11月21日から23日までの3日間、池袋サンシャインシティ・展示ホールで開催された「ニッポン全国物産展」に潜入取材してきました。

このイベントの主催は「全国商工会連合会」。商工会とは主に町村部に設立された公的団体で、全国には1,589の商工会があります。各都道府県に47の都道府県連合会があり、約80万の事業者が加入しています。「全国商工会連合会」は、これら都道府県連合会を会員とする【総合経済団体】なのです。

僕が潜入したニッポン全国物産展は今回で17回目。全国47都道府県のご当地フードや、昔ながらの名産品が一堂に会する大イベントで、参加事業者はおよそ200!凄いですよね。会場も広かった。

最初に向かったのは「主催者企画コーナー」、これがいきなり面白いのです。日本酒が並ぶ「酒ズキ横丁」

全国の飲み物が味わえる「ご当地ドリンクスタンド」。

そして一番気になったのが「ご当地、麺・出汁スタンド」。ご当地の「麺」とご当地の「出汁」を自由に組み合わせられるのです。

たとえば“静岡”の「しじみ出汁」に“奈良”の「三輪そうめん」を合わせる。楽しくて美味しくて、すごい行列でした。

 

 

続いてメインの都道府県コーナーへ。

まずお邪魔したのは今回初出店された、北海道中標津しいたけ「想いの茸」-OMOINOTAKE-のブース。

人気ナンバーワンの「想いの茸 北海道バター醤油しいたけ焼き」をいただきました。手のひらくらい大きいしいたけでジューシーでしたよ。

想いの茸 北海道バター醤油しいたけ焼き

担当の遠藤さんにお話しを伺いました。

遠藤さん

晴の輔 北海道中標津しいたけ「想いの茸」美味しかったです!このしいたけが生まれたエピソードを教えていただけますか。

 

遠藤「建設業をやっておりまして、冬の間雪で仕事が減る中、新しいビジネスを探していたところ、旬のしいたけ栽培に出会い、生産を始めました。

晴の輔 なるほど!名前の由来は何でしょう?

 

遠藤「北海道でしいたけを生産するにあたり、何か良いネーミングがないかと考え、“想いを込めて大きく育てる”という気持ちから『想いの茸』という名前をつけました」

冬の中標津の夜明け

晴の輔 建設会社が生産しているしいたけ!食べられた方の反応はどうですか?

 

遠藤「大きさのインパクトに驚かれますが、身が厚くて食べ応えがあり、中から肉汁がじゅわっと出るので“ほぼ出汁を食べているような感覚”になるのではと思います」

晴の輔 噛んだ瞬間にしいたけの出汁がわあっときて、食べ応えがあります。あの出汁の味は「想い」だったのですね!おすすめの食べ方は?

 

遠藤「中標津町は人よりも牛の方が多い酪農業が盛んな町なので、中標津産のチーズやバターを使った“チーズ焼き”“バター醤油焼き”がおすすめです。是非とも中標津にお出でください」

チーズ焼き

中標津町

晴の輔 分かりました。肉厚のしいたけは本当においしかった!もうステーキです。

 

 

次に向かったのは、北海道の真逆・南の沖縄。創業39年「うるくそば」ブース。いただいたのは「軟骨ソーキそば」。もちもちの麺に軟骨ソーキ、アーサーという緑色の海藻、ネギ、生姜がトッピングされており安定の美味しさ。東京にもファンが多いようです。

担当の上原さんにお話を伺いました。

上原さん

晴の輔 開店して1時間も経たないうちに行列でしたね。

 

上原「今回で3度目の出店なので、常連のお客様が多くて並ばれているのだと思います」

晴の輔 僕も食べさせていただきましたけど美味しかったです。うるくそばの“うるく”とは?どのような意味でしょう?

 

上原「当店は来年創業40年となります。40年前は“地名+そば”が流行で、那覇市小禄(おろく)に店があったので、小禄の方言“うるく”を店名にしたのです」

 

晴の輔 「うるく」とは地名なのですね。沖縄そばとうるくそばの違いは?

 

上原「麺は沖縄そばの『麺』です。上に乗せる具材で名前が変わります」

 

晴の輔 軟骨ソーキとはどの部分なのでしょう?

上原「豚のあばら骨の真ん中にある軟骨部分です。骨まで食べられるほど柔らかく煮込んでいます」

 

晴の輔 僕がいただいた「軟骨ソーキそば」は溶けるぐらいやわらかかったです。

軟骨ソーキそば

上原 それはよかったです。

 

晴の輔 出汁も美味しかった。カツオ出汁ですか?

 

上原「豚骨ベースに最後にカツオ節を入れることで、風味よく仕上げています。

 

晴の輔 深味があるのに後味はあっさりですよ。東京では、お客様の反応はいかがでしたか?」

 

上原「常連さんが多いものですから、多分美味しいのだと思います(笑)」

晴の輔 (笑)美味しくないと並ばないですよ!ほら、今も並んでいますよ!

 

上原「ありがたいことです」

 
 
 
 
 
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晴の輔 毎日でも食べたい美味しいおそばでした!

 

上原「ありがとうございます」

うるくそばの「軟骨ソーキそば」、ごちそうさまでした。もう1回食べたいなあ。

このイベントは、とても1日では回りきれません。池袋にいながら47都道府県の「味の旅」ができ、心から楽しい時間でした。

 

今日は「全国のおいしいものが池袋に大集結!?ニッポン全国物産展に潜入!!」というトピックスでお届けしました。全国にはまだまだ知らないご当地グルメや名産品がたくさんあります。そのご当地に直接行って味わいたくなりますね。ズバリ、日本は美味しい!

そんな「ニッポン全国物産展」に

それでは、次回もお会いしましょう。立川晴の輔でした。

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    パーソナリティ
    • 立川晴の輔
      立川晴の輔
      立川晴の輔

      立川晴の輔

      落語立川流 立川志の輔一門
      1972年11月21日兵庫県神戸市生まれ
      東京農業大学農学部卒業

      ◆経歴
      平成 9年(1997) 立川志の輔に入門。志の吉を拝名
      平成15年(2003) 二ツ目に昇進
      平成20年(2008) 東西若手落語家コンペティション グランドチャンピオン
      平成25年(2013) 真打に昇進。志の吉から晴の輔へ改名

      東京八重洲、町田、千葉、川越の独演会をベースに全国各地での落語会、子ども落語会、企業落語講演、結婚式の司会等で活動中。