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2021.08.16

#176 東京都「日本全国のお祭りと地域の活性化を目指すプロジェクト!東京にある日本初のお祭り専門会社がスタートさせた『オマツリーズ』とは?」

あなたは最近、いつ、お祭りに行きましたか?

毎年この時期になると、夏祭りを楽しみにされている方多いと思います。日本を代表する大きなお祭りから、地域や近所のお祭り、花火大会。お祭りは、人々やその地域に元気と活力を与えてくれます。日本全国にあるお祭り、どれくらいあると思います?その数、何と約30万!凄い数のお祭りが存在するのですね。ただ去年からのコロナ禍で、中止や延期また規模の縮小。まあ仕方がない事と分かっていてもやっぱり寂しいです。それに今地域によっては、高齢化が進んで、伝統の祭りの担い手不足などの問題が出てきています。このままだと地域に伝わる大切な伝統が途切れてしまう。そんな状況を何とかしようと、東京にある日本初のお祭りを専門に扱う会社「オマツリジャパン」とキャラ制作などエンターテイメント事業を展開する「DLE」がタッグを組んで、日本全国のお祭りと地域の活性化を目的にしたプロジェクト、その名も「オマツリーズ」をスタートさせて、今注目を集めているのですって。一体どんなプロジェクトなのか?

このプロジェクトを手掛ける「株式会社オマツリジャパン」、事業開発部長の菅原健佑さんにお話し伺います。

晴の輔 今回立ち上げられたその「オマツリーズ」とはどんなプロジェクト?

 

菅原「全国のお祭りのキャラクターを制作して、新しいアイコンとして、お祭りと開催地域を盛り上げることを目指しています。お祭りの主催団体は、非営利の広報目的であれば、無償でキャラクターを利用していただけるほか、キャラクターを用いたグッズの販売で得られた利益の一部は『お祭りの主催者に寄付する仕組み』を作り上げようと思っております。」

オマツリジャパンメンバー

晴の輔 考えてみたら、地域に「ゆるキャラ」などはいますけど「お祭りのキャラクター」はいません。これまでの具体的な取り組みはあるのでしょうか。

 

菅原「今年から始めているのですが、第一弾として、大阪の夏の風物詩であり、日本三大祭のひとつ『天神祭』のキャラクターを制作し、ステッカーを販売しました。『船渡御』で有名な天神祭ならではの『どんどこ船』や『だんじり』と共に踊られる『龍踊り』など、天神祭のあらゆる神事を、かわいらしいキャラクターにすることで、多くの方に天神祭と開催地域のことを知っていただきたいと思っています。」

晴の輔 なるほど。キャラクターになると神様がちょっと身近になります。

 

菅原「今回の主催である『大阪天満宮』様に協力をしていただき、大変喜んでいただいています。グッズを三枚一セットで販売しているのですが、発売から一週間で、1,000セットご購入いただいております。地元の方だけでなく、地域外の方にも購入いただき、手ごたえを感じています」

こんなご時世なので、お祭りが普通にはやり辛い時期です。でもそんな時期だからこそ、お祭りは大切、無くてはならない存在であると感じられます?

 

菅原「感じますね。やはりお祭りというのは『日本人の元気の源』であり『経済活動の中心』になっていたりと、地域の方にとっても『コミュニティ』『絆の形成』に欠かせないものであると、改めて感じています。」

 

晴の輔 菅原さんの、好きなお祭りは?

 

菅原「『身を削るハードなお祭り』が好きです。岡山県で開催されている西大寺会陽という毎年2月に行われている『裸祭』では1万人のまわしを締めた男たちが、福男になるために境内に落とされる木を奪い合うのですが、こういったクレイジーなお祭りほど終えた後の開放感や安堵感が素晴らしくて(笑)」

 

晴の輔 僕も実は高校時代岡山にいたので、テレビでそれを見たことあります。裸の男達が「おしくらまんじゅう状態」。真冬なのに湯気が上がっています。それを生で見られた。

 

菅原「そうです。『中の人として』コロナ前は4年連続で参加しておりました(笑)。一緒に『おしくらまんじゅう』しながら暖を取っていると『お前さんどこから来たんだい?』と話が広がり『裸祭』を一緒に戦う友として、そこの地域に愛着がわき、馴染みの友人ができる。お祭りの不思議なパワーを感じます。」

 

晴の輔 出身地じゃないけど「自分が生まれ育った」感覚に不思議となります。

 

菅原「なりますね。未だに岡山県の方々に会いに行きたくなります。」

菅原「その通りですね。ちょっとした可愛らしいキャラクターをきっかけにして、その地域や、お祭りについて深く知ってもらい、そこに行ってみようと思っていただければいいですね。」

 

晴の輔 お祭りの魅力とは?

菅原「一年に一度の『ハレの日』です。『老若男女が皆で力を合わせる一体感』が、一番魅力だと思います。」

 

 

 

 

 

 

「どっちだ!?晴の輔」。

毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーでございます。

 

「晴の輔さんが、オマツリーズに参加して、キャラクターを作るなら・・・

『お神輿のキャラクターを作る』

それとも

『ちょうちんのキャラクターを作る』 どっちだ!?晴の輔」

 

あ~、キャラクターなら「ちょうちん」の方が作りやすそうだけどね…PRに使うのだからね。

 

 

決めました!

 

 

 

 

「お神輿のキャラクターを作る」

 

 

それで全国にPRです。お神輿だからそのキャラクターを担ぎ上げます。

 

 

 

 

今日は「日本全国のお祭りと地域の活性化を目指すプロジェクト!東京にある日本初のお祭り専門会社がスタートさせた『オマツリーズ』とは?」というトピックスでお届けしました。全国には本当にたくさんのお祭り、代々受け継がれた貴重なお祭りがあるのです。その祭りを絶やさないことですよ。それをキャラクターや、ステッカーを通じて知ってもらうプロジェクト、ありそうでなかった。

そんな「オマツリーズ」に

それでは、次回もお会いしましょう!立川晴の輔でした。

 

 

-WEB版こぼれ話し1-

晴の輔 このプロジェクトを立ち上げたきっかけは?

菅原「お祭りは、その土地の生活や文化、歴史が反映されており、地域に興味を持つ上で最高のテーマなのです。」

晴の輔 お祭りは奥深い。

菅原「そこで、多くの方に親しんでもらいやすいお祭りキャラクターを生み出して、もっとたくさんの人に地域とお祭りに興味を持ってもらい、足を運んでもらうきっかけにすることができないかと考えました。そして、このようなお祭りと地域の活性化に寄与したいとの想いから、エンターテイメント事業を展開する『DLE』とともにこのプロジェクトを立ち上げました。」

-WEB版こぼれ話し2-

晴の輔 元々、菅原さんはお祭り好き?

菅原「生まれが、夏祭りで有名な『東北』でして、小さい頃から馴染んでおりました。大人になってから、ふと観光で立ち寄った九州『長崎くんち』が素晴らしくて、そのエネルギーを再認識しました。老若男女が汗をたらして掛け声を上げ、沿道の人たちも応援する。活気に満ちた空間がそこにありました。それがお祭りの活動に関わるきっかけです。」

晴の輔 龍ではないですけど、昇って行くパワーがお祭りにはあります。

 

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    パーソナリティ
    • 立川晴の輔
      立川晴の輔
      立川晴の輔

      立川晴の輔

      落語立川流 立川志の輔一門
      1972年11月21日兵庫県神戸市生まれ
      東京農業大学農学部卒業

      ◆経歴
      平成 9年(1997) 立川志の輔に入門。志の吉を拝名
      平成15年(2003) 二ツ目に昇進
      平成20年(2008) 東西若手落語家コンペティション グランドチャンピオン
      平成25年(2013) 真打に昇進。志の吉から晴の輔へ改名

      東京八重洲、町田、千葉、川越の独演会をベースに全国各地での落語会、子ども落語会、企業落語講演、結婚式の司会等で活動中。