週刊なるほど!ニッポン

  • TOP
  • ブログ一覧
  • #74 北海道「北見市端野町のマラソン大会、競うのは・・・タイム...
2019.09.02

#74 北海道「北見市端野町のマラソン大会、競うのは・・・タイムではなく、カレーの美味しさ!?」の巻

あなたは「マラソン大会」に出場したことありますか?

9月12日は「マラソンの日」。全国各地でマラソン大会が増えました。2007年に始まった「東京マラソン」。あれがきっかけで大会が増えたとも言われています。僕はマラソン大会には、参加したことないのですよ…青空の下で気持ちよく走ってみたいという願望はあるのですが…正直苦手というか…。

そんな僕でも参加できそうなマラソン大会が、北海道北見市端野町にあるという噂…。

それが9月15日に開催される「たんのカレーライスマラソン」。まさか、カレーを食べながら走るわけじゃないですよね?

では、「たんのカレーライスマラソン 実行委員会」事務局長の加藤貴善さんにお話しを伺います。

 

 

晴の輔 「たんのカレーライスマラソン」というタイトルだけで笑顔になってしまうのですけど。カレーを食べながら走るわけじゃないですよね?

加藤「(笑)…ではないですね。」

 

晴の輔 どういうマラソンなのですか??

 

加藤「4人1組で、カレールー、イモ、肉、タマネギ・ニンジンの各コースに分かれ、それぞれの食材を求めて走ります。食材を持ってゴールをした後は、皆で和気あいあいとカレーを作って食べていただくというものです。」

晴の輔 食材を集める過程が、マラソンになっている?

加藤「そうです。まず『カレールーコース』が最初にスタートするのですけど、そこは5km走っていただきます。次に『イモコース』は小さい方からお年寄りまで参加していただきたいので、2kmなのですけど、必ず歩いてもらいます。」

晴の輔 歩き専門で、イモを調達すると。

 

加藤「『肉コース』は4km。『タマネギ・ニンジンコース』は3kmとなっております。」

 

晴の輔 それを4人1組で。

 

加藤「皆さん全員ゴールしないと『カレーが出来上がらない』ということになっています。」

 

晴の輔 一つでも食材が欠けると味が落ちちゃいますものね。ルーはどこのものなのですか?

 

加藤「今年で34回目なのですけど、6回目からハウス食品さんから『バーモントカレー』ですとか『ジャワカレー』を参加者全員分提供していただいております。」

 

晴の輔 マラソンの途中の給水所では、「リンゴとハチミツ」のジュースがあったりするのですか?

 

加藤「(笑)」

 

晴の輔 カレーを作って出来上がるまでのタイムを競うのですか?

 

加藤「ということは無いです。タイムとか順位を競うわけではありませんし、カレーの美味しさを審査することもありません。皆さん好きに作っていただいて、気持ちのよい青空の下で食べていただきます。」

晴の輔 何かを競っているわけではないのですね。隠し味とかトッピングとかも自由にしていいのですね?

 

加藤「皆さんの方で用意していただいて、何の縛りもなく楽しんでいただきたいと思います。」

加藤「毎年300チーム近く参加表明されており、抽選させていただいているのですが、テントですとかパラソルを持参されるチームが参加チームの1/3ほどいらしています。」

 

晴の輔 端野町にキャンプする楽しみプラス

加藤「はい。」

 

晴の輔 一番遠いところからだと、どの辺りから参加されていますか?

 

加藤「一番遠い方で福岡。あと三重県ですとか神奈川県埼玉など道外からの申し込みもありました。」

 

晴の輔 皆さん、道外からマラソンして来るわけではないですよね?

 

加藤「(笑)三連休の中日なので、北海道観光などで来られて『たんのカレーライスマラソン』にも参加される、と聞いております。」

 

晴の輔 なるほど。家族連れが多かったりするのですか?

 

加藤「そうですね。道外から来られる方は、ご家族で参加されております。」

晴の輔 優しいマラソン大会ですね。

 

加藤「ありがとうございます。」

 

晴の輔 カレーでいうところの「甘口」。

 

加藤「甘々でゆるゆるで、やっております。」

晴の輔 タイムを競わなくてもいいのですからね。

 

加藤「3年ほど前に台湾にあるハウス食品さんから、『カレーライスマラソンを台湾でもやりたい』とお話があって一度台湾でもやられているようです。その後も隔年開催にはなりますが、ハウス食品さんが全面協力で行うそうです。」

 

晴の輔 世界に飛び火するというか、「端野町がカレーライスマラソン発祥の地」になっているではないですか!

 

 

 

 

「どっちだ!?晴の輔」

毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーです。

今、お題が来ました!「晴の輔さんが『たんのカレーライスマラソン』に参加して走りたいコースは?・・・

「カレールーコースを走る」 それとも 「タマネギ&ニンジンコースを走る」  どっちだ!?晴の輔

 

ンフフ、あの辺りはタマネギの一大産地ですから、美味しいでしょうね。

 

よし…決めました!

 

 

 

「タマネギ&ニンジンコースを走る」

 

まあ、ね、カレーの味の決め手は、ルーはもちろん、やっぱりタマネギを飴色になるまでしっかりと炒める。それで美味しさがUPですよ!まずは走ってね、タマネギを調達…あ!でも僕久しぶりに運動して、タマネギを炒める前に

 

 

今日は、「北見市端野町のマラソン大会、競うのは・・・タイムではなく、カレーの美味しさ!?」というトピックスでお届けしました。ただ集まってカレーを作るのではなくて、食材を調達するために、マラソンでほどよく汗をかいて、皆で調理して青空の下で食べる!この流れが一番のスパイスですよ。美味しいだろうなあ。

そんな「たんのカレーライスマラソン」に

それでは、次回もお会いしましょう!立川晴の輔でした。

 

-WEB版こぼれ話し1-

晴の輔 始まりのきっかけは何だったのですか?

加藤「昭和61年に端野町の開基90周年に合わせまして、当時の教育委員会にいた職員の方が、健康とレクリエーションのために、誰でも好きなカレーライスとマラソンを組み合わせて始めたと聞いております。」

晴の輔 昭和61年のスタート。昭和、平成、令和と歴史あるイベントですよね。

 

-WEB版こぼれ話し2-

晴の輔 カレールー、肉、タマネギ、ニンジン、イモ。ご飯はどうなっているのですか?

加藤「実行委員会が用意します。端野町産の、炊き立てご飯を提供させていただいております。」

晴の輔 お米は、運ぶの重たいですからね。マラソンしながら食材を調達してから、調理をする。

加藤「屯田の杜公園内の野球場に、イベント会場として洗い場とかを設置しており、そこで集めた食材を調理して、各々のカレーを作っていただきます。また『大食いコンテスト』や『仮装コンテスト』を設けており、賞金も用意しているので、そちらは競っていただいております。」

カレー大食いコンテスト

仮装コンテスト

晴の輔 球場からカレーの匂いが町に漂っているのですね。町の方が、参加していないけど、匂いにつられてマラソンで集まって来たりして!

加藤「(笑)農家の方々から走っている方に『頑張れよ~!』と声援を送っていただいています。」

 

最新番組ブログ
    パーソナリティ
    • 立川晴の輔
      立川晴の輔
      立川晴の輔

      立川晴の輔

      落語立川流 立川志の輔一門
      1972年11月21日兵庫県神戸市生まれ
      東京農業大学農学部卒業

      ◆経歴
      平成 9年(1997) 立川志の輔に入門。志の吉を拝名
      平成15年(2003) 二ツ目に昇進
      平成20年(2008) 東西若手落語家コンペティション グランドチャンピオン
      平成25年(2013) 真打に昇進。志の吉から晴の輔へ改名

      東京八重洲、町田、千葉、川越の独演会をベースに全国各地での落語会、子ども落語会、企業落語講演、結婚式の司会等で活動中。