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2024.02.19

#307「北海道の十勝・帯広を堪能!晴の輔の『真冬のあっ晴れ十勝旅!』~前編」の巻

あなたは、北海道の十勝・帯広へ行ったことがありますか?

「今、JR帯広駅前に到着しました。

とても良いお天気で、空は真っ青。そして地面は雪が積もって真っ白という感じで、気温は2度。思ったよりは寒くないのです。今から帯広ならではのものを探しに行きたいと思います」

ということで、先日、一泊二日の旅に行ってきました!

場所は、北の大地・北海道。題して『晴の輔の真冬のあっ晴れ十勝旅!』今週と来週、2週に渡って、冬の北海道、十勝・帯広の魅力をお届けしたいと思います。

十勝総合振興局(とかちそうごうしんこうきょく)は、北海道の総合振興局のひとつ。振興局所在地は帯広市。2010年(平成22年)4月1日、十勝支庁に代わって発足した。          
帯広市(おびひろし)は、北海道中東部(道東地方)にある市。十勝総合振興局の振興局所在地。計量特定市wikiより引用

今回の旅は、北海道観光振興機構の企画・協力でお送りします。

羽田空港から飛行機に乗って、とかち帯広空港へ。

そこからバスで帯広市内へ入ったのですが、この日はさほど寒くなかったのです。あたりには雪は積もっているのですが、車が走る道路には雪がまったくなくて。地元の方も「今年は暖かい」と言っていました。

今回の旅、一番の目的地へ行くために、またまたバスで乗って移動しました。

 

「JR帯広駅からバスに揺られ揺られて、山の中に突然現れた湖、然別湖にやってきました。いやあ~もちろん湖は凍っています!真っ白です!何でしょう真っ白な大地とでもいいますかね、そして山の景色が凄いコントラストでいいです。ここでしか味わえないものがあるということです。今から、ちょっと体験したいと思います」

今回の旅の目的地は、鹿追町の山の中にある湖、然別湖。東京ドームおよそ77個分のドデカい自然の湖が完全に凍っているのです。その凍った湖の上に、真冬の時期限定で「幻の村」が現れるのです。名前が「しかりべつ湖コタン

コタンとはアイヌ語で「村や集落」という意味。どんな場所か?凍った湖の上に「アイスロッジ」と呼ばれる雪と氷でできた小さなドーム状の小屋が四つあり、ちょっと離れたところに「氷上露天風呂」があったり、お酒が飲める「アイスバー」があったり。スノーモービルを楽しめる場所もありました。その雪と氷でできた「アイスロッジ」の中に、なんと泊まることができるのです。アイスホテル!もう興味津々で行ってきました。

氷上露天風呂

アイスバー

「今、然別湖の上にいます。もちろん凍っていますので、辺りは真っ白な大地。アイスロッジに今向かっているのですけども、大きな寝袋を背負って歩いています。向こうの方に、かまくらのような四つのアイスロッジが見えます。あれのどこに泊まるのかな? いやあ、それにしても寒い…温度計があります。マイナス8℃(笑)寒い!でもなんだろう、真っ白な大地にポコッて、雪だるまのような、何かカワイらしいですね。アイスロッジ…そうかあの中に泊まるのか…なんか寒いのかな?」

「アイスロッジの目の前に参りました。入口が結構かわいらしいのですよ。ちょっと屈んで入るような入口がありまして、このかわいらしい扉を入ると…お!へえ~!中に入りました。思ったより中は広いというか、もっとちっちゃいかなと思ったのですけど、一番高いところでこれ2mちょっとありますかね、円形状になっていまして、そしてベッドが置いています。あれ、なんか温かいね。外はあまりにも寒かったからか、思ったよりは暖かいです。そうか、ここに寝るのか。寝袋の中に入って、何だろう音が全然しないですよ。でも落ち着きます。これだったら寝られるかもしれない!」 

アイスロッジの中は8畳ぐらいの円形の空間で、そこに小上がり風、座敷のような広いベッドが置いてあるのです。3人は寝られる広さでしたね。そこで寝袋に潜り込んで寝るのですよ。

「じゃあ早速寝袋に入ってみたいと思います。視界が僅かしかなくて、でもね、暖かい!凄い!自然の無音なので落ち着くのです。これ寝袋に入ったら、あまり寒さが気にならないですね。でもこれ朝は寒いだろうな!」

然別湖ネイチャーセンターガイドの高附久輝さん

然別湖ネイチャーセンターのガイド髙附久輝さんに寝方のレクチャーを受けまして、寝袋は三重構造で潜り込んで口と鼻のところだけ出す感じです。潜ってしばらくすると暖かいのです。湖の上でしょ?建物は雪と氷ですよ。人工物が一つもないの。大自然の静けさに全身が包まれると吃驚するほど、ぐっすり寝られたのです、本当に。だって外はマイナス13度!それなのに普通の気持ちでよく寝られたのですよ!目が覚めて寝袋から出る時はさすがに寒かったですけどね。

南極観測隊の方々ってこんな感じなのかなあ?なんて思いました。そんなアイスロッジの宿泊体験とは別に、もう真っ暗な然別湖を歩いて進む「ナイトウォッチング」というツアーにも参加してきました。

ナイトウォッチングガイドの島田知明さん

ガイドの島田知明さんの案内で湖を進んでいくのですけど、とにかく星が綺麗。暗闇に目が慣れてくると星がより鮮明に見えてくるのです。島田さんの星にまつわるアイヌの話を聞いて、真っ暗な湖の上から見上げると、降るような星空。星が暖かいって感じたのです。不思議な感覚。あ?あれ?こんな時間?まだまだ話したいのですけど前編はここまで。来週の後編もお楽しみに!

ロケ協力;北海道観光振興機構

今日は「北海道の十勝・帯広を堪能!晴の輔の『真冬のあっ晴れ十勝旅!』~前編」というトピックスでお届けしました。楽しかった!時間の流れが全然違うの!アイスロッジに泊まってナイトウォッチングへ、真っ暗闇の湖から見上げる冬の星空、もう格別です。素晴らしい体験でした。

そんな「しかりべつ湖コタン」に

それでは、次回もお会いしましょう。立川晴の輔でした。

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      立川晴の輔

      立川晴の輔

      落語立川流 立川志の輔一門
      1972年11月21日兵庫県神戸市生まれ
      東京農業大学農学部卒業

      ◆経歴
      平成 9年(1997) 立川志の輔に入門。志の吉を拝名
      平成15年(2003) 二ツ目に昇進
      平成20年(2008) 東西若手落語家コンペティション グランドチャンピオン
      平成25年(2013) 真打に昇進。志の吉から晴の輔へ改名

      東京八重洲、町田、千葉、川越の独演会をベースに全国各地での落語会、子ども落語会、企業落語講演、結婚式の司会等で活動中。