週刊なるほど!ニッポン

2018.07.23

#16 「たこ焼きに、地域の魅力をトッピング!?」

あなたは、たこ焼きに何をかけますか?青海苔?かつお節?
今回のトピックスは、「たこ焼きに、地域の魅力をトッピング!?」の巻


先日、東京・浅草にあります、全国各地の魅力を体験出来る商業施設、「まるごとにっぽん」で面白いイベントがあったので取材へ行ってきました。それが、「『イノベーションたこ焼で地方創生!』おすすめふるさと たこ焼グランプリ produced by 築地 銀だこ」!

たこ焼きで地方創生?

先日北海道で水揚げされたタコが日本代表の勝敗を予想してワールドカップを盛り上げていましたね!しかもベルギー戦の前に出荷されていました。(もうえらく前のことのように思えますけど…)
商業施設「まるごとにっぽん」に出展している全国14の市町村が、それぞれ、特産品など地域食材を使った、たこ焼きのトッピングを独自開発!地域の魅力がつまった「たこ焼き」を食べられるといったイベントだったんです。

私も試食会に参加して、全部食べてきました!

北は北海道幌加内町、南は鹿児島県南九州市まで全14地域が参加していまして、本当に、地域食材とたこ焼きの相性がバッチリなもの、これは冒険しすぎだな(苦笑)というもの、これはレギュラーメニューにして販売してよ!というものもありました。

 

 

その中で、個人的に印象に残った3つを選びましたので、ご紹介します!

まずは、北海道幌加内町のたこ焼き!

幌加内町は、-41.2度という日本の「最寒気温」を記録した町です。幻の魚イトウが棲む日本一の人造湖「朱鞠内湖」もあります。さらに、そばの収穫量・作付面積が日本一!ということで、そばの実がトッピングされたたこ焼きだったんです。
そばつゆにつけて食べるですが、そばの実が茹でたものと炒ったもの2種類トッピングされていてプチプチした食感が楽しめました。

 

お次は個人的にかなり美味しかった、兵庫県南あわじ市のたこ焼き。

その名も「オニオンピックたこ焼き」!淡路島は玉ねぎの産地で有名ですよ。糖度10%を超えることもあるという、甘みの強い淡路島玉ねぎをカリカリっに揚げて、たこ焼きにトッピングしてありまして。玉ねぎの甘―い香りが鼻に抜けるといいますか、とにかく合うなあと思いました。

 

最後は、山口県萩市のたこ焼き!
名前が「イカとタコと時々ちりめん。お出汁で食べるおろしポン酢たこ焼き」

萩市は山々に囲まれる一方、北部は日本海に面していますから、豊富なお魚が自慢の街ですよ。会場にいらした山口県  東京事務所 主事の中村哲也さんにお話しを伺いました。

-萩のたこ焼きいただきました。美味しかったです。食材はどのようなものをお使いなのでしょうか?

中村「萩の大地で育った今が旬の夏みかん、むつみ地域にあります千石台大根、ケンサキイカ、ちりめん、大根おろし、夏みかんで仕込んだポン酢などふんだんに使ってお出汁で食べるスペシャルメニューとなっております。」

-萩が全部詰まっている感じですよね?

中村「はい、今が旬の萩が全て詰まっております」

-たこ焼きなのに、まずイカが入っているのに驚きました。

中村「(笑)イカもですね、山口県萩は須佐のミコトイカを使用しております。」

-ミコトイカですか?

中村「はい、男と命で男命(みこと)イカです。これはブランド化しておりまして、7月1日から9月3日にかけてイベントを行っており、期間中の土日に直売市を開催しておりますので購入もできます」

-先日TV番組の『ブラ〇〇〇』で見たのですけど、萩って夏みかんの産地なのですか?

中村「そうです。夏みかんの栽培は明治9年に小幡高政が、明治維新後の生活に苦しむ士族の救済のために推奨し始まりました。その結果今でも城下町、萩のシンボル的風景である夏みかんの土塀が今でも残っており、夏みかんの花は環境省が実施した伝えたい香り、残したい風景がテーマの『かおり風景100選』に選ばれております。」

-香りある風景ですか…

中村「香りが街中に漂っております。」

-そして何より男命(みこと)イカ。皆様イカがでしょうか?

 

 

「どっちだ!?晴の輔」
スタッフの出した二者択一のお題をワタクシが選ぶというコーナー

お題は…え?「たこ焼き屋さんに無いと言われてショックなのは? 「マヨネーズ」「紅ショウガ」どっちだ!?晴の輔」

 

…決めました。

マヨネーズ!…マヨネーズが無いとね、紅ショウガは無くても…しょうがない?…そんな感じですか!

 

今日は、「たこ焼きに、地域の魅力をトッピング!?」というトピックスでお届けしました。

もう一つね、広島県呉市の「瀬戸内風さわやか梅ちりめんたこ焼~塩レモンソースを添えて~」というのがありまして、これが美味しかったです。呉市はレモンの生産量が国内トップクラス。これがまたさっぱりと食べられて夏にぴったりでした。まさに夏たこ焼き!

東京 浅草にあります「まるごとにっぽん」で開催されたイベント、「イノベーションたこ焼で地方創生!おすすめふるさと たこ焼グランプリ produced by 築地 銀だこ」
今回が初めての試みということで、面白かったですよ!2回目も是非とも開催して欲しいですよ。

それでは次回もお会いしましょう!

週刊なるほど!ニッポン 編集長・立川晴の輔でした!

 

 

 

WEB特別画像 他にも美味しかったたこ焼き

茨城県筑西市「納豆ねぎキムチたこ焼き」

 

静岡県浜松市「浜松の山海里(ごちそう)で健康タレ」

 

愛知県豊橋市「彩り夏味青じそトマトソース」

 

兵庫県養父市「山椒ジェノベーゼたこ焼き」

 

備後圏域広島県福山市)「備後ふくやまビンゴソースde 瀬戸内の恵みたっぷりたこ焼き」

 

山口県岩国市「由宇とまとのタコスたこ焼」

 

北九州都市圏域「水巻のでかにんにく ピリ辛味噌ダレ」

 

福岡県柳川市「贅沢!福岡有明のり黒ソース ピリッと柚子こしょう風味」

 

熊本県菊池市「こんなのはじめて!メロンカレーたこやき」

 

鹿児島県南九州市「黒豚ラー油たこ焼き」

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    パーソナリティ
    • 立川晴の輔
      立川晴の輔
      立川晴の輔

      立川晴の輔

      落語立川流 立川志の輔一門
      1972年11月21日兵庫県神戸市生まれ
      東京農業大学農学部卒業

      ◆経歴
      平成 9年(1997) 立川志の輔に入門。志の吉を拝名
      平成15年(2003) 二ツ目に昇進
      平成20年(2008) 東西若手落語家コンペティション グランドチャンピオン
      平成25年(2013) 真打に昇進。志の吉から晴の輔へ改名

      東京八重洲、町田、千葉、川越の独演会をベースに全国各地での落語会、子ども落語会、企業落語講演、結婚式の司会等で活動中。