2016年4月

  • 2016年04月27日

    ウィルチェアーラグビーのタックル

    少し前になりますが、4月13日に日本橋三井ホールで行われた
    「三井不動産スポーツアカデミー for Tokyo 2020」の
    開校式と第1回アカデミーを取材してきました。

    「三井不動産スポーツアカデミー」では、講師に一流アスリートを招待し、
    オリンピック・パラリンピック競技を体験・紹介していくそうです。

    フォトセッション↓C_001.jpg 私が取材した第1回アカデミーでは、中央区立常盤小学校の小学生が、
    オリンピアンの田中理恵さんを講師に迎えての体操教室と
    ウィルチェアラグビー日本代表を講師に迎えての体験会に参加しました。

    B_011.jpg 体操教室は、まず準備体操から。

    B_040.jpg B_046.jpg B_055.jpg 田中理恵さんに直接教えてもらえるなんて羨ましいですよね。



    そして、ウィルチェアーラグビーでは、
    デモンストレーションと子どもたちの体験が行われました。

    ウィルチェアーラグビーは、車いすラグビーとも呼ばれています。

    ☆ウィルチェアラグビー講座 B_109.jpg バスケットボール、ラグビー、アイスホッケーなどの要素を採り入れて生まれた競技で、
    パラリンピックの車いす競技の中で、唯一、
    車いす同士がぶつかり合う激しいボディコンタクト、タックルが認められています。

    コートは、バスケットボールと同じ大きさで、
    ボールはラグビーボールではなく、バレーボールに似た専用のボールを使います。


    ウィルチェアーラグビーの講師は、日本代表の島川慎一選手、

    開会式 島川選手 A_076_b.jpg 池崎大輔選手、

    ↓池崎選手A_107_b.jpg 今井選手。

    開会式今井選手 A_081_b.jpg そして、2004年のアテネパラリンピック日本代表キャプテン、福井正浩選手でした。

    開会式福井選手 A_084_b.jpg デモンストレーションには、
    陸上の朝原宣治さん、バトミントンの池田信太郎さん、体操の田中理恵さん、
    そして、常盤小学校の6年生2人も参加しました。

    ↓ゲストのウィルチェアーラグビー体験 A_119_b.jpg A_137_b.jpg 左右のバランスを揃えないといけないので、
    本当はまっすぐ進むように車いすを操作するだけでも難しいそうなんですが、
    アスリートの皆さんは、すぐに自由自在に扱っていらっしゃいました。

    朝原さんは、「車椅子の操作には、体幹を使う。腹筋背筋を使う。」と仰っていました。

    車いすの操作を一通り教わった後は、
    ウィルチェアーラグビーの華、タックルが披露されました。

    車いすに乗った選手が、遠くからお互い目がけて全速力で走ってきて、全力でぶつかり、
    大きな音とともに、車いすが大きく跳ねます!
    車いすがぶつかる衝撃が大きすぎて、空間がびしっと切られるような印象を受けました。

    タックルの瞬間、田中さんは、悲鳴をあげていらっしゃいましたし、
    間近で見た常盤小の子どもたちの中には、顔を手で覆っている子もいました。

    そんな観客の様子に、ウィルチェアーラグビーの選手の皆さんは、
    「歓声と悲鳴がエネルギー」と、笑っていらっしゃいました。

    詳しく伺うと、タックルの瞬間、ぶつかるのは車いすで、車いすが衝撃をカバーするため、
    大きな音と衝撃が襲ってくるだけで、身体に痛みはないそうです。

    車椅子にシートベルトで身体が固定されているので怖いような印象を受けますが、
    身体が放り出される方が危険なんだとか。

    代表児童のウィルチェアーラグビー体験1 A_133_b.jpg 代表児童のウィルチェアーラグビー体験3 A_143_b.jpg 体験した小学生は、「ちょっと怖かった」「身体は痛くない」と感想を教えてくれました。


    今回、初めてウィルチェアーラグビーのデモンストレーションを見て、
    タックルの荒々しさ、華やかさ、そして衝撃の大きさに吃驚しました。
    試合になると、よりダイナミックで、見応えがありそうです!

    ウィルチェアーラグビー日本代表は、世界ランキング3位。
    リオデジャネイロパラリンピックでメダルも期待されています。
    今度は、ウィルチェアーラグビーの試合も見てみたいなと思っています。
    今から少しずつ勉強して、夏のパラリンピックを応援したいです。


    ちなみに、ニッポン放送で平日のお昼1時42分からお送りしている
    ニッポンチャレンジドアスリートでは、
    今回講師でいらしていた今井友明選手に、昨年インタビューをしています。
    こちらでお聴きいただけます。

  • 2016年04月22日

    「花、香る歌」「ズートピア」

    一足先に試写会で観てきた、
    明日4月23日に公開される映画2本をご紹介します。

    s-DSC_3964.jpg
    まず、韓国映画「花、香る歌」

    韓国の伝統芸能<パンソリ>で、初の女流唱者となった実在の人物がヒロインで、
    映画のストーリーも史実がベースになっています。

    <パンソリ>とは、1人の歌い手が、太鼓の伴奏に合わせて、
    唄と言葉、身振りで物語を語っていく伝統芸能で、
    日本でいうと、浪曲に近いようです。
    私が好きな中国の小説『三国志演義』を題材にしたものもあるそうです。

    映画では、史実の空白を補っていて、ヒロインの生き生きとした姿、
    男性に交じって身体を鍛え芸を磨く様や、秘めた恋が描かれていきます。

    ヒロインは、韓国で「国民の初恋」と呼ばれているアイドル、スジ。
    1年かけて作り上げたというパンソリの歌声には、思わず見入ってしまいました。

    映像も美しいので、ぜひご覧ください。



    そして、ディズニーのアニメーション映画「ズートピア」

    多種多様な動物が共に暮らす大都市「ズートピア」が舞台で、
    主人公は、ウサギの警官のジュディとキツネの詐欺師ニックのコンビ。

    それぞれの動物のサイズに合った駅の造形をはじめ、
    作りこまれた世界全てが可愛らしく、観ているだけで楽しいです。

    動物の動きも研究されていて、それぞれの動物の個性・特徴が良く分かります。

    ただ、可愛らしいだけ、映像が素晴らしいだけの映画ではありません。
    観た後に、身の周りや世界について、色々なことを考えさせる映画です。

    お子さんはもちろん、大人も必ず楽しめると思いますので、
    ゴールデンウィークに、お子さん、お孫さんと映画に行こうと考えている方は、
    ぜひ、候補にしてくださいね。

  • 2016年04月19日

    わたす日本橋

    昨日は、銀座熊本館について書きましたが、
    (今日も銀座熊本館は、入場規制がかかる程の混雑でした)
    先日、「わたす日本橋」というレストランに行ってきました。

    「わたす日本橋」は、コレド日本橋の横の路地に佇んでいます。

    s-DSC_3875.jpg 「わたす日本橋」は、宮城県南三陸町をはじめとする東北の被災地を応援する
    情報発信・交流を目的とした常設拠点で、
    東北の食材を使った料理を堪能できるレストランとイベントスペースがあります。

    東京で東北の復興支援を謳うレストランは、
    2011年の震災直後に比べて減っているようなんですが、
    「わたす日本橋」では、
    ランチでは、気仙沼産のメカジキを使ったメカジキバーガーや、
    女川・南三陸産の海の幸・野菜を使った海鮮丼などが食べられます。

    私がいただいたのは、さくらカキのカキフライ定食です。
    (先月のランチメニューなので、今月はまた変わっています)

    s-DSC_3862.jpg 漢方和牛のハンバーグも美味しそうでした。

    s-DSC_3861.jpg ディナーは日替わりの三陸フルコースや三陸惣菜・東北めしなど。


    レストランのメニューや壁では、生産者の写真や食材へのこだわりが紹介されています。

    s-DSC_3864.jpg s-DSC_3867.jpg メニューで紹介されている三陸の食材のエピソードには、
    「志津川湾の蛸は、アワビを食べて育つ」など驚くようなお話も。

    s-DSC_3871.jpg s-DSC_3872.jpg
    イベントスペースでは、南三陸町立志津川中学校の教室との放課後遠隔授業や、
    映画の上映会などが行われてきたそうです。


    この「わたす日本橋」は、去年オープンしたんですが、
    三井不動産が運営しています。

    個人でボランティアに参加していた三井不動産の社員の方をきっかけに、
    ボランティアの活動場所だった南三陸町を他の社員も訪問、
    「会社として何かできることを」という想いが、数年かけて実った場所なんです。

    生産者と直接繋がっているので、良い食材が手頃な価格で手に入るそうで、
    シェフも現地の食材を生かした料理を作ってくれます。

    温かい気持ちに触れることができますし、何より東北の美味しい食材を堪能できますので、
    ぜひ、お出かけくださいませ。

    「わたす日本橋」について、詳しくはこちらをご覧ください。
    http://www.watasu.net/



    東日本大震災からの復興が完全にならない中、
    熊本でも大きな地震が起こってしまいました。

    自分にできることを考え、少しでも行動していきたいです。

  • 2016年04月18日

    銀座熊本館

    皆さまご存知の通り、熊本、大分など、九州で大きな地震がありました。

    被害の大きさ、ずっと余震が続いていること、
    そして今日も被災地に物資が行き渡っていないことに、胸を痛めています。

    個人的には、父が昔住んでいたこともあり、親しみがある熊本、九州に、
    少しでも早く、安心して眠れる夜が訪れるよう、願っています。


    私は、今日の「土屋礼央 レオなるど」でもお話を伺っていた銀座熊本館に行ってきました。

    s-CIMG4676.jpg 先週末は多くの人でにぎわったそうですし、
    明日以降も、いつも通りの品数は揃わないものの、営業は続けるそうです。

    私が行ってみた先週金曜日は臨時休業、今日は月曜日で定休日でしたが、
    お休みでも、お買い物で立ち寄ったという方々にお話を伺うことができました。

    からし蓮根や河内晩柑、焼酎、色々な味が楽しめるおせんべい、美味しいお醤油など、
    皆さまそれぞれお目当ての熊本の味は違うようで、たくさんの商品名が挙がっていました。


    銀座熊本館にも義援金の募金箱がありますし、
    ニッポン放送でも、熊本地震の募金の受付を始めました。

    ニッポン放送で受付けている募金の方法は3通りです。
    現金書留、銀行振り込み、そしてニッポン放送に直接お持ちいただくこともできます。

    詳しい募金の方法は、こちらのページをご覧くださいませ。

    お寄せいただいた義援金は、
    ニッポン放送が責任をもって、被災された皆様にお届けいたします。

    皆様からのあたたかいご協力を、どうぞよろしくお願いします。

  • 2016年04月14日

    羽田でエッグベネディクト

    先日、羽田空港第2旅客ターミナルの地下1階にあるお店「eggcellentBITES」に行ってきました。

    昨年オープンした新しいお店で、メルセデスベンツがプロデュースしています。

    s-CIMG4473.jpg s-CIMG4470.jpg マークをかたどったグッズも充実しています。

    s-CIMG4472.jpg
    いただいたのは、羽田空港限定の「カリーブルスト エッグベネディクト プレート」。

    s-CIMG4460.jpg ドイツ名物カリーブルスト(カレー味のソーセージ)に
    酸っぱすぎないザワークラウト添えられたエッグベネディクトです。

    ザワークラウトのほのかな酸味とカリーブルストの控えめな味が合うんです。

    半熟卵を割ると、トロトロの黄身とオランデーズソースが絡んで
    さらに美味しくなります。

    付け合わせのポテトもほくほくで、気分が上向く一皿でした!


    3月から、羽田空港限定で、エッグタルトの販売も始まっています。
    既に人気の、ミルクレープやプレミアムロールケーキなどに加えて、
    羽田空港限定品が増えたので、手土産の選択肢が広がりますね。



    ところで、羽田空港第2旅客ターミナルと言えば、
    前回のブログでご紹介した「羽田エクセルホテル東急」。

    実は、羽田エクセルホテル東急のFacebookで、この記事を取り上げてもらいました!

    羽田エクセルホテル東急のFacebookページには、
    現在カフェ&ダイニング「フライヤーズテーブル」で実施中の愛媛宇和島フェアから、
    宇和島にちなんだ記事もたくさんアップされています。
    宇和島城の桜の写真も素敵なので、ぜひご覧ください。

プロフィール

箱崎みどり

東京都生まれ。2011年ニッポン放送入社。 東京大学大学院修士課程修了(修士論文のテーマは「日中戦争期における「三国志」ブーム」) 趣味は、読書、プロ野球観戦、お笑いを見ること。特技は遠泳。


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