昨日、お台場の東京ビッグサイトで行われている2年に1度のイベント、
「HVAC&R JAPAN(ヒーバック・アンド・アール・ジャパン) 2016」の三菱電機ブースを見てきました。
今朝の
「高嶋ひでたけのあさラジ!」でも高嶋さんからのレポートがありましたが、
「HVAC&R JAPAN 2016」は、冷凍・空調・暖房機器やシステムの展示会です。
2年前に行った時の記事は、
「あさラジ!」のホームページに載っています。
今回の三菱電機のブースのテーマは、
『冷熱ミライ図 最新機器から制御まで。三菱電機が描く冷熱の未来。』
東2ホールに入ってすぐ左手に広いブースが広がっています。
まず、お馴染みのルームエアコン、霧ヶ峰。
「霧ヶ峰 FZシリーズ」は、「ムーブアイ極」で部屋にいる人の体感温度を感知、
世界で初めて搭載された「パーソナルツインフロー」によって、その人に合った最適な風を送ります。

例えば、冷え性の方は手足の温度が低いので、その人に重点的に温風を送り、温めます。
写真だと分かりにくいんですが、足元の風車の回り方が、人によって全く違うんです。
前回もその実力に驚いた「ムーブアイ極」という赤外線センサーは、従来モデルの4倍の性能に。
そして、新しく搭載された「パーソナルツインフロー」は、
エアコンの中にファンが2つ入っているもので、左右独立で駆動します。

従来は、写真の上のもののように、筒状の長いファン1つで風を送りだしていたんですが、
モーターの小型化などの技術の進歩で、
写真の下のもののように、2つのファンを別々に動かすことができるようになりました。
センサーと併せ、より効率的に風を送ることができるんです。
そして、「あさラジ!」の中で「人に見せたくなるようなエアコン」というコメントもありましたが、
インテリアとの調和を目指した「霧ヶ峰 FLシリーズ」も展示されていました。
カラーは2色。
ボルドーレッドという赤いタイプのエアコンが、会場で輝いて見えました。

リモコンも、こだわりのフォルムです。

白を基調とした上品な「パウダースノウ」は、
どんなお部屋も一段上のオシャレなお部屋にしてくれそうです。
寒いところに住んでいる方には、スバ暖。
ブースでは、そのパワーを体験できます。

室外機が置いてあるガラスの向こうに手を入れることができるんですが、
ガラスの手前側との温度差に驚かされます。
寒冷地でも、驚異のパワーでお部屋を暖めることができるんですね。
そして、こちらは、ビルの屋上などでよく見る、空冷ヒートポンプチラー。
大規模施設などにある業務用大型空調機器にとって、ルームエアコンの室外機にあたる部分です。

中には大量の水が循環していて、その水を冷やしたり温めたりして室内に送り届け、
冷暖房の効果を発揮します。
三菱電機の空冷ヒートポンプチラー「DT-R」は、
従来のモデルの「30、40、50馬力」に加え、同じ大きさで「60馬力」もラインナップ。
同じパワーなら、設置面積もエアコン全部の重さも、削減することができるんです。
省エネ、省スペース、さらに工期が短縮でできる省施工性も実現しています。
未来のような、でも今実現している凄い技術を目の当たりにできる「HVAC&R JAPAN2016」は、
今週金曜日(2月26日)まで、お台場の東京ビッグサイトで毎日開かれています。
時間は、朝10時から、夕方17時まで、
最終日の金曜日は、夕方16時までです。
事前に登録すれば、入場は無料ですので、
ホームページをご覧の上、ぜひお出かけくださいませ。
三菱電機ブースでは、アンケートに答えると、オリジナルグッズがもらえますよ!