「高嶋ひでたけのあさラジ!」。
先週金曜日の「あさイチ知りたい調査隊」では、
鳥のいるカフェ、鳥カフェについてご紹介しました。
鳥カフェレポート1軒目、
今日は、吉祥寺にある鷹匠茶屋について書きます。
放送後、メールを頂戴しまして、
鷹匠は、「たかじょう」と読むのですよ、と教えていただきました。
メールをくださった方、教えていただき、ありがとうございました。
鷹匠が経営する鷹匠茶屋は、
井の頭公園の中にある、三鷹の森ジブリ美術館のすぐ近くにあります。
お店の外からでも、店内にいるハリスホークの鋭い目線を感じられます。
お店の中は、お客さんが座る席と、鷹たちがいる係留室に分かれています。
お客さんは、座ってお茶を飲みながら、係留室にいる鷹たちを眺められるんです。
お店に来たお客さんはみな、鳥を眺められる特等席に座れますが、
お値段は、普通のカフェと変わらず、席料などはかかりませんでした。
この鷹匠茶屋では、お店にいる猛禽類を触ることができないので、
自分たちのお部屋、係留室にいる鷹たちはとてもリラックスしていました。
フクロウが居眠りしていたり、伸びをしたり、
ハヤブサが羽を広げたり。
ハリスホークは、ずっと外の様子を観察していました。
羽を広げると格好良い!
中でも、ひなのフクロウの動きがとてもかわいかったです。
首をかしげたり、ぐるぐる首を回したり、動き続けて、落ち着かないんです。
鷹匠の方に伺ったところ、
ものをよく見たいから、首をぐるぐる回しているんだそうです。
好奇心おうせいな、ひなフクロウです。
自由に過ごす鷹たちは、いくら見ていても見飽きません。
土日には、遠方から鷹を連れた飼い主たちが集まってくるんだそうです。
国内各地はもちろん、海外からも、
鷹匠に自分の鷹自慢をしに、お客さんが来るそうです。
土日に3人以上で来る場合は、予約した方が確実で、
混んでいる時は、1時間交代になります。
逆に、平日はゆっくり鷹を眺めながらお茶ができるので、おすすめです。
猛禽類を飼いたくなってしまった場合、
鷹匠が、鷹を売ってくれ、飼い方を教えてくれます。
えさのうずらも扱っているので、心配いりません。
夏前の今が、1年に1度、猛禽類の雛が産まれるシーズンなんだそうです。
三鷹の森ジブリ美術館入館前後の時間調整で来る人も多いそうなので、
吉祥寺、三鷹、井の頭公園にいらした時には、
ぜひ鷹たちも眺めてみてください。
私も、見ているだけであんなに楽しいとは思わなかったのですが、
鳥が好きだという自分の一面を発見できた気がします。
近くでご覧になったことがないという方は、
鳥が苦手でなければ、ぜひ鳥カフェを体験してみてください。