• 2023年09月30日

    秋からの新番組

    今シーズンも、「ニッポン放送 ショウアップナイター」をお聴きいただき、
    ありがとうございました!

    今日の放送が、シーズン最後になりますが、
    セ・リーグ クライマックスシリーズや、日本シリーズと、
    プロ野球中継は続きますので、ぜひ引き続き、お聴きくださいませ。


    10月から、新しい番組が始まりますが、
    私が担当するものをお知らせします!

    まず、10月3日(火)から始まる新番組
    「水江建太のギュギュっと10minutes!」のお手伝い。

    パーソナリティは、俳優の水江建太さん。
    ハッシュタグは、#ぎゅぎゅてん です。

    毎週火曜21時20分からです。


    さらに、10月からは、毎週金曜日15時30分からの
    「うどうのらじお」の中継コーナーを担当します。

    金曜日の中継「街かどステーション・噂を求めてどこまでも」をレギュラーで担当するのは、
    新人時代の「ごごばん!」以来。
    初心を忘れず、頑張ります!


    そして、私の出演は不定期ですが、
    毎週火曜日~金曜日夕方5時30分からお送りする新番組「伊集院光のタネ」!

    伊集院光のタネバナー.jpg 10月3日(火)の初回生放送と、4日(水)のパートナーを担当します。

    タネ(メールテーマ)は、すでに番組ホームページに掲載されています。
    https://www.1242.com/ij/

    ぜひ、ij@1242.com まで、メールをお寄せください!


    そのほか、現在木曜日に担当している「ナイツ ザ・ラジオショー」(月~木 お昼1時から)の
    ラジオリビングを、水曜日も担当することになったり、
    ニッポン放送のタイムテーブルを作ったりもしています。


    また、テレビドラマ『パリピ孔明』の三国志解説記事の連載も始まりましたので、
    こちらも、よろしければぜひお読みください。


    秋からのニッポン放送も、どうぞよろしくお願いいたします!


  • 2023年09月30日

    芸術の秋におすすめの展覧会

    まだまだ暑い日が続きますが、明日から10月!
    芸術の秋のお出かけにおすすめの展覧会を3つ、ご紹介します。


    ひとつめは、東京都美術館で12月10日まで開催中の「永遠の都ローマ展」です。

    ローマの歴史は2000年を超え、古代ローマ帝国の時代から豊かな文化を育んできました。

    DSC_5397.JPG 展覧会では、世界で最も古い美術館のひとつ、
    カピトリーノ美術館のコレクションをまとめて紹介し、
    ローマの栄光の歴史をたどります。

    カピトリーノ美術館のコレクションがまとめて紹介されるのは、日本で初めてだそうです!

    中でも、この展覧会の目玉、古代ヴィーナス像の傑作である「カピトリーノのヴィーナス」は、
    1752年にカピトリーノ美術館に収蔵されてから、美術館の外に出るのは3度目とのこと!
    もちろん、日本に来るのも初めてです。
    非常に貴重なこの機会をお見逃しなく!

    PSX_20230916_161831.jpg 《カピトリーノのヴィーナス》2世紀 大理石 カピトリーノ美術館蔵

    そのほか、ローマ建国の歴史を伝えるカピトリーノの牝狼の複製や、

    DSC_5385~2.JPG 《カピトリーノの牝狼(複製)》20世紀(原作は前5世紀)ローマ市庁舎蔵

    コンスタンティヌス帝の巨像の一部原寸大複製など、迫力満点!

    PSX_20230916_161204.jpg 《コンスタンティヌス帝の巨像の頭部(複製)》1930年代(原作は330-37年)ローマ文明博物館蔵

    頭部だけでこの大きさです!

    特集展示「カピトリーノ美術館と日本」では、
    天正遣欧少年使節団から始まる歴史も紹介されています。

    東京にいながら、貴重な古代彫刻を中心に、ローマの歴史に浸れる「永遠の都ローマ展」。
    ぜひお出かけください。



    そして、ふたつめ。「永遠の都ローマ展」の出口を出ると、左手に別世界への扉が覗いています。
    「うえののそこから「はじまり、はじまり」荒木珠奈展」です。

    DSC_5411~2.jpg 荒木珠奈さんは、東京出身の作家で、メキシコに留学、
    現在の拠点はニューヨークに置いているそうです。

    そんな荒木さんが作り出す、不思議で少し怖くて面白くてうっとりする世界。

    DSC_5438.jpg 全編写真撮影可能なので、お気に入りをじっくり撮って、

    DSC_5439.jpg
    スマフォに収めて持ち帰ることもできます。


    そして、楽しいのが、参加型展示!
    団地をモチーフにした「うち」という作品は、来場者が、鍵がかかった小さな箱を開けます。

    扉を開けると、中の様子を観ることができ、明かりが漏れて、広がっていく。
    どんどん「うち」の明かりが増えていく仕掛けです。

    DSC_5427.jpg 座ってくつろげる作品や、大型インスタレーションの中に入ることもでき、
    非日常を全身で体感できます。

    DSC_5414.jpg 10/9(月祝)までと、会期が残り僅かですので、お早めに。



    そして、最後にご紹介するのは、俗世を離れた理想の世界。
    六本木の泉屋博古館東京で開催中の「楽しい隠遁生活 ―文人たちのマインドフルネス」です。


    中国の士大夫、そして日本の文人が憧れた隠遁生活。
    山水画・風景画だけでなく、彼らが愛した書斎を飾る文房具なども併せて展示。

    DSC_5297.JPG お酒はいつの時代も、楽しめる人と、周りを困らせてしまう人とがいるようです。

    私が好きな、三国志の天才軍師・諸葛孔明は、
    こうした中では珍しく、憧れの"楽しい隠遁生活"を捨てて、乱世に身を投じたことも分かります。

    さらには、隠遁の方法や、近隣の隠逸スポットも紹介されているので、秋の空気の中、リフレッシュできること請け合いです。

    楽しい隠遁生活は、10月15日(日)までです。

  • 2023年08月22日

    わんこそば100杯

    蕎麦が好きな娘が、わんこそばが食べたいと言い続けていたので、
    夏休みに岩手に行ってきました。

    「サンドウィッチマン ザ・ラジオショー サタデー」でニュースを読んでいるご縁もあり、
    サンドウィッチマンのお二人にも、おすすめの場所を伺って、2泊3日で回りました。


    東京駅から息子が大好きな東北新幹線はやぶさに乗って、一ノ関駅へ。

    PSX_20230817_161324.jpg

    厳美渓で、お団子が滑り降りてくる、かっこうだんごをいただきました。

    PSX_20230822_212533.jpg
    その後、盛岡で、岩手銀行赤レンガ館と盛岡城を見学。

    PSX_20230821_173320.jpg

    PSX_20230821_172807.jpg
    辰野金吾が設計した岩手銀行赤レンガ館は、細かい意匠も見応えがあり、

    PSX_20230821_173145.jpg
    バラもきれいに咲いていました。

    PSX_20230821_172543.jpg


    そして、お待ちかねのわんこそば!

    IMG_20230731_174115_339.jpg サンドウィッチマンのお二人から「100杯いけますよ!」と言われていたのですが、
    成人男性の平均が50杯ほどと聞き、難しいだろうと思っていました。
    (かっこうだんごも食べましたし...)

    わんこそばを注文をすると、机の上に、たくさんの薬味が並びます。
    前掛けをつけ、食べ終わる時のふたの閉め方など、説明を受けて食べ始めてみると、
    するする食べれば食べるほど、美味しいお蕎麦がどんどんお椀の中に。

    薬味で味を変えたり、少しペースを落としたりしながらいただいていると、
    いつの間にか100杯が近付き、少し頑張って達成できました。

    ずっと楽しみにしていた娘も、美味しく食べ続け、
    まだ余裕がある中、57杯で終わらせました。

    私は、わんこそばを食べるのは、小学生以来だったのですが、
    最近話題の"体験"型の郷土料理であることを実感しました。

    機会があれば、美味しく楽しいわんこそばを、ぜひ召し上がってみてください。


    1日目は、奥中山高原に泊まり、夕ご飯の後、一戸町観光天文台へ。
    (夕ご飯では、奥中山高原牛の陶板焼きを美味しくいただきました!)

    学校で、6等星まで肉眼で見えると習ったものの、見えたことがなかったのですが、
    空いっぱいの星を、初めて見ることができました。

    曇っていたのですが、大きな望遠鏡で、アルデバランが、
    肉眼で、北斗七星が7つ、はっきり見えました。
    夏の大三角の輝き、天の川が無数の星の集まりであること、すべてに感激しました。

    写真はあまりきれいに撮れなかったのですが、北斗七星です。

    1690852510495.jpg

    2日目以降の話は、次の記事に書きますね。

  • 2023年07月29日

    中延商店街に行ってきました!

    今週木曜日の「垣花正 あなたとハッピー!」の中継は、
    東京都品川区の中延商店街からお送りしました。

    1690614840821.jpg ......ブログの書き出しを、
    10年前に「あなたとハッピー!」の中継をお送りしていた時と同じように始めてみました。


    ということで、久し振りにお送りした中継企画
    「ニッポン放送 商店街の魅力届け隊!」、いかがでしたでしょうか。

    明日の「サンデーヒットパラダイス」の中でも中継がありますので、ぜひお聴きください。


    私がお邪魔した中延商店街は、戸越銀座商店街のお隣にあり、
    東急池上線の荏原中延駅と、東急大井町線・都営浅草線の中延駅を結ぶ
    全長330m、歩いて約10分ほどの商店街です。

    PSX_20230729_161454.jpg
    アーケードなので、暑い日も雨の日も、お買い物がしやすいですし、
    老舗と新しいお店が混在しているので、歩いていて、とても楽しい商店街です。

    PSX_20230727_150607.jpg

    中継では、お店でニッポン放送を流してくださっていた、
    清水屋金物店の三代目、浅海ひろゆきさん、

    DSC_4945.JPG そして、お隣にある料理道具の店・九雲のオーナー、小宮山良さんにお話を伺いました。

    DSC_4946.JPG
    お二人とも、「ショウアップナイター」を楽しみに聴いてくださっているそうで、
    スタジオ担当アナウンサーとしても、とても嬉しかったです。

    放送が終わった後に伺ったのですが、
    浅海ひろゆきさんのお孫さんが、運転中に「あなたとハッピー!」を聴いてくださっていて、
    おじいちゃんの声が聞こえたので驚いたんだとか。

    ご家族で聴いてくださっているのが、本当にありがたいです。


    料理道具の店・九雲には、テストキッチンがあって、
    商品を使って、自分で料理をし、試食をして、納得した上でお買い物ができます。

    PSX_20230727_150859.jpg お店の人ではなく、お客さんがご自身で料理をするのがポイントだそうです。

    確かに「フライパンが変わると、私にもこんなに美味しく作れるんだ!」と、
    感動し、私も鉄のフライパンを買うことにしました。

    それから、料理が楽しくて!

    お店では、小松菜を炒めたのですが、
    エリンギを焼いたり、目玉焼きを作ったり、生姜焼きを作ったりしています。

    DSC_4956.JPG こだわりの料理道具の力を体感できる料理道具の店・九雲で、
    ぜひ、あなたもお料理の腕を上げてみてください。


    朝早くからオープンしている美味しそうなパン屋さん、
    土用の丑の日のポスターが目立つ駅前の鰻屋さん、
    商店街の昔を知る、写真館・スズキスタジオのご主人など、
    ご紹介したい人やお店がまだまだあったのですが、
    それは、また次回、伺ったときに!


    元気で魅力あふれる商店街に、ぜひお出かけください!

    radikoのタイムフリーで、こちらからお聴きください。


    そして、今日は、体調不良の垣花アナウンサーに代わり、
    1700回を迎えた「アッコのいいかげんに1000回」をお手伝いしました。

    こちらも、聴いていただけたら嬉しいです。

  • 2023年07月11日

    魅力溢れる甲斐荘楠音の全貌

    東京ステーションギャラリーで開催中の 「甲斐荘楠音の全貌」を観てきました。

    甲斐荘楠音は、大正期から活躍した日本画家であり、
    戦後は、映画界で数々の作品を手掛けた人物です。


    1997年に初めての回顧展が行われて以来の回顧展。
    2021年に東京国立近代美術館で行われた「あやしい絵展」で
    甲斐荘楠音への注目が高まる中での開催です!

    01_haru.jpg 《春》1929年、メトロポリタン美術館、ニューヨーク
    Purchase, Brooke Russell Astor Bequest and Mary Livingston Griggs and Mary Griggs Burke Foundation Fund, 2019 / 2019.366


    前回、回顧展が行われたときは、
    甲斐荘の日本画家としての展覧会になったそうです。

    映画界でも大きな活躍をしたことが分かっていても、
    簡単にしか紹介できなかったとのこと。

    当時は、データベースなどもなく、
    映画などの資料を渉猟するのが難しかったそうです。

    1997年を思い返すと納得ですが、
    インターネットやデータベースの発展が、
    美術に関する研究の進展や、展覧会の充実にも繋がっているんですね。

    PSX_20230704_202600.jpg

    今回の展覧会は、企画が進む中で、
    ご親族から、甲斐荘が世に出たきっかけになった「横櫛」を含め、
    大量の作品の寄贈があったこと、

    PSX_20230704_203528.jpg また、東映から甲斐荘が手がけた衣裳が出てきたこともあって、
    まさしく全貌というにふさわしい展覧会になったそうです。

    いろいろなタイミングが重なった奇跡の展覧会。

    一人の人物が、興味と情熱を絵、そして映画に注いでいく様を、じっくり追える空間です。

    PSX_20230704_202431.jpg ご家族からの資料も大量で、
    作品の下絵やスケッチなどを並べて観ることができます。

    PSX_20230704_202123.jpg 完成した作品では、髪型が変わっています!

    PSX_20230704_202326.jpg

    梅蘭芳の絵葉書や、スクラップブックなどは、
    画家の手によるデータベース。

    PSX_20230708_143213.jpg これも、インターネットのない時代に、力を発揮したそうです。


    そして、圧巻なのが、2018年に発掘された、甲斐荘楠音が携わった映画の衣裳の数々。
    現在、およそ250作に携わったことが分かっています。

    l0dpxf.jpg
    昭和33年に、観客動員数は11億人を超えたそうで、
    そんな映画黄金期時代劇の衣裳は、
    前半は時代劇東映の甲斐荘、
    後半は、日活の森英恵という傑出した才能によって彩られていたんだとか。

    PSX_20230704_203038.jpg 雨月物語では、アカデミー賞にノミネートもされています。

    PSX_20230704_202843.jpg
    まさに甲斐荘楠音の全貌、多彩な仕事ぶりをじっくり味わえる
    「甲斐荘楠音の全貌」は、
    東京ステーションギャラリーで、8月27日(日)まで開催中です。

    02_nijinokakehashi.jpg 《虹のかけ橋(七妍)》1915-76年、京都国立近代美術館


    ※写真は、主催者の許可を得て掲載しています。

プロフィール

箱崎みどり

東京都生まれ。2011年ニッポン放送入社。 東京大学大学院修士課程修了(修士論文のテーマは「日中戦争期における「三国志」ブーム」) 趣味は、読書、プロ野球観戦、お笑いを見ること。特技は遠泳。


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