「高嶋ひでたけのあさラジ!」の年内の放送は今日までで、
来年は、1月2日に産経新聞論説委員の「山本秀也さんのあさラジ!」、
高嶋さんの「あさラジ!」は、1月5日、月曜日からです。
今年もお聞きいただいた皆さま、ありがとうございました。
2015年も、引き続き、よろしくお願いいたします!
年末年始の番組の中で、私は、年明け1月2日夕方5時30分からの
「柳田理科雄のオモシロ空想科学 新春スペシャル」をお手伝いしています。
『空想科学読本』シリーズでもおなじみの柳田主任が、
2014年に流行ったもの、妖怪ウォッチ、壁ドン、
そして、日本エレキテル連合などを、
実際の科学に当てはめて考えてみるとどうなるのか、分析してくださいます!
2014年にネットで話題になったあの子たちについても、
開発した方にお話を伺います。
「科学」と聞いても嫌わずに、ゆったりとお聞きいただけると嬉しいです。
さて、遅くなりましたが、先日の
「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」でご報告した、
アナウンサーレポートの内容について簡単にご紹介します。
まず、東京ディズニーリゾートのバリアフリー対応について。
事前に目の不自由な方がパークの中を把握するための、
インフォメーションCDと触地図ガイドブックがあります。
パークでも、アトラクションに乗る前には、
スケールモデルでアトラクションの形状を確認できます。
キャラクターの形も、スケールモデルで触って分かることができます。
パークの中にも触地図があります。
放送では、目の不自由な方向けのものに限ってご紹介しましたが、
聴こえない方、車いすの方、お子さん連れのご家族など、
皆さんが、パークを楽しめるような工夫が細かく用意されています。
ハード面、そして、キャストの方の対応などのソフト面、全てを通じ、
平等・公平に楽しめるように、という理念が徹底されていると感じました。
そして、目の不自由な方が映画や写真をどのように楽しんでいるかについてもご報告しました。
目の不自由な方がどのように写真を撮っているのか教えてくださったのは、
カメラマンの尾崎大輔さん。
尾崎さんの写真教室にいらっしゃる目の不自由な方は、
ガイドの方の声や周りの音、光などを感じながら撮影をされます。
自分で撮った写真を確認できるのが、立体コピー。
写真を白黒にして、立体コピー機にかけると、
黒いところが浮き上がります。
ミュージックソンの当日は、尾崎さんにご協力いただいて、
皆さんが撮った写真と立体コピーを1階に展示しました。
立体コピー機、そして、オートフォーカスなど、カメラの進歩も、
目の不自由な方々が写真を撮りやすい環境を作ってくれているそうです。
尾崎さんの写真教室については、
「尾崎大輔さんのブログ」でご確認くださいませ。
そして、映画。
「バリアフリー映画鑑賞推進団体シティ・ライツ」と、
「ヨコハマらいぶシネマ」の皆さまが運営している
音声ガイド付き映画上映会を取材しました。
場面や背景、登場人物の表情などを補う音声ガイド。
目の不自由な方はもちろん、映画の画面と併せて観ても、
「このシーンには、こういう取り方があるんだ」
「この情景をこういう風に説明するんだ」など、
新しい発見がありました。
「バリアフリー映画鑑賞推進団体シティ・ライツ」、
「ヨコハマらいぶシネマ」ともに、
定期的に上映会を開いています。
目の不自由な方はもちろん、それ以外の方も、
ぜひ、音声ガイド付き上映会で、
皆で一緒に映画を楽しんでみてはいかがでしょうか。
取材を通して、写真撮影も、映画鑑賞会も、
「写真が好き!」「映画が好き!」という、
多くの方の熱意に支えられた活動なのだと感じました。
どの活動も楽しかったので、私もまた参加したいと思っています!