交通事故による悲しいニュースが連日のように報じられています。
特に、池袋の事故は、亡くなった女性とお子さんは、私と娘とほぼ同世代、
また、大津の園児が亡くなった事故も、娘と同じ年齢のお子さんが犠牲になり、
続報を耳にする度に、胸が詰まって苦しくなります。
娘が通っている保育園は、園庭がなく、
お天気の良い日は、先生方が毎日お散歩に連れて行ってくれます。
家族で過ごす日には、なかなか歩いていけない遠い公園まで、
先生とお友達と手を繋ぐと、頑張って歩けるそうで、
たくさんの子どもたちを引率してくださる先生方に日々感謝しています。
私は運動が苦手な子どもでしたが、
娘が活発で、遊んだり踊ったりするのが大好きなのも、
保育園での、お散歩をはじめ先生方のご指導のお蔭だと感じています。
以前のように、園庭のある保育園ばかりではありませんが、
そうした中で、どこの公園でどんな遊びをしようか、
日々工夫しながら子どもたちの相手をしてくださっている、
先生方のご苦労が少しでも伝わって欲しいと思っています。
さて、同じ記事に並べて書いてしまいますが、
以前、「あさぼらけ」でお話しして、リスナーの皆さまにご心配いただいた、
私の80代の祖父の免許返納の件。
「一度返したら、また取るのが大変だ」と言い、
運転に自信を持ち運転が好きだった祖父も、
昨年、免許を返納しました。
周囲に相談しないまま、新車の購入を進めていたことが分かり、
家族で集まり、車を手放すよう説得しました。
ネット上には、孫が言うと聞いてくれるという記事もありますが、
祖父の場合、いつも口うるさい私よりも、
普段口数の多くない、祖父にとっては婿である、
父や叔父からの冷静な言葉が効いたようでした。
入院していた祖母のお見舞いに、毎日車を運転していた祖父ですが、
車を手放してから、タクシーを使ってもらうように。
車を運転しなくなってからしばらくして、
別の用事で、祖父と警察署の近くを通った際、
ついでだからと寄ってみて、急遽、免許を返納してもらいました。
急だったので、手放すことへの感慨をもっと汲み取ってあげられれば、という反省もありますが、
細かなキズが増えていた車体を思い起こすと、正直、安堵の気持ちが大きいです。
頑なだった祖父も、運転から離れた生活を送る中で、
返納しても良いかな、という気持ちになってくれたのではないかと思います。
以前、ブログにも書いたように、
人それぞれ、返納できないご事情などもおありかと思いますが、
ご本人や周りの方が、少しでも不安を感じたら、
免許返納を前向きに検討してはいかがでしょうか。
免許返納と、その後交付される運転経歴証明書は、
それまでの運転歴や運転技術を否定するものではなく、
誇るためにあるものだと思います。
免許返納で悩んでいる方に、
少し時間を置いてみた、祖父のケースが少しでも参考になれば幸いです。
ところで、明日23日朝8時からの
「垣花正 あなたとハッピー!」をお手伝いします。
私事ですが、産休前最後の出勤日。
夕方4時からの
「草野満代 夕暮れWONDER4」と併せて、ぜひお聴きくださいませ。