2017年7月

  • 2017年07月13日

    VRで気軽に旅へ出かけよう

    6月30日に東京ビッグサイトで行われた、コンテンツ東京に行ってきました。
    Twitterなどで予告していたものの、
    ブログの更新が遅くなってしまってすみません。


    コンテンツ東京は、エンターテインメントやクリエイター、
    キャラクターや先端テクノロジーなどが集まる、
    コンテンツビジネスの国際総合展です。

    広い会場の中、私の目的は、VR(バーチャルリアリティ)。

    以前、ラジオパークで、
    VRによる160㎞/hのバッティング・キャッチング体験をしましたが、
    同じくAOI Pro.の新しいVRを体験してきました。

    その名も、
    「WONDERFUL WORLD - VR Private Tour」。

    ヘッドマウントディスプレイをつけ、手を握ると、
    VRでまだ見たことがない場所へ連れていってもらえます。

    s-DSC_2390.jpg 私が見ているのは、1人の美女と自然豊かな森の景色。
    誘われるまま、周りを見回しながら、一緒に歩き始めます。

    映像を見、音を聞き、そして歩きながら体験するので、
    どんどんVRの世界に没入していきます。

    s-DSC_2401.jpg 実は、コンテンツ東京は、前年の3倍の人出。
    体験が始まったばかりの時は、ヘッドフォンをしていても、
    周りのにぎやかな音が気になっていました。
    それが、いつしか気にならなくなり、
    ツアーが終わった後、画面が消えて「あれ?」と思い、
    器具を外して「ここはどこだったっけ」「あ、帰ってきたんだ」と感じる程でした。

    さらに、私は森を観ているから脳が錯覚を起こしたのかと思ったんですが、
    このツアーでは、実際に、ヘッドマウントディスプレイから景色に合わせた香りも出ています。

    視覚、聴覚、触覚、嗅覚と、自分の感覚が全てVRとリンクし、
    美しい映像が現実のように感じられました。


    この「WONDERFUL WORLD - VR Private Tour」で、
    旅行が難しい方に旅行気分を味わってもらえたり、
    逆に、人が行くのが難しい場所も体験できます。

    旅行会社や観光協会のPRにもぴったりですし、
    また、「この先にあるものを観たい」と歩く意欲が湧くので、
    単調になりがちなリハビリなどにも応用できるかもしれないとのこと。

    一般化したら、様々なところで活用できますね。



    開発した会社の方にお話を伺った中で印象的だったのが、
    「不可能を可能にする」
    「いきなりクライマックスを体験できる」
    というフレーズ。

    VRを使えば、何年も野球を続けてやっと立てる、
    160㎞/hが飛んでくるバッターボックスにすぐ立てたり、
    時間とお金をかけて出かけて初めて見られる景色を眺めたりできます。

    確かに、私が以前行ってきたマチュピチュは、行くのがとても大変でした。
    日本を出発して、帰ってくるまで、飛行機に乗っていた時間が約50時間、
    ペルー国内でも飛行機、列車、バスと乗り継いでやっとマチュピチュに辿り着きました。

    DSC_0244.jpg それも、高山病対策をしながらでしたから、
    いきなり眼前にマチュピチュの光景が広がるのは、とても魅力的です。

    DSC_0336.jpg 遠い夢でしかなかった体験をリアルに味わうことができるなんて、
    21世紀に生きているんだと感じます。

    詳しくは、AOI Pro.のこちらのページをご覧ください。
    https://www.aoivr.jp/wonderfulworld/

    機会があったら、ぜひ体験してみてください。
    別世界に連れて行ってもらえますよ!
  • 2017年07月08日

    横浜アンパンマンこどもミュージアム&モール

    今日の「八木亜希子 LOVE&MELODY」の中継コーナーでは、
    「横浜アンパンマンこどもミュージアム&モール」に行ってきました。

    s-PSX_20170708_132713.jpg 朝から大行列ができていて、
    オープンと同時にたくさんの子どもたちが元気な声をあげながら走ってきました。

    s-PSX_20170708_132917.jpg さらに、7月14日からは、10周年を記念して、巨大なバイキンメカ、だだんだんが現れたり、
    夏祭りが行われたりするそうです。

    ミュージアム内は、小さなお子さん目線で楽しめる工夫が随所にあって、
    大きくなってしまった私は、体をかがめながら楽しんできました。

    s-PSX_20170708_132808.jpg 気になるどんぶりまんトリオに、

    s-PSX_20170708_133627.jpg かびるんるんのお喋りも。

    エレベーターの中でも、アンパンマンの声が聞こえ、
    毎日いろいろなイベントが行われています。

    併設のモールも、アンパンマンづくしで、アンパンマンの世界が広がっています!
    ぜひ、小さなお子さんを連れて行って、めいっぱい遊んであげてくださいね。


    そして、午後の「スイスイサタデー 〜カロ・ソリーゾ!」は、国道246号線特集!
    これから出かけてきます。

    詳しくは、「スイスイ」のホームページをご覧ください。

  • 2017年07月07日

    「W3」「ライフ」「カーズ」

    話題の舞台と、一足先に試写会で観てきた映画2本をご紹介します。
    どれも、その瞬間の決断が物語を大きく動かしていくお話です。


    まず、「Amazing Performance W3」

    s-PSX_20170707_161713.jpg 手塚治虫さんの名作「W3」が、
    言葉を使わないノンバーバルの舞台になりました。

    出演している上柳昌彦アナウンサーが「W3」について書いたブログはこちらです。

    s-PSX_20170707_164113.jpg 「3分に一度 あなたの常識は 塗り替えられる。」という
    キャッチコピーがついているのですが、
    確かに、これまでの常識にはなかったものが次々と舞台上に展開していきます。

    観始めると何が起こっているのかだんだん分かってきて、
    W3の可愛らしさ、細かいところまでこだわった演出に夢中になり、
    俳優の皆さまの緻密な動きに圧倒されました。

    宇宙初公演は、DDD青山クロスシアターで、あさって9日まで。
    さらに、11月からロングラン公演が予定されています。

    未知の体験があなたを待っています。
    ぜひ、新鮮な気持ちでご覧いただきたいです!



    続いて、明日7月8日に公開されるSF映画「ライフ」

    映画の舞台は、国際宇宙ステーションISS。

    火星の土から未知の生命体が発見され、
    米英日露6名の宇宙飛行士が、ISS内で実験を重ねます。

    地球外の生命体の発見は、世紀の大発見として地球でも大歓迎ムード。
    しかし、その生命体が成長して事態は一変していく、というお話です。

    ちなみに、日本人宇宙飛行士を演じるのは、真田広之さんです。

    国際宇宙ステーションISSの中が描かれるので、
    真田さんを含めた宇宙飛行士6人は、ずっと浮いたまま。

    本当に無重力空間で撮られたような真に迫った映像、
    さらに、徹底的なリサーチの下作り上げられた生命体の造形もリアルで、
    それだけにストーリーの怖さがより際立ちます。

    こうなるだろうと思った展開が裏切られ続け、
    一瞬たりとも目を離せませんでした。

    「最強SFホラー」と銘打たれていますが、
    ホラーはちょっと苦手、という私でもとても楽しめたので、
    SFが好きな方は、ぜひ映画館へお出かけください!



    そして、来週7月15日公開されるディズニーのアニメーション映画
    「カーズ クロスロード」

    天才レーサー、赤いボディのマックィーンの活躍を描くシリーズの最新作です。

    今作では、キャリアを重ねてベテランとなったマックィーンが、
    若手レーサーの台頭を受けて、世代交代の波に直面します。

    実は、私は「カーズ」を観るのは初めて。
    それでも、マックィーンと一緒に笑ったり泣いたり、
    物語に入り込んでしまいました。

    車が動く世界を舞台にしたアニメーション映画ながら、
    人間らしい葛藤、人生の岐路を迎えた時の決断が、丁寧に描かれます。

    お子さんはもちろん、大人にこそ観ていただきたい映画です。


    また、同時上映の短編映画「LOU」も大好きな作品です。

    「忘れ物預かりボックス」を題材にした映画なんですが、
    アメリカにもあるんですね。
    落し物箱の思い出がよみがえりました。

  • 2017年07月06日

    「数十年に一度」特別警報

    台風3号が日本列島から離れた後も、
    梅雨前線が活発化、島根、広島や、福岡、大分など九州で、
    大きな被害が出てしまいました。
    被害に遭われた皆様に、お見舞い申し上げます。

    今なお、雨が続いているところもありますし、
    豪雨の後も土砂災害や河川の増水・氾濫などの危険は続きます。

    引き続き、身を守るための行動を最優先になさってください。


    さて、昨日は、夕方16時からの
    ザ・ボイス そこまで言うか!」をお手伝いしました。

    コメンテーターは、モーリー・ロバートソンさん。
    自分が見ている世界が変わるような、新しい視点のお話を伺うことができました。

    お聴きいただいた皆さま、メール・ツイッターで参加してくださった皆さま、
    ありがとうございました。


    ところで、その日のニュースを解説する「ニュースピックアップセブン」で、
    昨日は「特別警報」も取り上げました。

    昨日の「ボイス」のために調べたことや、
    気象予報士試験を受ける時に勉強したことを、このブログでもご紹介します。
    (気象庁のHPを参考にしています。)


    今回の豪雨に際して出された「大雨特別警報」。

    昨日7月5日に大雨特別警報が出された島根県では、
    浜田市波差で、降り始めからの雨量が389.5ミリとなりました。

    日本の1年の平均降水量は、およそ1800ミリ、
    波差は雨が多いところのようで、2016年1年間での総雨量は、2376.5ミリでした。
    昨年1年に降った雨のおよそ1/6が、2日ほどで降ったことになります。


    特別警報は、2011年の東日本大震災や紀伊半島を中心とした大雨などを受け、
    重大な災害の危険性を正しく伝えるために、2013年8月からスタートした警報です。

    大雨・暴風・高潮・波浪・暴風雪・大雪、
    津波、火山噴火、地震(地震動)に関して出されます。

    大雨特別警報の発表基準は「台風や集中豪雨により数十年に一度の降雨量となる大雨が予想され、
    若しくは、数十年に一度の強度の台風や同程度の温帯低気圧により大雨になると予想される場合」。

    「数十年に一度の大雨」と言っても、降水量や土砂災害の危険性はそれぞれ違うので、
    地域ごとに発表基準が設けられています。

    気象庁では、
    「特別警報が発表されたら、ただちに地元市町村の避難情報に従うなど、
    適切な行動をとってください。」と呼びかけています。


    「数十年に一度と言いながら、頻繁にニュースで聞くような気がする」という疑問も聞きますが、
    「その土地にとって」数十年に一度なので、場所が違うことが多いということ、
    また、過去のデータに照らして数十年に一度でも、統計なので、続けて起きることもあり得ます。


    特別警報は
    「これまでに経験したことのないような、重大な危険が差し迫った異常な状況」を警告しています。

    「特別警報」が出されたら、避難情報に従うなど安全確保を第一に行動してください。
    もちろん、日ごろから耳にしている注意報・警報も重要な情報です。

  • 2017年07月05日

    この後「ザ・ボイス」を担当します

    昨日の台風3号、大丈夫でしたでしょうか?

    私の周辺でも、農家の方などの被害に比ぶべくもありませんが、
    実家で母が育てている花が、強風と雨ですべて散ってしまいました...。

    今日は気温が上がるので、熱中症に注意が必要ですし、
    雨が続くと、時間差で土砂災害が起こることもありますので、
    引き続きお気をつけください。


    さて、今週は、飯田浩司アナウンサーがお休みなので、
    今日夕方16時からの「ザ・ボイス そこまで言うか!」をお手伝いします。

    コメンテーターは、モーリー・ロバートソンさん。

    今日の最新ニュースはもちろん、
    まめなツイートや動画投稿で世界的な話題を呼んでいるトランプ大統領についても
    たっぷり伺う予定です!

プロフィール

箱崎みどり

東京都生まれ。2011年ニッポン放送入社。 東京大学大学院修士課程修了(修士論文のテーマは「日中戦争期における「三国志」ブーム」) 趣味は、読書、プロ野球観戦、お笑いを見ること。特技は遠泳。


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