2017年07月07日

「W3」「ライフ」「カーズ」

話題の舞台と、一足先に試写会で観てきた映画2本をご紹介します。
どれも、その瞬間の決断が物語を大きく動かしていくお話です。


まず、「Amazing Performance W3」

s-PSX_20170707_161713.jpg 手塚治虫さんの名作「W3」が、
言葉を使わないノンバーバルの舞台になりました。

出演している上柳昌彦アナウンサーが「W3」について書いたブログはこちらです。

s-PSX_20170707_164113.jpg 「3分に一度 あなたの常識は 塗り替えられる。」という
キャッチコピーがついているのですが、
確かに、これまでの常識にはなかったものが次々と舞台上に展開していきます。

観始めると何が起こっているのかだんだん分かってきて、
W3の可愛らしさ、細かいところまでこだわった演出に夢中になり、
俳優の皆さまの緻密な動きに圧倒されました。

宇宙初公演は、DDD青山クロスシアターで、あさって9日まで。
さらに、11月からロングラン公演が予定されています。

未知の体験があなたを待っています。
ぜひ、新鮮な気持ちでご覧いただきたいです!



続いて、明日7月8日に公開されるSF映画「ライフ」

映画の舞台は、国際宇宙ステーションISS。

火星の土から未知の生命体が発見され、
米英日露6名の宇宙飛行士が、ISS内で実験を重ねます。

地球外の生命体の発見は、世紀の大発見として地球でも大歓迎ムード。
しかし、その生命体が成長して事態は一変していく、というお話です。

ちなみに、日本人宇宙飛行士を演じるのは、真田広之さんです。

国際宇宙ステーションISSの中が描かれるので、
真田さんを含めた宇宙飛行士6人は、ずっと浮いたまま。

本当に無重力空間で撮られたような真に迫った映像、
さらに、徹底的なリサーチの下作り上げられた生命体の造形もリアルで、
それだけにストーリーの怖さがより際立ちます。

こうなるだろうと思った展開が裏切られ続け、
一瞬たりとも目を離せませんでした。

「最強SFホラー」と銘打たれていますが、
ホラーはちょっと苦手、という私でもとても楽しめたので、
SFが好きな方は、ぜひ映画館へお出かけください!



そして、来週7月15日公開されるディズニーのアニメーション映画
「カーズ クロスロード」

天才レーサー、赤いボディのマックィーンの活躍を描くシリーズの最新作です。

今作では、キャリアを重ねてベテランとなったマックィーンが、
若手レーサーの台頭を受けて、世代交代の波に直面します。

実は、私は「カーズ」を観るのは初めて。
それでも、マックィーンと一緒に笑ったり泣いたり、
物語に入り込んでしまいました。

車が動く世界を舞台にしたアニメーション映画ながら、
人間らしい葛藤、人生の岐路を迎えた時の決断が、丁寧に描かれます。

お子さんはもちろん、大人にこそ観ていただきたい映画です。


また、同時上映の短編映画「LOU」も大好きな作品です。

「忘れ物預かりボックス」を題材にした映画なんですが、
アメリカにもあるんですね。
落し物箱の思い出がよみがえりました。

プロフィール

箱崎みどり

東京都生まれ。2011年ニッポン放送入社。 東京大学大学院修士課程修了(修士論文のテーマは「日中戦争期における「三国志」ブーム」) 趣味は、読書、プロ野球観戦、お笑いを見ること。特技は遠泳。


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