GWのお出かけにおすすめの展覧会のご紹介、第三弾!
東京都美術館で8月20日まで開催中の「マティス展」です。

約20年ぶりとなる、待望の回顧展。
学生時代に展覧会で見た、MOMA所蔵の「金魚」の強烈な目に魅了されてから、
私は、マティスの描く金魚が大好きです。
マティスの絵は、蒐集家がいたアメリカとロシア、
MOMAとエルミタージュ美術館が多く所蔵しているそうなのですが、
今回は、ポンピドゥーセンターが持つマティスの作品たち。
ポンピドゥーセンターの作品は、マティスの手元にあったものが多く、
画業の転換点になるような作品が多いそうです。
周りの方が「初めて見る作品が多かった!」と話していたように、
モローの下で絵画を学んだ頃から晩年まで、
見知ったマティスのタッチから「こんなものまで!」と驚くような作品まで、
マティスの色、形、線をめぐる、生涯をかけた冒険に同行する気分が味わえる展覧会です。
金魚鉢のある室内 1914年 ポンピドゥー・センター/国立近代美術館
展示風景
展示風景
座るバラ色の裸婦 1935-1936年 ポンピドゥー・センター/国立近代美術館
展示風景
彫刻作品や、金魚をモチーフにした作品、実験的な絵画など、
巨匠の歩みをたどることができます。
赤の大きな室内 1948年 ポンピドゥー・センター/国立近代美術館
79才のマティスがアトリエを描いた「赤の大きな室内」は、
最後のカンヴァスに描いた作品となりました。
マティスはその後、絵筆を取れなくなってしまうのですが、
ハサミを使って鮮やかな色彩の切り紙絵を生み出し、
ヴァンス・ロザリオ礼拝堂を手掛けます。
展示風景
展示風景
展示風景
マティスが追い求めた表現の世界を、ぜひお楽しみください。
マティス展
会期:2023年4月27日(木)~8月20日(日)
休館日 毎週月曜日、7月18日(火)
※ただし、5月1日(月)、7月17日(月・祝)、8月14日(月)は開室
開館時間 9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで)
※金曜日は9:30~20:00(入室は閉室の30分前まで)
※日時指定予約制
会場:東京都美術館
そして、ゴールデンウィークの真ん中、5月4日12時から
特別番組「まだ間に合う!ゴールデンウィーク」をお送りします。
荘口彰久さんと一緒に、ゴールデンウィークのオススメスポットをお互いにご紹介。
また、旅のプロ、トラベルライターで編集者の星裕水さんをお招きして、最新情報も伺います!
メールでご感想を送ってくださった方向けにプレゼントもありますので、
sh@1242.com
まで、ぜひお寄せください。
さらに、5月5日 こどもの日 13時から、
「こどもたちにつなごう! 豊かな未来」というオンラインイベントに参加します。
こちらのURLから、YouTube Liveでご覧いただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=w4VaUL1Cog8
ぜひご覧ください。