朝5時からの
「高嶋ひでたけのあさラジ!」。
高嶋さんは、「あさイチ知りたい調査隊」で取り上げた
平成のステテコブームに興味をお持ちでしたが、
私は、「やじうま好奇心」のコーナーのキッズビジネスの話題で取り上げた、
サントリー美術館の取り組みに、うっとりしました。
私は去年、「お伽草子 ― この国は物語にあふれている ―」という展示を観に行ったのですが、
この時には、お子さん向けのふろくが配られているのに気が付きませんでした。
お伽草紙展で配られたのは、
自分で物語の絵巻を作ってみることができる、登場人物のシールと、背景の台紙です。
思わずいろいろなところに貼りたくなってしまう可愛らしいこのシール、
お子さんにしか配られないそうです。
お伽草紙展では、浦島太郎や鉢かづきなどの有名な物語はもちろん、
初めて見聞きする物語も多く、展示を観ていてとても楽しかったです。
お子さんたちがあらすじを読むのは、
漢字の多さや集中力などから、難しいかったかもしれませんが、
絵巻を観て楽しむことはできると思うので、
こういったふろくは、興味を持ってもらいやすい、素敵な取り組みだと思います。
ほかの展示の時には、
コースターやパラパラマンガなどがふろくになったこともあったそうです。
「歌舞伎座新開場記念展 歌舞伎 ― 江戸の芝居小屋 ― 」展では、
歌舞伎の舞台を作る模型が配られたそうです。
この模型、大人のスタッフ何人かで組み立ててみたものの、中々難しく、
気づいたら、夢中になっていました。
お子さんが少し背伸びをして、大人と同じ展示を観てみるのも良いでしょうし、
子どもに向けた、難しいものを親しみやすくしようという取り組みは、
大人にも楽しめそうです。