• 2017年02月01日

    復帰のご挨拶

    今日から2月ですね。
    寒い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。

    出産と育児のため、昨年5月からお休みをいただいていましたが、
    今日から仕事に復帰しました。

    お休み中にいただいていた年賀状やおたよりも、
    遅くなりましたが、今日嬉しく拝読しています。
    近況を綴っていただいたり、
    励ましの言葉を送っていただいたり。
    皆さまのお顔やお声を思い浮かべて、
    頑張らないとと元気が湧きました。
    ありがとうございます。

    娘は、年度半ばということもあって保育園には入れなかったので、
    当面は、家族に助けてもらいながら何とか乗り切ろうと思っています。

    お休みの間、娘とずっと一緒にいたことで、
    今まで知らなかった世界を垣間見ることができ、
    また、思い通りに動いてくれない娘に振り回される中で、
    少しおおらかな気持ちになれた気がします。

    これからは、育児を通して学んだことを仕事に生かせるように、
    そして、私が仕事をしていることが娘にもプラスになるように、
    毎日を大切に、頑張っていきたいです。

    ラジオを通してお耳にかかれる日も来ると思いますので、
    引き続き、どうぞよろしくお願い致します!

  • 2016年06月08日

    ご報告

    6月に入り、関東地方も梅雨入りしましたね。

    すっきりしないお天気の日も多いですが、
    皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

    14653844416050.jpg 私事ではありますが、先月、女の子を出産しました。

    予定日よりも1ヶ月早く、心の準備もできない中だったのですが、
    リスナーの皆さまからのアドバイスや励まし、贈っていただいたお守りのお蔭で、
    何とか乗り切ることができました。

    本当にありがとうございます!


    小さめに産まれた娘も、少しずつ大きくなり、
    ぶかぶかだった新生児用の服から、やっと手のひらが出てくるようになりました。

    小さな体が見せてくれる毎日の変化が新鮮で、
    おむつ替えの時に思わぬ攻撃を受けることもありますが、楽しく過ごしています。

    これから少しずつ外出もできるようになるので、
    娘にとっての新しい世界をどんどん広げていこうと思います。


    蒸し暑かったり、空気がひんやりと感じられたり、体調を崩しやすい季節ですので、
    皆さま、どうぞお身体お大切になさってくださいませ。

  • 2016年05月09日

    映画「神様メール」「帰ってきたヒトラー」

    大型連休も終わり、今日からお仕事という方も多いと思いますが、
    皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

    私は、先日から産前休暇に入り、これから必要なものの買い出しをしたり、
    先輩方に子育てのアドバイスを伺いにいったりして過ごしています。
    (部屋の片付けもしないといけないのですが、なかなか進みません・・・。)

    初めての出産が近づいて、不安も大きくなってきているのですが、
    皆さまからお便りでお寄せいただいた
    たくさんのあたたかい励ましのお言葉やアドバイスを胸に、頑張ってきます!

    そして、仕事に復帰した際には、
    新しい経験を通して、少しでも成長したところをお聞きいただけると嬉しいです。

    しばらくお休みをいただきますが、
    これからも、どうぞよろしくお願いします!



    ところで、今日は、お休みに入る前に試写会で観てきた、
    今月末から来月にかけて公開される映画、2本をご紹介します。


    まず、5月27日公開のベルギー映画「神様メール」

    メイン.jpg 主人公は、神様の娘、10歳のエア。
    ブリュッセルのアパートに家族とともに住んでいる神様は、
    実は、気まぐれで戦争や天災を起こし、家族にも暴力的な態度を取る嫌な奴で、
    父の言動に反発した神様の娘が、人間界を変えていくという物語です。


    「神様メール」は、ユーモアにあふれていて、上映中、ずっとくすくす笑えます。

    神様の娘、エアを演じるピリ・グロワーヌの可愛らしさや、
    ファンタジックな映像も、とても魅力的です。

    サブ1.jpg 私は、冒頭から語られる「神様が嫌な奴」という設定をはじめ、
    神様を聖書のパロディを交えつつ、徹底的に笑い飛ばそうという姿勢に驚かされました。

    先日、映画の舞台であるブリュッセルで、大きなテロ事件が起きてしまいましたが、
    こういった宗教観を問い直すようなコメディ映画が生まれるのは、
    ヨーロッパの文化的な懐の深さを表しているように思います。

    笑えて楽しく、観終わった後に、幸せな気持ちになれる映画です。
    ご覧になるときは、エンドロールの後まで、席を立たないようにしてくださいね。

    サブ2(軽).jpg



    そして、6月17日公開のドイツ映画「帰ってきたヒトラー」

    タイトル通り、本物のヒトラーが現代にタイムスリップするお話です。

    ただ、現代に突如蘇ったヒトラーは、
    本人であると信じてもらえず、ヒトラーのモノマネ芸人だと誤解され、
    コメディアンとして、テレビとネットを舞台に大活躍することになります。


    最初は、時代錯誤なヒトラーの様子や、周囲の誤解を笑って観ていたはずが、
    セミ・ドキュメンタリーの手法で撮られた、ヒトラーがドイツを旅するシーンや、
    実在の政治家との対話、バラエティ番組での演説などを観ているうちに、
    いつの間にか、じわじわと背筋が寒くなってきます。

    過去、どうしてヒトラーが台頭したのか、あれほど凄惨なことが起きたのか、
    そして、当時と同じ主張をするヒトラーに、なぜ人は魅かれてしまいかねないのか、
    現在の問題に関しても、考えるよすがになる映画です。

    観ている間、大いに笑える映画ですので、
    笑えるだけでは済まないのですが、ぜひご覧になってみてください。


    ちなみに、私は、あまりに映画が面白く、そして怖かったので、
    原作の小説もすぐに読みました。

    映画と小説と、結末は違うのですが、
    両方とも、ドイツで大ヒット、大ベストセラーになり、
    世界でも多くの国で翻訳されているそうです。

  • 2016年04月27日

    ウィルチェアーラグビーのタックル

    少し前になりますが、4月13日に日本橋三井ホールで行われた
    「三井不動産スポーツアカデミー for Tokyo 2020」の
    開校式と第1回アカデミーを取材してきました。

    「三井不動産スポーツアカデミー」では、講師に一流アスリートを招待し、
    オリンピック・パラリンピック競技を体験・紹介していくそうです。

    フォトセッション↓C_001.jpg 私が取材した第1回アカデミーでは、中央区立常盤小学校の小学生が、
    オリンピアンの田中理恵さんを講師に迎えての体操教室と
    ウィルチェアラグビー日本代表を講師に迎えての体験会に参加しました。

    B_011.jpg 体操教室は、まず準備体操から。

    B_040.jpg B_046.jpg B_055.jpg 田中理恵さんに直接教えてもらえるなんて羨ましいですよね。



    そして、ウィルチェアーラグビーでは、
    デモンストレーションと子どもたちの体験が行われました。

    ウィルチェアーラグビーは、車いすラグビーとも呼ばれています。

    ☆ウィルチェアラグビー講座 B_109.jpg バスケットボール、ラグビー、アイスホッケーなどの要素を採り入れて生まれた競技で、
    パラリンピックの車いす競技の中で、唯一、
    車いす同士がぶつかり合う激しいボディコンタクト、タックルが認められています。

    コートは、バスケットボールと同じ大きさで、
    ボールはラグビーボールではなく、バレーボールに似た専用のボールを使います。


    ウィルチェアーラグビーの講師は、日本代表の島川慎一選手、

    開会式 島川選手 A_076_b.jpg 池崎大輔選手、

    ↓池崎選手A_107_b.jpg 今井選手。

    開会式今井選手 A_081_b.jpg そして、2004年のアテネパラリンピック日本代表キャプテン、福井正浩選手でした。

    開会式福井選手 A_084_b.jpg デモンストレーションには、
    陸上の朝原宣治さん、バトミントンの池田信太郎さん、体操の田中理恵さん、
    そして、常盤小学校の6年生2人も参加しました。

    ↓ゲストのウィルチェアーラグビー体験 A_119_b.jpg A_137_b.jpg 左右のバランスを揃えないといけないので、
    本当はまっすぐ進むように車いすを操作するだけでも難しいそうなんですが、
    アスリートの皆さんは、すぐに自由自在に扱っていらっしゃいました。

    朝原さんは、「車椅子の操作には、体幹を使う。腹筋背筋を使う。」と仰っていました。

    車いすの操作を一通り教わった後は、
    ウィルチェアーラグビーの華、タックルが披露されました。

    車いすに乗った選手が、遠くからお互い目がけて全速力で走ってきて、全力でぶつかり、
    大きな音とともに、車いすが大きく跳ねます!
    車いすがぶつかる衝撃が大きすぎて、空間がびしっと切られるような印象を受けました。

    タックルの瞬間、田中さんは、悲鳴をあげていらっしゃいましたし、
    間近で見た常盤小の子どもたちの中には、顔を手で覆っている子もいました。

    そんな観客の様子に、ウィルチェアーラグビーの選手の皆さんは、
    「歓声と悲鳴がエネルギー」と、笑っていらっしゃいました。

    詳しく伺うと、タックルの瞬間、ぶつかるのは車いすで、車いすが衝撃をカバーするため、
    大きな音と衝撃が襲ってくるだけで、身体に痛みはないそうです。

    車椅子にシートベルトで身体が固定されているので怖いような印象を受けますが、
    身体が放り出される方が危険なんだとか。

    代表児童のウィルチェアーラグビー体験1 A_133_b.jpg 代表児童のウィルチェアーラグビー体験3 A_143_b.jpg 体験した小学生は、「ちょっと怖かった」「身体は痛くない」と感想を教えてくれました。


    今回、初めてウィルチェアーラグビーのデモンストレーションを見て、
    タックルの荒々しさ、華やかさ、そして衝撃の大きさに吃驚しました。
    試合になると、よりダイナミックで、見応えがありそうです!

    ウィルチェアーラグビー日本代表は、世界ランキング3位。
    リオデジャネイロパラリンピックでメダルも期待されています。
    今度は、ウィルチェアーラグビーの試合も見てみたいなと思っています。
    今から少しずつ勉強して、夏のパラリンピックを応援したいです。


    ちなみに、ニッポン放送で平日のお昼1時42分からお送りしている
    ニッポンチャレンジドアスリートでは、
    今回講師でいらしていた今井友明選手に、昨年インタビューをしています。
    こちらでお聴きいただけます。

  • 2016年04月22日

    「花、香る歌」「ズートピア」

    一足先に試写会で観てきた、
    明日4月23日に公開される映画2本をご紹介します。

    s-DSC_3964.jpg
    まず、韓国映画「花、香る歌」

    韓国の伝統芸能<パンソリ>で、初の女流唱者となった実在の人物がヒロインで、
    映画のストーリーも史実がベースになっています。

    <パンソリ>とは、1人の歌い手が、太鼓の伴奏に合わせて、
    唄と言葉、身振りで物語を語っていく伝統芸能で、
    日本でいうと、浪曲に近いようです。
    私が好きな中国の小説『三国志演義』を題材にしたものもあるそうです。

    映画では、史実の空白を補っていて、ヒロインの生き生きとした姿、
    男性に交じって身体を鍛え芸を磨く様や、秘めた恋が描かれていきます。

    ヒロインは、韓国で「国民の初恋」と呼ばれているアイドル、スジ。
    1年かけて作り上げたというパンソリの歌声には、思わず見入ってしまいました。

    映像も美しいので、ぜひご覧ください。



    そして、ディズニーのアニメーション映画「ズートピア」

    多種多様な動物が共に暮らす大都市「ズートピア」が舞台で、
    主人公は、ウサギの警官のジュディとキツネの詐欺師ニックのコンビ。

    それぞれの動物のサイズに合った駅の造形をはじめ、
    作りこまれた世界全てが可愛らしく、観ているだけで楽しいです。

    動物の動きも研究されていて、それぞれの動物の個性・特徴が良く分かります。

    ただ、可愛らしいだけ、映像が素晴らしいだけの映画ではありません。
    観た後に、身の周りや世界について、色々なことを考えさせる映画です。

    お子さんはもちろん、大人も必ず楽しめると思いますので、
    ゴールデンウィークに、お子さん、お孫さんと映画に行こうと考えている方は、
    ぜひ、候補にしてくださいね。

プロフィール

箱崎みどり

東京都生まれ。2011年ニッポン放送入社。 東京大学大学院修士課程修了(修士論文のテーマは「日中戦争期における「三国志」ブーム」) 趣味は、読書、プロ野球観戦、お笑いを見ること。特技は遠泳。


● Twitterは こちら

● facebookページは こちら

● Instagramは こちら

最新の記事
アーカイブ

トップページ