• 2022年01月23日

    大正時代から続く特大シベリア

    内田雄基アナウンサーが担当している「神奈川道中記」。
    毎週土曜日の「モヤモヤ解決! ゲッターズ飯田 ラジオで占いまSHOW」の中で、
    15時47分から放送しています。

    今週は、私が担当し、横浜・桜木町駅から歩いて3分ほどのところにある老舗パン屋さん、
    コテイベーカリーさんからお送りしました!

    FJstIe0akAQasPb.jpg 聞き逃した方は、radikoタイムフリーで!

    放送では、1916年(大正5年)の開業当時から作り続けているという、
    分厚いシベリアをご紹介しました。

    FJstI24aQAUmQlc.jpg コテイベーカリーさんのシベリアは、水ようかんをカステラで挟んだもの。

    私が食べたシベリアの厚さは、なんと9.5㎝! ボリュームたっぷり!!

    店主の俊夫さんは、朝9時の開店に合わせて、シベリアなどを仕込むために、
    毎日、日付が変わる頃に起きて、お仕事をスタートさせるとのこと。

    シベリアは、カステラと水ようかんをくっつけるために、時間と手間がかかるそうで、
    段々、作るお店が減ってしまったんだそうです。

    コテイベーカリーさんは、変わらずに美味しいシベリアを作ってくださっているので、
    映画『風たちぬ』や朝の連続テレビ小説などでシベリアが取り上げられると、
    食べたくなった方で、お客様が増えるのだとか。

    店内を飾る賑やかなシベリアツリーやジャンボシベリアは、奥様の手作り。
    大正時代が舞台のゲーム「遙かなる時空の中で6」にシベリアが登場して、
    ゲームのファンの方が集まるようになっったことがきっかけで、記念撮影用に用意したそうです。

    FJstJCFacAIPbJt.jpg 美味しいパンに、楽しいお話とおもてなしで迎えてくださるコテイベーカリーさん。
    奥様のいつ子さんは、
    「お買い物はエンターテインメントだから、
     楽しんでもらいたいじゃないですか」と仰っていました。

    奥様自作の、コテイベーカリーさんのHPも読みごたえ抜群です!

    IMG_3525.jpg
    私がお土産に買って帰ったのは、シベリアと「超ぶどうパン」!
    インパクトのある名前は、奥様がつけたもの。

    DSC_6245.JPG
    ぶどうパンの常識を覆す、驚くほどたくさん干しぶどうが入った、ずっしり重いぶどうパンです。

    もともと、店主の俊夫さんは、ぶどうパンがお好きで、
    残ったときは、喜んで召し上がっていたそうなのですが、
    それなら、好きな干しぶどうをもっとたくさん食べたいと、試行錯誤の結果、
    パンが膨らむ限界まで干しぶどうを詰め込んだ、超ぶどうパンが生まれたそうです。

    今は、点数制限もある、人気商品に!
    売切れになるので、俊夫さんは召し上がれなくなったと、冗談交じりに話してくださいました。



    お二人は、「一日でも長く、一つでも多く、シベリアを作りたい」と仰っていますが、
    100年以上続くお店を、ご自分たちの代で畳む決意をしていらっしゃいました。

    私の祖父も、十年ほど前に曽祖父の代から続くお店を畳んだので、
    後継者がいないとどうしようもないことが分かりつつも、寂しい限りです。

    それでも、放送を通してはっきり仰ってくださるというのも、
    急なお別れにならないようにという、お二人のサービス精神の表れのように感じます。

    お近くの方は、お店で、遠方の方は、通信販売もありますので、
    大正時代から100年続き、令和の今も人々を魅了するシベリアをはじめとする
    コテイベーカリーさんのパンを、今のうちに、ぜひ召し上がってくださいね。



    来週1月29日の「神奈川道中記」も、私箱崎の担当で、
    横浜・野毛にある洋食キムラさんに伺います。

    こちらも老舗! 長く続く洋食屋さんの伝統の味の秘密をご紹介します!



  • 2022年01月02日

    あけましておめでとうございます🎍

    あけましておめでとうございます!

    私は、今日が仕事始めです。

    家では、お雑煮、お節料理や、凧揚げに独楽回しなど、
    子どもたちにお正月の食べ物や遊びの説明をしてきましたが、
    こちらもお正月の風物詩! 箱根駅伝速報も、
    今日と明日、ニッポン放送でお伝えしています。

    そのほか、年末年始の特別番組のご案内はこちら

    明石家さんまさんが表紙の、ニッポン放送の1月のタイムテーブルには、
    各アナウンサーからのご挨拶も載っていますので、よろしければご覧くださいませ。


    寒さと空気の乾燥に気を付けて、お正月をお過ごしください。

    また、渋滞しているところも増えてきています。
    お車を運転される方は、どうぞ余裕のあるスケジュールで、
    今年も安全運転をお願い致します。


    2022年は、良い年になりますように。

    今年も、ニッポン放送でお楽しみくださいね📻

    どうぞよろしくお願い致します!

  • 2021年12月27日

    今年もありがとうございました

    今年も、「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」に温かいお気持ちをお寄せいただき、
    本当にありがとうございます。

    引き続き、1月31日まで募金を受け付けていますので、
    皆さまのご協力をお待ちしております!

    詳しい募金の方法について詳しくは、こちらのページでご確認くださいませ。



    そして、2021年も、ニッポン放送をお聴きいただき、ありがとうございました。

    私は、今年3月に仕事に戻ってから、CM収録を中心にお仕事をさせていただきました。

    そんな中、55周年のショウアップナイターに関われたり、
    ピンチヒッターでいろいろな番組を担当させていただいたり、
    趣味の三国志について、ラジオやラジオの外でお話をさせていただいたりと、
    楽しく幸せなお仕事をたくさん担当させていただきました。

    今年の仕事とプライベートについて、記事にまとめていただいたので、
    よろしければぜひお読みくださいませ。
    https://news.1242.com/article/329973


    来年2022年は寅年。私は年女です。

    バタバタしているうちに過ぎていく日々に、細やかな心配りをできるように、
    お仕事も丁寧に取り組んでいけるように、頑張ります。

    年末年始、そしてお休み明けも、どうぞラジオをお側に置いてくださいね。

    皆様、良いお年をお迎えくださいませ。
    来年も、どうぞよろしくお願い致します。

  • 2021年11月29日

    ニッポン放送アナウンサーカレンダー2022

    今日の「ナイツ ザ・ラジオショー」にお邪魔してお話しした、
    「ニッポン放送アナウンサーカレンダー2022」

    カレンダー2022表紙_s.jpg来年のカレンダーも、現在ご好評をいただきながら、発売中です!

    すでにお求めいただいたと、Twitterで教えてくださった方もたくさんいらっしゃいます。
    気恥ずかしさもありつつ、とても嬉しいです! ありがとうございます!



    今日の「ラジオショー」の放送前に、ノラさんから、
    「ポーズは指定されるんですか?」とのご質問があり、
    自分たちで考えて撮っていただくことがほとんどだとお伝えすると、
    塙さんから「箱崎さん、そういうの苦手でしょ?」とのお言葉。

    そうなんです...!
    (ナイツのお二人とは、
     2011年に「サタデー知っとかナイツ」でご一緒させていただいていて、
     私のことをとてもよくご存知です/笑)

    ラジオ局のアナウンサーで、映り/写り慣れない、ということもありますが、
    他のアナウンサーに比べても、私が目を瞑ってしまっている写真の多さは群を抜いていて、
    デザイナーさんに、毎年ご迷惑をお掛けしています...。


    それでも、場所選びやスケジュール調整から、服選び、メイク、撮影、デザインなどなど、
    スタッフの皆さまのご尽力で出来上がった自信作です。

    自然に笑った写真、ちょっと澄ました顔など、膨大な写真の中から選んでいるので、
    来年一年間、お傍に置いていただけると嬉しいです!

    私の一押し写真は、放送でもご紹介した、石垣と一緒のもの、
    そして、日比谷公園にある古代スカンジナビア碑銘譯とのショットです。

    (私がどんなポーズをとっているかは、あまりお気になさらないでくださいね...)


    置いてくださっている本屋さんのリスト、
    (今年は、名古屋の三省堂書店名古屋本店さんも置いてくださいました!)
    また、電話やお葉書、インターネットでのお申し込みは、
    こちらのページをご覧くださいませ!

  • 2021年11月06日

    投票に行こう

    先日、選挙特番「衆議院選挙開票速報! 日本国民の選択は?」を担当しました。


    IMG_0061.jpg

    IMG_0092.jpg 自民党と立憲民主党の街頭演説を取材し、街の方にお話を伺ったり、
    リスナーの皆さまからお寄せいただいたメールを拝読したりすると、
    今回の衆議院選挙への関心は高いように感じていました。

    皆さまからのメールでも「投票所に列ができていた」
    「娘も選挙に行った」「今回の投票率は高いと思います」などと、
    具体的なお声も多かったです。

    帰り道に乗せてくださった、タクシーのドライバーさんも、
    ご主人と投票に行ったとお話ししてくださいました。

    投票率が高いのでは、と思っていらっしゃった方も多かったと思います。


    しかし、蓋を開けてみると、投票率は、戦後3番目の低さとなる、55.93%でした。

    私がお話を伺った、街頭演説を聞いている方、周りを通る方、
    選挙特番を聞いてくださっている方など、
    もともと関心が高い方、選挙活動に触れる中で興味を持つ方もいらっしゃる一方で、
    関心がない方は、話題にもしないし、情報にも積極的に触れない、ということなのかもしれません。

    関心がない方は、選挙に行こうと呼びかけても、その呼びかけ自体が届かない、
    また、仮に届いたとしても、
    「選挙に行く」という、具体的な行動に結びつかないのかもしれません。


    日本で、すべての男性に選挙権が認められたのは、1925年(大正14年)、
    女性も含めたすべての国民が選挙権を持ったのは、1945年(昭和20年)で、
    普通選挙権を男女ともに持つようになってから、100年も経っていません。

    人類の歴史の中で、人々が苦難を乗り越えて勝ち取った選挙権です。
    世界には、いまだに平等な選挙ができていない国もあります。

    実際に私たちの生活に直結している政治の方向を決める重要性とともに、
    歴史的な選挙権の重みも意識して、ぜひ使っていただきたいと思っているのですが、
    関心がない方には、そうした呼びかけも届かない現状があるようです。


    そんな中で、投票がしやすい仕組みも増えています。

    ここ数年で、期日前投票は、ずいぶん使いやすくなり、
    商業施設の中に期日前投票所が設けられることもありますし、
    「投票済証明書」で様々なサービスが受けられる「選挙割」をするお店も出てきています。

    こうした身近なことが、投票のきっかけになってくれれば良いなと思っています。


    また、投票入場券を持っていなくても、投票ができることをご存知でしょうか。

    今回の選挙で、私は、家族で出かけた帰りに投票所の前を通りかかり、
    投票入場券を持っていなかったのですが、
    なくても投票できると聞いていたので、試しに投票所に入ってみました。

    住所と名前を確認し、投票人名簿と照合して、無事に投票ができました。
    簡単で、時間もほとんどかかりませんでした。

    投票所の前を通りかかったら、ふらっと立ち寄ってみるのもおすすめです!

    同じように、期日前投票の期間中であれば、投票入場券が届く前でも投票ができるそうです。


    新行アナウンサー、熊谷アナウンサー、前島アナウンサーのレポートにもあった、
    Webを使った取り組みや、不在者投票の仕組みの改善、ネット投票など、
    今後も、投票しやすくするための工夫は続くでしょうし、
    そうした工夫以外にも、口コミの力も大きいと思います。

    政治の話をタブー視する空気もありますが、
    「誰に入れるか」を気軽な話題にしにくくても、
    「投票に行くか」は、どんどん話題にして欲しいです。


    Twitterでは、「選挙特番に意味があるのでしょうか」といったお声も頂戴しました。
    個人的には、各局横並びの特番である必要はなく、
    選挙前の報道も増えて欲しいと思ってはいますが、
    選挙への関心が高まる夜に、
    これまで、そしてこれからの政治のあり方を話し合う時間は大切なのではないでしょうか。


    過去の人々から受け継いだものを生かし、未来に責任を持つために、
    投票に行く人が増えることを願っています。



    そんな私の近況ですが、11月4日に「鶴光の噂のゴールデンリクエスト」をお手伝いし、
    今日は、21時から放送される「有楽町930ステーション」を担当します。

    また、11月16日には、「三國志覇道」の生放送に出演させていただきます。

    選挙特番から鶴光師匠の番組のお相手、三国志まで。
    改めて考えると、アナウンサーって、不思議なお仕事ですね。


プロフィール

箱崎みどり

東京都生まれ。2011年ニッポン放送入社。 東京大学大学院修士課程修了(修士論文のテーマは「日中戦争期における「三国志」ブーム」) 趣味は、読書、プロ野球観戦、お笑いを見ること。特技は遠泳。


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