六本木ヒルズ森タワー52階の東京シティビューで開催中の「YUMING MUSEUM」!
ユーミンさんのデビュー50周年を記念した展覧会です。
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展示室に入って目に飛び込んでくるのは、
グランドピアノと散らばる歌詞などに、東京の景色!
突き抜けるような空の色と、
ユーミンの創作の跡も残る手書きの歌詞に囲まれていると、
ずっとこの空間にいたくなってしまいます。
![DSC_2124~2.JPG](../../assets_c/2023/01/DSC_2124~2-thumb-500x778-72028.jpg)
後ろ髪を引かれながら先に進むと、
1970年代中頃から自宅で作曲に使われていたグランドピアノが現れます。
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「はじまりの部屋」と題されたこのコーナーには、
学生時代のユーミンが描いた絵、読んでいた本、
そして、ユーミンが家を抜け出す時に身代わりにしていたウィッグまで。
![DSC_2132.jpg](../../assets_c/2023/01/DSC_2132-thumb-500x666-72043.jpg)
「絶対おこさないで下さい。」と大きく書かれた書置きもあいまって、
若き日のユーミンの姿が目に浮かんでくるようです。
ちなみに、ユーミンの愛読書の中には、翻訳文学に交じって、吉川英治の宮本武蔵も!
私は三国志を探してみましたが、YUMING MUSEUMには来ていませんでした。
1972年に、18歳だった荒井由実さんは、シングル「返事はいらない」でデビュー。
「YUMING MUSEUM」には、50年間のユーミンの仕事がギュッと詰まっています。
ユーミンが載っている雑誌、手書きのメモ、衣装の数々...。
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並んでいると壮観で、量にも圧倒されるのですが、
一つ一つを見ていくと、
それぞれにかけられた熱や繊細な仕事ぶりなどが伝わってきます。
![DSC_2165~2.JPG](../../assets_c/2023/01/DSC_2165~2-thumb-500x400-72040.jpg)
「YUMING MUSEUM」のさらなる魅力は、
荒井由実時代から今に至るユーミンの歴史を"もの"で見られるばかりでなく、
ユーミンご自身が語る音声ガイドが楽しめること。
自分のことを、楽しそうに語るユーミンさんと一緒に、展覧会をめぐっている気分も味わえます。
そして、10代のユーミンの貴重な歌声も聴くことができるんです。
長年のファンはもちろん、
親御さんの影響やサブスクなどで、新たにユーミンに出会った方にもオススメの展覧会。
ご本人も「多岐にわたる膨大な仕事量」だと語るユーミンの世界を、全身で浴びてくださいね。
六本木ヒルズ森タワー52階の東京シティービューで、2月26日までです。