2017年10月31日

粘土が教えてくれること

銀座一丁目のポーラ ミュージアム アネックスで11月5日まで開かれている
インドネシアの若手アーティスト、アルベルト・ヨナタンさんの個展
「TERRENE」に行ってきました。

20171026_150819.jpg 「TERRENE」とは、「土からきたもの」「土のようなもの」という意味だそうで、
粘土や陶磁器を使ったインスタレーション・映像などが展示されていました。

PSX_20171030_164805.jpg 曼荼羅をモチーフにした作品は、
エッシャーの絵のようにも見えてきます。
(上の写真は、「Early Radiance」です。)

PSX_20171030_164542.jpg 私が一番好きなのは、「Transitory Nature of Earthly Joy」という作品。

アルベルト・ヨナタンさんは、過程や成長にこだわりがあるそうで、
この作品は、粘土の壺に種が入っていて、会期中に大きくなっていきます。
芽が壺を壊して、さらに上へ上へと伸びる様子は、
生命の力強さを教えてくれるようでした。


週末、銀座にいらっしゃったら、
粘土で作られた不思議な世界にも、ぜひお出かけください。

「TERRENE」は、
銀座一丁目のポーラ銀座ビルの3階にある、
ポーラ ミュージアム アネックスで、11月5日まで。

時間は11時から20時まで(入場は19時30分まで)です。
入場は無料です。

プロフィール

箱崎みどり

東京都生まれ。2011年ニッポン放送入社。 東京大学大学院修士課程修了(修士論文のテーマは「日中戦争期における「三国志」ブーム」) 趣味は、読書、プロ野球観戦、お笑いを見ること。特技は遠泳。


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