2017年06月01日

茶匠直伝! 美味しいお茶の淹れ方

先週土曜日、「八木亜希子 LOVE&MELODY」の中継コーナーでは、
東京ワンピースタワーに(記事はこちらです)、
そして、午後の「スイスイサタデー 〜カロ・ソリーゾ!」の中継では、
埼玉県狭山市のお茶屋さん、マルミヤ宮野園に行ってきました。


日本三大銘茶の一つ、狭山茶。

茶摘みの最盛期ということで、
明治2年創業、マルミヤ宮野園の5代目、茶匠 宮野圭司さんにお話を伺いました。

s-PSX_20170601_130159.jpg 荘口さんと同い年という宮野さんは、
お休みの日は茨城や静岡の海岸でサーフィンをしているというアウトドア派。

老舗の5代目でいらっしゃるのに、とても気さくで優しく、
美味しいお茶の淹れ方など、いろいろ教えてくださいました。


宮野園の茶畑には、20種類のお茶の木が植えられています。

写真ではわかりにくいのですが、実際に見ると、
品種によってお茶の新芽の色味が、濃い緑色から明るい黄緑色まで、
それぞれ微妙に違っていて、とても鮮やかでした。

1496106414482.jpg 宮野園では、お茶摘み体験や、お抹茶体験、お茶の淹れ方講座など、
いろいろな体験を通して、お茶について知ることができます。
宮野さんは、狭山市の小学校でのお茶教室も行っています。

中でも人気なのが、私が着ている茶娘衣装。
私が行った日も、若い女性同士や、カップルが紺の絣に身を包んで、
お茶摘み体験をしていました。

お茶摘み体験をやってみたいという方は、
6月中旬まで予約でいっぱいだそうなので、事前に宮野園にお問い合わせください。
詳しくは、宮野園のHPをご覧ください。

8月の夏休みも、自由研究の材料にしようという子どもたちで賑わうそうです。


中継中に宮野さんに教えていただいたお茶の淹れ方は、
ぜひradikoのタイムフリーで!

帰宅後、教えていただいたお茶の淹れ方をやってみたのですが、
いつもの急須、いつもの茶葉でも、まったく違う味になりました!

特に、1煎目を少量の冷たい氷水で淹れたら、
旨味が凝縮されたお茶になり、家族もびっくりしていました。


中継の前には、美味しく淹れたお茶だけでなく、
冷やした緑茶、ほうじ茶、紅茶もいただきました。

s-PSX_20170530_095328.jpg 特に、狭山茶で作った和紅茶は、
お砂糖を入れていないのに甘くて、美味しかったので、
ぜひたくさんの方に飲んでいただきたいです。

それにしても、緑茶、紅茶、ウーロン茶が、
すべて同じお茶の木からとれるなんて不思議ですよね。


また、宮野さんとお話している中で、
「私の娘が1歳になり、ほうじ茶を飲めるようになった」とお話ししたところ、
家庭でも、ほうじ茶を作れると教えていただきました。

作り方は、古い茶葉をフライパンで煎るだけ。
フライパンを動かしながら、煙が出るまで煎るのがコツなんだそうです。

DSC_2047.jpg お店では、こうした機械で作っています。


そして、皆さんがご家庭で使っているお茶の缶。
缶の中の透明のふたは、写真のように、お茶の葉の真上で使うのが良いそうです。

s-PSX_20170530_100909.jpg
宮野さんとお話していると、
お茶について何でもご存知なので、とても楽しくためになります。
また、お茶体験を始めたり、お茶のチョコレートやケーキを作ったりと、
アイディアマン、かつ実行力もお持ちです。

東日本大震災後、気仙沼にも通い続け、
復興支援も続けていらっしゃるとのことで、頭が下がります。

新しいお茶の飲み方も日々模索している宮野さん。

ぜひ、お近くにいらっしゃったら、マルミヤ宮野園へ、
そして、ご家庭でも、日本茶をゆっくりと味わう時間を楽しんでみてください。

プロフィール

箱崎みどり

東京都生まれ。2011年ニッポン放送入社。 東京大学大学院修士課程修了(修士論文のテーマは「日中戦争期における「三国志」ブーム」) 趣味は、読書、プロ野球観戦、お笑いを見ること。特技は遠泳。


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