2013年07月25日

「藤子・F・不二雄展」

先日の「高嶋ひでたけのあさラジ!」でもご紹介した通り、
東京タワーで行われている「藤子・F・不二雄展」の取材に行ってきました。

「藤子・F・不二雄展」は、
藤子・F・不二雄先生の生誕80周年を記念して、東京タワーのフットタウンで行われています。

展覧会は、日本初の室内型4Dプロジェクションマッピングの技術を体感できる
「SF(すこしふしぎ)シアター」から始まります。
この「SF(すこしふしぎ)シアター」は、ぜひ小さいお子さんに体験していただきたいです。
映像だけではなく、全身で、ドラえもんと一緒にタイムマシンに乗ったような気分を味わえます。

そして、展示に進むのですが、次の展示室は、原画の部屋。
貴重な原画がたくさん観られます。

特に、『ドラえもん』や『パーマン』の原画は、
第1話がずらっと並べられているので、原画で物語を楽しむことができます。


私が特に見入ってしまったのは、その先にある『少太陽』のお部屋です。
『少太陽』という雑誌は、藤子不二雄先生がお2人で作っていた手作りの雑誌です。

少年時代に、藤本くんと我孫子くんの二人が、漫画や小説、懸賞ページ、広告まで、
すべてを丁寧に書き込んで回覧雑誌を作り、周りのこどもたちに読ませていたそうです。

漫画も、様々な作風があり、編集後記には、雑誌発行の苦労も書かれています。

2人の才能や努力の跡、そして同じものを作り上げてきた仲の良さの原点を垣間見たようで、
とても感動しました、

2冊分、たっぷり読むことができるので、時間がいくらあっても足りません。


ほかにも、キャラクターたちと写真が撮れる「なりきりキャラ広場」や、
漫画家、声優、歌手、俳優など、著名人の皆さんによる、
藤子・F・不二雄先生への色紙がずらっと並んだコーナーもあります。

色紙の前では、大人が歓声をあげていました。
藤子不二雄Ⓐ先生からの色紙もあります。


また、東京タワーの展望台や屋上など、いたるところにドラえもんがいるので、
東京タワー全体が、展覧会の会場のようでした。


10月6日まで開催されていますので、
夏休みにぜひお出かけください。

その時は、『少太陽』に注目してみてくださいね!

プロフィール

箱崎みどり

東京都生まれ。2011年ニッポン放送入社。 東京大学大学院修士課程修了(修士論文のテーマは「日中戦争期における「三国志」ブーム」) 趣味は、読書、プロ野球観戦、お笑いを見ること。特技は遠泳。


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