• 2017年07月24日

    免許返納、どうされていますか

    今週は、上柳昌彦アナウンサーが夏休みなので、
    今朝、5時からの「あさぼらけ」を担当しました。

    朝早くの、特に忙しい時間にもかかわらず、
    たくさんのメール、ツイートをしていただき、ありがとうございました。

    中でも、番組の中で、私の82歳の祖父の免許返納についてご相談したところ、
    たくさんの体験談をお寄せいただきました。

    放送でもご紹介したように、皆さんご事情は様々ですね。

    返納されたというお話だと、
    ひやっとした体験や、病気やけが、
    高齢による視力低下や反射神経の衰えを自覚したことを機にやめた方、
    また、免許の更新や車検のタイミングでやめたという方や、
    80歳など年齢の区切りで返納したという方が多かったです。

    お孫さん、ひ孫さんの意見で、すんなり返納したという方もいらっしゃいますね。

    横浜の「まき」さんからは、
    「運転歴51年のあと10日で76歳になる後期高齢者です。
     勿論ゴールド免許ですが、先週警察に行き自主返納の手続きをして、
     免許証に無効の穴を開けてもらいましたが、その時はちょっと寂しい
     気分でしたが、これからは一生を後悔して過ごすことがないので
     スッキリしています。。」と、

    市川市の「サクランボ」さんからは、
    「私は70才になったのを機に免許証返しました。
     その代わりには《運転経歴証明書》というのを代わりに貰えます。
     免許証とおんなじスタイルで、免許証代わりの証明書には使えます。
     勿論運転はできません。
     しかしもし証明書替わりにつかう分でしたら何ら支障はありません。
     
     しかし免許返上する時、50~60年親しんできた免許証、
     つい涙ぐんでしまいました

     箱崎さんのお爺ちゃんも免許証に対する思いは並々ならぬものがあると思いますが、
     先程も言っていたように事故があってからでは遅いのです。
     普段の足に支障が無いようであれば、返納を薦めます」とメールをいただきました。

    実際に返納された方のお話を伺うと、寂しさも感じますが、
    納得されて返納されたことが伝わってきます。

    返納した方は、家族が運転しているケースが多いようで、
    「頼みやすい環境を心がけている」というご家族もいらっしゃいました。

    免許を返納すると、
    「出かけなくなる→家にこもる→やる気の低下→認知症やうつ病と、
     悪循環になるのではないか」と心配するメールもありましたが、
    車を持っていた時と同じように、出かけやすい環境づくりが大事なんですね。

    私の祖父は一人暮らしで、代わりに運転してあげることもできないので、
    公共交通機関やタクシーなど、車の代わりの移動手段を、
    自分で車を運転するのと同じくらい、気軽に使えるようにしないととも思います。


    一方で、車がないと生活できないので、返納できないというご意見も。
    この時期は、バス停や駅まで歩いて熱中症になってしまうのも怖いので、
    難しいところです。

    行政のサービスに期待している声もありました。
    運転経歴証明書で受けられるサービスが、もっと充実すると良いですね。


    また、返納はしていないけれど、車を手放したとか、
    運転をやめているという方もいらっしゃいました。

    「夜や遠くは運転しない。天気のいい近くの街乗り限定にしましょうと、
     柔らかく様子を見ては」といったアドバイスもいただきました。

    また、数年先の70歳、80歳を区切りにすることで納得してもらったという方も。

    一気に返納、とするのではなく、徐々に車がない生活に慣れるのも良さそうです。


    説得する時のコツとして、複数の方が挙げてくださったのは、
    「自尊心を傷付けない様にすること」「本人の意志を尊重すること」。

    「車を持ってる経費より タクシーを頼むほうが安い」という声もあり、
    気持ちを尊重しつつ、利を説くのも良さそうですね。


    そして、皆さん、共通していらっしゃるのは、
    高齢者の事故のニュースなどを聞くたびに、心配しているということ。

    「一緒に乗っていても、
    ブレーキのタイミングが遅かったり、ウインカーを出し忘れたりするようになった」
    「父の車の傷を見る度に途方に暮れています」
    「義理の父は81歳。自動車の運転が、昔と比べ、乱暴です。」
    「大丈夫だと過信の気持ちが危険です。」といった声には、切実な響きがあります。


    今朝の「あさぼらけ」では、免許返納についてたくさんのご意見を頂戴し、
    また、祖父の運転に対しても、親身になってご心配いただき、
    本当にありがとうございます。

    今日いただいたご意見を、孫娘らしく優しく伝えて、
    心配だという気持ちを、祖父にわかってもらおうと思います。


    さて、明日からの「あさぼらけ」は、朝4時30分から。
    火曜水曜は、ボディビルダーアナウンサー、渡辺一宏ニュースデスク、
    木曜金曜は、プロレス実況などでご活躍されている清野茂樹アナウンサーが担当します!
    明日以降も、ぜひお聞きください。

    s-20170724_085513.jpg 写真は、渡辺一宏ニュースデスクと。
    「あさラジ」終わりの東島アナウンサーに撮ってもらいました。



    ところで、先日土曜日、朝8時30分からの「八木亜希子 LOVE&MELODY」
    15時30分からの「スイスイサタデー 〜カロ・ソリーゾ!」の中継の様子は、
    うっかりスマートフォンを忘れてしまって写真を撮れなかったので、
    それぞれのHPをご覧ください。

  • 2017年07月21日

    「あさぼらけ」を担当します

    今朝の「上柳昌彦 あさぼらけ」でもお話がありましたが、
    来週、夏休みの上柳アナウンサーに代わって、
    24日 月曜日の「あさぼらけ」を担当することになりました。

    来週の「あさぼらけ」、月曜日は私で、
    火曜水曜は、ボディビルダーアナウンサー、渡辺一宏ニュースデスク、
    木曜金曜は、プロレス実況などでご活躍されている清野茂樹アナウンサーが担当します。

    月曜日は朝5時から、火曜から金曜は、朝4時30分からです。

    私は、久し振りに早朝の番組を担当するので、
    早く起きるために前日は早く寝ないといけませんし、
    1人でお話しする機会もあまりないので、今から緊張しています。

    いつも早起きされている皆さん、
    1日だけではありますが、また朝の時間をご一緒させてくださいね。

    ue@1242.com で、あなたからのメールをお待ちしています!

    s-20170721_184035.jpg 写真は、今日18時のスタジオの温度計です。 湿度も高いですね...。

    梅雨が明け、夏本番とばかりに、暑い日、暑い夜が続いていますが、
    月曜日の朝5時には、何度まで下がっているんでしょうか。



    その前に、明日22日土曜日は、朝8時30分からの「八木亜希子 LOVE&MELODY」
    そして、15時30分からの「スイスイサタデー 〜カロ・ソリーゾ!」の中継もありますので、
    ドライブのお伴などにお聴きいただけたら嬉しいです。

  • 2017年07月18日

    巨大な鳥かごでバードウォッチング

    先週土曜日の朝8時30分からの「八木亜希子 LOVE&MELODY」の中継コーナーでは、
    埼玉県越谷市にあるキャンベルタウン野鳥の森に行ってきました。

    キャンベルタウン野鳥の森のブログでも、記事にしていただいています!
    http://campbelltownforest.blog74.fc2.com/blog-entry-233.html

    20170715_094139.jpg 中に滝や川もある大きな鳥かごの中に、たくさんの鳥が放し飼いされています。
    全部で、24種類500羽以上になるとか。

    越谷市とオーストラリアのキャンベルタウンの姉妹都市交流10周年を記念してできた施設で、
    オーストラリアから来たカラフルな野鳥がたくさんいます。

    20170715_094118.jpg さらに、オーストラリアの巨大な鳥エミューに、ワラビーもいました。

    PSX_20170718_142027.jpg 森の中で過ごす鳥、この写真のどこにいるか分かりますか?

    PSX_20170718_141921.jpg 答えは、ど真ん中です!


    中継に出てくれた小学1・2年生の姉弟、
    しおりちゃんとじゅんぺいくんと一緒に、
    鳥の写真と名前が書かれたチェックシートを見ながら、たくさんの鳥を探しました。

    s-PSX_20170718_141921.jpg
    PSX_20170718_141816.jpg
    PSX_20170718_141709.jpg 至る所から鳴き声が聞こえてくるので、どこに鳥がいるのか、
    目を凝らして探すのに夢中になってしまいました。

    入園料は高校生以上が100円、小中学生が30円で、
    珍しい鳥のバードウォッチングをたっぷり楽しめます。

    これから暑い季節ですが、森の中は木陰が多くて少し涼しいので、
    お出かけにおすすめです!


    そして、暑い日が続いていますので、
    お出かけになる方はもちろん、お家にいる間も、
    熱中症に十分警戒して、風通しを良くし、日差しを避けて、
    水分補給をこまめになさってくださいね。

  • 2017年07月14日

    「ありがとう!オールナイトニッポン50周年」

    明日7月15日は、ニッポン放送の開局記念日、
    「ありがとう!オールナイトニッポン50周年」と題して朝からお送りします。

    オールナイトニッポンから生まれたヒット曲をオンエアする、
    朝8時30分からの「八木亜希子 LOVE&MELODY」では、
    中継コーナーを担当していますので、ぜひお聞きください。


    そして、午後の「スイスイサタデー 〜カロ・ソリーゾ!」はお休み。
    13時から、特別番組「ありがとう!オールナイトニッポン50周年クロニクル」をお送りします!

    あなたからのオールナイトニッポンの思い出や、リクエストも募集中です。
    詳しくは、こちらのページをご覧ください。

  • 2017年07月13日

    VRで気軽に旅へ出かけよう

    6月30日に東京ビッグサイトで行われた、コンテンツ東京に行ってきました。
    Twitterなどで予告していたものの、
    ブログの更新が遅くなってしまってすみません。


    コンテンツ東京は、エンターテインメントやクリエイター、
    キャラクターや先端テクノロジーなどが集まる、
    コンテンツビジネスの国際総合展です。

    広い会場の中、私の目的は、VR(バーチャルリアリティ)。

    以前、ラジオパークで、
    VRによる160㎞/hのバッティング・キャッチング体験をしましたが、
    同じくAOI Pro.の新しいVRを体験してきました。

    その名も、
    「WONDERFUL WORLD - VR Private Tour」。

    ヘッドマウントディスプレイをつけ、手を握ると、
    VRでまだ見たことがない場所へ連れていってもらえます。

    s-DSC_2390.jpg 私が見ているのは、1人の美女と自然豊かな森の景色。
    誘われるまま、周りを見回しながら、一緒に歩き始めます。

    映像を見、音を聞き、そして歩きながら体験するので、
    どんどんVRの世界に没入していきます。

    s-DSC_2401.jpg 実は、コンテンツ東京は、前年の3倍の人出。
    体験が始まったばかりの時は、ヘッドフォンをしていても、
    周りのにぎやかな音が気になっていました。
    それが、いつしか気にならなくなり、
    ツアーが終わった後、画面が消えて「あれ?」と思い、
    器具を外して「ここはどこだったっけ」「あ、帰ってきたんだ」と感じる程でした。

    さらに、私は森を観ているから脳が錯覚を起こしたのかと思ったんですが、
    このツアーでは、実際に、ヘッドマウントディスプレイから景色に合わせた香りも出ています。

    視覚、聴覚、触覚、嗅覚と、自分の感覚が全てVRとリンクし、
    美しい映像が現実のように感じられました。


    この「WONDERFUL WORLD - VR Private Tour」で、
    旅行が難しい方に旅行気分を味わってもらえたり、
    逆に、人が行くのが難しい場所も体験できます。

    旅行会社や観光協会のPRにもぴったりですし、
    また、「この先にあるものを観たい」と歩く意欲が湧くので、
    単調になりがちなリハビリなどにも応用できるかもしれないとのこと。

    一般化したら、様々なところで活用できますね。



    開発した会社の方にお話を伺った中で印象的だったのが、
    「不可能を可能にする」
    「いきなりクライマックスを体験できる」
    というフレーズ。

    VRを使えば、何年も野球を続けてやっと立てる、
    160㎞/hが飛んでくるバッターボックスにすぐ立てたり、
    時間とお金をかけて出かけて初めて見られる景色を眺めたりできます。

    確かに、私が以前行ってきたマチュピチュは、行くのがとても大変でした。
    日本を出発して、帰ってくるまで、飛行機に乗っていた時間が約50時間、
    ペルー国内でも飛行機、列車、バスと乗り継いでやっとマチュピチュに辿り着きました。

    DSC_0244.jpg それも、高山病対策をしながらでしたから、
    いきなり眼前にマチュピチュの光景が広がるのは、とても魅力的です。

    DSC_0336.jpg 遠い夢でしかなかった体験をリアルに味わうことができるなんて、
    21世紀に生きているんだと感じます。

    詳しくは、AOI Pro.のこちらのページをご覧ください。
    https://www.aoivr.jp/wonderfulworld/

    機会があったら、ぜひ体験してみてください。
    別世界に連れて行ってもらえますよ!
プロフィール

箱崎みどり

東京都生まれ。2011年ニッポン放送入社。 東京大学大学院修士課程修了(修士論文のテーマは「日中戦争期における「三国志」ブーム」) 趣味は、読書、プロ野球観戦、お笑いを見ること。特技は遠泳。


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