• 2018年07月15日

    ほおずき市に行ってきました

    10日の「草野満代 夕暮れWONDER4」でもお話ししましたが、
    浅草寺のほおずき市に、生まれて初めて行ってきました!

    PSX_20180712_164954.jpg ほおずき市は、浅草、浅草寺の四万六千日の縁日、7月9日10日に開かれます。

    浅草寺では、7月10日にお参りすると、
    4万6千日(!)お参りしたのと同じご利益があるとされていて、前日から大賑わい。
    今では、前日の9日も併せて縁日になりました。

    PSX_20180712_163702.jpg いつも、国内外からのお客様で混んでいる浅草ですが、
    ほおずき市の日は、平日の朝から大混雑。

    ほおずきの露店が境内に並び、
    風が吹くと、ほおずきの鉢についた風鈴が一斉に鳴って涼しげでした。

    PSX_20180712_163810.jpg ほおずきの鉢には、下の方に、赤い実がいくつかついていて、
    真ん中に青い実、そして上の方に白い花が付いています。

    20年以上にわたって、毎年、鉢を買っているというご婦人にお話を伺ったのですが、
    ほおずきは、朝夕お水をやれば、徐々に色づいて、
    秋頃まで、可愛らしい姿を見せてくれるそうです。

    今年は、育てる自信がなくて、実を一つと、ほおずきの手拭を買ったのですが、
    2歳の娘もほおずきの実を持って嬉しそうにしていました。

    草野さんが仰っていたほおずき笛や、
    葉脈を残した「透かしほおずき」「網ほおずき」を作りたいので、
    来年は、鉢植えを育ててみようと思っています。

    PSX_20180712_164045.jpg

  • 2018年06月28日

    ポーランドってどんなところ

    月曜から木曜日の夕方4時からお送りしている「草野満代 夕暮れWONDER4」

    6月に入って、丸ごとサッカーワンダ4!
    サッカーワールドカップロシアの特集を連日お送りしています。

    日本代表のグループリーグ第3戦は、ポーランド戦!
    ニッポン放送では、今日の夜10時40分から中継します。

    私は、数年前にポーランドに行ったことがあるのですが、
    ブログなどにまとめられないままでした。

    そこで、この機会に、見たものや食べたものなどをご紹介します。

    ポーランドの首都はワルシャワ。

    CIMG3898.jpg 写真右側が、旧ソ連の時代に出来た文化科学宮殿。

    CIMG3989.jpg ショパンの心臓が眠る聖十字架教会。

    CIMG4123.jpg ワジェンキ公園は、都会にありながら自然豊かで、リスもいました!

    CIMG3910.jpg
    CIMG3911.jpg 街中では、馬車をよく見かけました。

    P1060130.jpg
    P1060139.jpg ワルシャワの街は、第二次世界大戦で戦禍を被ったのですが、
    戦後、中心街は、がれきを再利用するなどして、元通りに再現されました。

    CIMG3900.jpg これは、ナチス・ドイツがワルシャワ市内に設置したユダヤ人隔離地域、
    ゲットーの境界を示したもの。

    CIMG3700.jpg アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所も、
    現在のポーランド国内にあります。

    CIMG3801.jpg 私が行ったのは9月でしたが、日差しが強烈でした。

    CIMG3766.jpg 人為的な状況はもちろんですが、
    夏の暑さに冬の寒さといった、過酷な自然環境、
    そして衛生状況なども、いかに厳しかったかが垣間見えました。

    CIMG3714.jpg 犠牲者の靴の展示。鞄などの日用品も、おびただしい量でした。
    忘れてはいけない歴史です。


    P1060025.jpg その他にも、旧都クラクフや、

    P1050654.jpg ヴィエリチカ岩塩坑など、見どころもたくさん。


    私は行けなかったのですが、
    ショパンの足跡を辿る旅も人気があるそうです。


    食べ物も、スープや煮込みものが多く、
    日本で食べる洋食に似て、美味しかったです。

    P1060049.jpg ポーランドの餃子、ピエロギ。

    P1050771.jpg 牛肉の煮込み料理、グラーシュ。

    P1050562.jpg ジュレックという酸味のあるものなど、スープも定番です。

    P1060216.jpg 中でも美味しかったのは、タルタルステーキ!

    P1060394.jpg 夕食に食べて美味しかったので、翌日のランチでも頼んでしまいました。

    またポーランドに食べに行きたいです...!


    と、いつの間にか食べ物の話になってしまいましたが、
    今夜の対戦相手、ポーランドは、大国に挟まれた歴史の中で、
    分割による滅亡を経験しつつも文化を守り、独立を回復した粘り強い国家。

    ライバルをイメージしながら、応援していただけたら嬉しいです。


    今日の夕方4時からの「夕暮れWONDER4」でも、
    ポーランド戦に向けたウォーミングアップを行いますので、
    ぜひお聴きください!

  • 2018年06月27日

    岐阜県多治見市はなぜ暑いのか

    月曜から木曜日の夕方4時からお送りしている「草野満代 夕暮れWONDER4」

    昨日の放送で、草野さんの故郷、岐阜県にある、
    多治見市がなぜ暑いのかについてお話ししました。

    多治見市は、2013年高知県四万十市の41.0℃に抜かれるまで、
    2007年に観測した40.9℃という日本の最高気温の記録を、
    埼玉の熊谷と共に持っていました。


    多治見市がなぜ暑いのか、調べていく中で、
    多治見市と共同研究をしている筑波大学の日下博幸教授に直接伺う機会をいただいて、
    放送では、私なりにざっくりまとめてお話ししました。


    要因はいくつかあるのですが、まず、地形。

    多治見市は、面積が狭い盆地にあり、熱が溜まりやすく、
    内陸部で海から遠いので、海風が届きにくいんです。

    さらに、日下先生の研究では、フェーン現象の一種で、
    西濃から、中濃や犬山を通って、東濃へ風が流れていく際に、どんどん気温が上がっていき、
    気温が上がりに上がった暖かい(熱い!)空気が、
    最終的に風下の多治見市に到達するんだそうです。

    詳しく知りたい方は、こちらの発表要旨をご覧ください。


    そして、土地の使い方。
    多治見では、都市化に伴って水田が減り住宅が増え密集、気温が上がっています。

    こちらは、関東地方でも実感、共感できるお話ですよね。

    優しく、丁寧に教えてくださった、筑波大学の日下博幸教授の研究室のHPはこちらです。
    先生、ありがとうございました!


    多治見市役所の方によると、
    暑さ対策として、打ち水をしたりミスト機を設置したりしているそうです。

    今年は、全国的に暑い夏になりそうですが、
    打ち水は、気軽に出来て効果を体感しやすいと思いますので、
    ぜひ試してみてくださいね。

    s-IMG_3104.jpg (過去の打ち水の写真です)

    さて、月曜から木曜日、夕方4時からの「夕暮れWONDER4」では、
    グッドニュースとともに、天気予報や天気に関するお話も紹介しています。

    メールアドレスは、w4@1242.com

    あなたのグッドニュースはもちろん、
    お天気にまつわる疑問・質問もお待ちしています!

  • 2018年06月25日

    真田のお城攻略本

    いつもお世話になっている方から、お城好きならと教えていただいた本
    「ぶらり真田昌幸・信繁の城跡&温泉めぐり (ご当地戦国武将・旅行ガイドブック) 」。

    s-PSX_20180625_134413.jpg (読み癖がついて、開いてしまっていますが...)

    真田家ゆかりの地を楽しむためのガイドブックで、情報がぎっしり。

    空撮写真にトレーシングペーパーを重ねる工夫に、
    漫画やイラスト、写真など図版も多く、楽しく読むことができます。

    私は、実際に山城に行くのが趣味なのですが、
    このガイドブックでは、山のどこがお城に当たるか、
    お城のふもとのどこに車を停めることができて、
    民家の間にあるどの細道からお城に入れば良いのか等々が、
    とても分かりやすく、ゲームの攻略本のように、
    お城めぐりをスムーズにしてくれる一冊です。

    さらに、道の駅の情報や地元の名物・名湯もカバーされているので、
    お城プラスアルファの楽しみ方も提案してくれます。

    特に私が感激したのは、名胡桃城の整備前後の写真!
    整備されたお城も、見やすく登りやすく好きなんですが、
    山そのものが残っているようで看板を頼りに見るお城も、
    地形から昔の姿を想像する余地が多くて好きなので、
    整備前後の一つのお城の変化を見られて、
    お気に入りのお店のレシピを教えてもらえたような嬉しさがありました。

    去年、長野に行ったときは、大きなお城にしか行けなかったので、
    今後は、この本を必ず持って出かけます!

  • 2018年05月26日

    こども食堂に行ってきました

    月曜から木曜日の夕方4時からお送りしている「草野満代 夕暮れWONDER4」

    5月2日の放送で、こども食堂についてお話ししました。
    その日の番組ブログはこちら


    最近よく聞く「こども食堂」。
    家でおなかをすかせていたり、
    一人でごはんを食べたりしている地域の子どもたちに、
    無料、または低額で食事を提供する取り組みのことです。

    年々その数は増えて、現在全国各地に2300カ所ほどあるそうです。

    気になっていたのですが、
    私も、今回の取材で初めて、子ども食堂に行ってきました。

    お邪魔したのは、「要町あさやけ子ども食堂」。
    山田和夫さんにお話を伺いました。

    20180526093248.jpg HPはこちらです。
    https://www.asayake-kodomoshokudo.com

    20180526093312.jpg 「あさやけ子ども食堂」は、住宅街の中にある、山田さんのご自宅!
    月に2回、毎月、第一&第三 水曜日 夕方5時半にオープンします。

    予約はしなくて大丈夫。
    毎回、80食くらい用意してあるそうです。
    足りなくなって、追加で作ることもあったとか。


    子ども食堂は、もちろん、子どもたちのためのものですが、
    「あさやけ子ども食堂」では、大人だけでも、ボランティアとして参加できます。

    ボランティアの方は、毎回20人くらい。
    高校生から大人まで、年齢は多岐にわたり、女性だけでなく、男性も。

    初めて来るボランティアの方も、不思議と毎回いるそうで、
    「ふらっと来て大丈夫ですよ、皆、緊張してくるけど、緊張しないで。」と山田さん。

    料理ができなくても、それ以外の仕事もあるので、積極的に門を叩いて欲しいそうです。


    「1度お手伝いしたら、続けないとご迷惑かしら?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

    山田さんの「あさやけ子ども食堂」では、
    必ず決まった仕事はなく、
    重荷にならないよう、できる人、気付いた人がやる仕組み。

    洗面所のタオルがびっしょり濡れると、いつの間にか替わっているし、
    山田さんが旅行などで不在の時も、鍵を借りて子ども食堂はオープンしたそうです。

    そして、午後7時に子ども食堂が終わると「大人食堂」がスタート。
    毎回、反省会と題した飲み会がひっそりと始まるそうです。

    子どもを介して集まる子ども食堂を中心に、
    地域のコミュニケーションが生まれるているんですね。


    また、直接その時間に来なくても、
    食材のサポートをしてくれる農家の方、
    ふるさと納税の宛先を子ども食堂にしてくれる方、
    エアコンを取り付けてくれた社長さんに、
    玩具や絵本などを贈ってくれる方など、
    手助けしてくれる人がたくさんいるそうです。

    20180526093357.jpg 子ども食堂を開いていて、山田さんが嬉しかったのは、
    小学生の男の子が、ランドセルを背負って、「ただいまー!」と帰ってきてくれたこと。

    「行ってもよいし、行かなくてもよい、でも、行きたいと思える場所」
    そういう場所を提供していると話してくださいました。

    20180526093338.jpg 私も初めて覗いた、温かな子ども食堂。

    あなたのお家の近くにもあるかもしれません。

    こちらのサイトで、こども食堂の詳しい情報を見ることができます。
    http://kodomoshokudou-network.com

    ボランティアなどで、訪ねて大丈夫かどうか、
    確認してから、お出かけくださいね。

プロフィール

箱崎みどり

東京都生まれ。2011年ニッポン放送入社。 東京大学大学院修士課程修了(修士論文のテーマは「日中戦争期における「三国志」ブーム」) 趣味は、読書、プロ野球観戦、お笑いを見ること。特技は遠泳。


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