あなたは「鬼めし」と聞いて、どんなメシをイメージしますか？

毎日のように全国のどこかで開催しているグルメイベント。行くと楽しいですよね。僕は落語家だから、ぱっと浮かぶグルメイベントは「目黒のさんま祭り」ですかね。あと昔からやっている新宿の百貨店での「全国駅弁大会」。今は、いろんな種類のグルメイベントがあります。ご当地鍋フェスティバル、肉フェス、日本酒フェス、激辛グルメ祭りとかね。そんなグルメ祭りに行くと、一番人気の店はどこなのか？一押しメニューは何なのか？と調べたり、食べ比べたりするのも楽しいです。

今回は、ちょっと変わったタイトルのグルメイベントをピックアップ！

場所は、群馬県の藤岡市。

藤岡市（ふじおかし）は、群馬県の南西部に位置する市。
群馬県の西毛地域に在し、上信越自動車道の始点である。旧緑野郡の大半に及ぶ広大な領域を持つ。世界遺産として高山社跡があり、面影薫る社屋が残っている。また、著名な遺跡に白石稲荷山古墳があり、東日本で5番目の大きさを誇る。交通においては、長瀞バイパスと高速道路が通じており、道の駅ランキングで上位に選ばれ続けるららん藤岡を中心に沿線は広く栄えている。wikiより引用

藤岡市に「鬼石」という地区があります。その地区で今、食にまつわるイベントが開催されているのです。タイトルが「鬼の一撃めし」…インパクトあるでしょ！鬼のグルメってことですかね？一体どんなイベントなのか？

「藤岡市鬼石総合支所にぎわい観光課」の金澤亮太さんにお話しを伺います

晴の輔　実施中の「鬼の一撃めし」タイトルからすごいのですが、どのようなイベントでしょうか？

金澤「圧倒的な美味しさの、各店舗自慢のメニューを食べ歩いてもらうイベントです。」

晴の輔　具体的には？

金澤「10店舗あるイベント参加店で、会計500円ごとにシールが1枚もらえ、イベント期間中1人1回集めたシールの枚数に応じて、地場産品やお食事などの景品をプレゼントするものです。また、イベント期間中一番シールを集めた人を『キング・オブ・おにめし』に認定して豪華景品を贈呈いたします。」

晴の輔　一番シールを集めた人は「キング・オブ・おにめし」に認定された上に豪華景品がもらえる！それは食べまくった人ですか？

金澤「そうです。一番『おにめし』を食べていただいた人になります。」

晴の輔　食べた人がシール集めてナンバーワンを決めるということですか？競争性があるグルメイベント！10店舗それぞれ自慢のメニューを出している。それが「鬼の一撃めし」!

金澤「そうです！」

晴の輔　どのような「鬼の一撃めし」があるのでしょうか？

金澤「手造りハンバーグ、ピザ、刺し身、ラーメン、ダムカレーなどもあります。」

寿し正　手造りハンバーグランチ

アーノルド　ミックスピッツアMサイズ

しろ　本マグロトロ刺身

銀華亭　辛みそ野菜ラーメン

道の駅上州おにし 暖炉亭　下久保ダムカレー

晴の輔　ダムカレー？それはダムと関係があるのですか？

金澤「そうです。下久保ダムというL字型のダムがあり、それをイメージしたものです。」

下久保ダム

金澤「そうです。藤岡市鬼石の飲食店のメニューだから『おにめし』とやらせていただいています。」

晴の輔　若い人の間で「鬼」という表現が「凄い！」を意味して「鬼ウマー」とか言います。その各店舗の「鬼旨」メニューを出しているということですね。

金澤「はい、今回で第3弾となるのですけど、第1弾がおむすびで『おにむす』でした。

第一弾～銀華亭鬼むす麻婆鬼ぎり

第2弾が『鬼盛り』でか盛りなどメニューですね。

第二弾～みかわ食堂鬼盛りもりもり肉丼

そして今回は圧倒的な美味しさの『鬼美味しい』で『おにめし』となりました。」

金澤「藤岡市鬼石地区の飲食店が地域の活性化を目指して、新しい食のカテゴリーとして『おにめし』を考案したのがスタートです。」

晴の輔　地域の活性化が第一目標なのですね。

鬼石市街地

金澤「まずは元気にしていこう！が根っこにあります。」

晴の輔　地域の名前が鬼に石です。鬼は関係あるのですか？

金澤「一説によると、昔、悪い鬼がいて退治されるときに、投げた石が落ちた場所が鬼石とされた伝説が残っています。」

晴の輔　鬼退治伝説！地名を上手く利用したのですね。

金澤「『鬼』を残すためにも、全面に出して大事にさせてもらっています。」

晴の輔　「鬼」という文字の表現とインパクトは凄くあります。このイベントはいつまでやっています？

金澤「5月31日まで開催しています。3月1日から始まったばかりです。」

晴の輔　金澤さんは「鬼石地区」のご出身？

金澤「そうです。小さい頃から鬼に関するイベントがあったところなので、節分の豆まきでも『福は内』の後に『鬼も内』と言うのです。鬼を大事にしているところになりますね。」

晴の輔　福は～内！鬼も～内！鬼石地区の良さはどのようなところでしょう？

金澤「料理が美味しいことはもちろんですが、鬼石の飲食店の皆さんがとても温かいところも、鬼石地区の良さになっています。」

金澤「そうです（笑）、是非来ていただきたいです。」

「どっちだ！？晴の輔」

毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーです。

晴の輔さんが、鬼の一撃めしで食べたいのは・・・

「手作りハンバーグを食べたい」　

それとも

「刺身を食べたい」

どっちだ！？晴の輔

あぁ、ハンバーグか刺身か？肉か魚か？…うーん、どうしようかな、えーと、あ、じゃあ決めました！

「手作りハンバーグを食べたい」

今日は「群馬県藤岡市の鬼石地区でスタートしたグルメイベント！その名も『鬼の一撃めし！』その全貌に迫る！」というトピックスでお届けしました。鬼の一撃めしは各店舗の「鬼うまメニュー」のことでしたね。まさに鬼の一撃を味わう。食べ歩いてシールを集めて「キング・オブ・おにめし」を目指してみてはいかがでしょうか。

そんな「鬼の一撃めしイベント」に

それでは、次回もお会いしましょう。立川晴の輔でした。

同じ群馬県の話し

#65 群馬県 「完成したらもう見られない！ 八ツ場ダム見学ツアーが人気！？」の巻

#82 群馬県 「群馬県高崎市のマンホールに、ついにあの『ギタリズム柄』が登場！」の巻

#114 群馬県 「群馬県が、スマホ用の『埴輪育成アプリ』を開発！群馬って古墳王国？」の巻

#188「群馬県高山村で実施しているスタンプラリーは、『たからもの』巡り？」

#204 「織物の町！群馬県桐生市で生まれた環境に優しいユニークなボタンとは？」

#229「全国ナンバー1に選ばれた道の駅！群馬県川場村にある『川場田園プラザ』、その人気の秘密に迫る！」の巻