あなたは「道の駅」に行ったことがありますか?
皆様、2週間ぶりのご無沙汰でございます。私、体調はバッチリです!今週からまたよろしくお願いします。
今回の話題は「道の駅」。「道の駅」には、どんなイメージがありますか?僕がイメージするのは、高速道路のサービスエリアではなくて「一般道路のサービスエリア」というイメージですかね。
国土交通省のホームページによると「道の駅」とは、道路利用者のための「休憩機能」、そして道路利用者や地域の方々のための「情報発信機能」、もう一つ「道の駅」をきっかけに、町と町とが手を結び、活力ある地域づくりを共に行うための「地域の連携機能」。この3つの機能を併せ持つ休憩施設として生まれたのだそうです。
そんな「道の駅」は今から31年前、1991年に、山口県、岐阜県、栃木県で実験的に作られたのが最初だと言われています。それが今、全国にどれくらいあると思います?なんと今年8月の時点で、1,198ヵ所もあるのです!1,198ヵ所ですよ?全国にたくさんある「道の駅」の中で、今回ピックアップするのは、群馬県川場村にある「道の駅 川場田園プラザ」。
川場村(かわばむら)は、群馬県利根郡の村。
この道の駅が、旅行情報誌「じゃらん」が行った「満足度の高い道の駅」を選ぶアンケート「じゃらん 全国道の駅グランプリ2022」で、見事1位に輝いて話題になっているのです!
一体どんな「道の駅」なのでしょうか?
この道の駅を運営する「株式会社 田園プラザ川場」の代表取締役 永井彰一さんにお話し伺います。
代表取締役社長 永井 彰一
1963年 川場村生まれ 獅子座 A型法政大学法学部卒業後、カナダ・バンクーバーに留学。現地ウィスラーにてデュアルマウンテンプログラム社に勤務。帰国後、永井酒造株式会社に入社。1999年 代表取締役社長に就任。「お客さまが喜び、感動してもらえる酒造りに徹する」という強い想いのもと、質を徹底的に追及した「水芭蕉」を主軸ブランドとして発売。こだわりの酒造りを実践し、国内外で高い評価を得る。2007年 川場村からの要請により、株式会社田園プラザ川場 代表取締役社長に就任。川場田園プラザを関東屈指の人気を誇る道の駅に導く。
現在は、米国法人R&S Kawaba Management LLC CEO・川場村観光協会会長を兼任。
晴の輔 「道の駅 川場田園プラザ」が「満足度の高い道の駅」で全国1位になったということで、お気持ちは率直にいかがですか?
永井「私含めて社員一同喜んでおります。」
晴の輔 選ばれる理由があると思います。ポイントはどこにあるのでしょうか?
永井「広さが約6ヘクタール東京ドーム1.5倍になります。ショップや飲食店と物販合わせて直営だけで12店ございます。テナントさんも4店入っております。」
道の駅 川場田園プラザ
晴の輔 規模が大きい道の駅なのですね。
永井「お出でくださった方は『こんな大きいんだ!』と驚かれます。
永井「一日まるごと遊べる道の駅ですかね。」
晴の輔 年間どれくらいの方が訪れるのですか?
永井「約200万人いらっしゃいます。」
永井「はい、鉄道もなく国道もない人口3,100人の村です。」
永井「地元の新鮮な野菜と果物があるファーマーズマーケットを中心に飲食店が9店舗ございまして、いらっしゃるお客様の7割がリピーターです。さらにその中の5割は年に4回以上いらっしゃるコアなリピーターです。」
晴の輔 4回と聞いたら僕ワクチンの回数をイメージしてしまいました!
永井「(笑)」
晴の輔 川場田園プラザにしかない自慢できるものはありますか?
永井「たくさんあります。川場村で生産された新鮮な牛乳を使用したヨーグルトが3種類とフレッシュチーズを作っています。また店内で地ビールを作っています。この3つの工場を持っているのは『道の駅』では少ないかと思います。」
晴の輔 出来たて・生まれたてのもの食べられる!食べるもの以外では何かありますか?
永井「お子様が遊べるプレイゾーンがありまして、そこは大人気ですね。」
晴の輔 家族連れも多い。
永井「色々な世代の方が楽しめるって言われます。また標高500m前後ですので高原とまではいきませんけども、四季をお肌で感じて頂ける場所になっております。」
晴の輔 気持ちよさそうですね。お話し聞いていろんな色がイメージできます。緑があって空があって。
永井「お米の収穫の時期には川場田園プラザは田園の中にありますから、黄金色に輝きます。
晴の輔 なるほど!リピーターが年4回行かれるのは分かった気がします。「夏の川場田園プラザ」「春の川場田園プラザ」と季節が変わる度に見たくなるのでしょうね。
永井「四季が非常にはっきりとしているのも魅力の一つです。」
晴の輔 永井さんが感じる「道の駅の魅力」とは?
永井「普通『道の駅』に行かれると、トイレに寄って少し軽食をとって30分とか40分、長くても1時間ぐらいの滞在だと思うのですが川場田園プラザは楽しく最低でも2~3時間の滞在が、十分可能な施設であるところが魅力であると思います。」
晴の輔 長居したくなる場所ってことですね。
「どっちだ!?晴の輔」
毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーです。
晴の輔さんが、川場田園プラザに行ったら・・・
「園内で作られているフレッシュチーズが食べたい」
それとも
「園内で作られている地ビールが飲みたい」
どっちだ!?晴の輔
あー、それは両方味わいたいけどねえ、どっちにするか…あ…じゃあ、決めました!
「園内で作られているフレッシュチーズが食べたい」
地ビールも飲みたいですよ。でもねビールを飲む前からお客さんは
今日は「全国ナンバー1に選ばれた道の駅!群馬県川場村にある『川場田園プラザ』、その人気の秘密に迫る!」というトピックスでお届けしました。満足度の高い道の駅ナンバーワンの秘密は、ずばり「一日まるごと遊べる道の駅」ってことだったのですね。道の駅はちょっと立ち寄る的なイメージが少しあったのですが違いました。「川場田園プラザ」はそこへ行くのが目的、そこがメイン!だってね年間二百万人ですよ凄い!
そんな「道の駅 川場田園プラザ」に
それでは、次回もお会いしましょう。立川晴の輔でした。
-WEB版こぼれ話し1-
晴の輔 お客様は地元近くの方が多いのですか?
永井「群馬県内の方は3割程度です。」
晴の輔 首都圏からいらっしゃる?
永井「東京、埼玉、関東近県の方多いですね。」
晴の輔 地理的には新潟や長野も近い。
永井「特に新潟はトンネル一本で来ることできますから多いですね。」
-WEB版こぼれ話し2-
晴の輔 「満足度の高い道の駅」で全国1位に選ばれました。最初から人気があったのでしょうか?
永井「14、5年ぐらい前までは年間60万人前後のご来場しかなかったのですが、2007年以降右肩上がりになり多くの方に喜んでいただいています。」
晴の輔 60万人から200万人とは凄い増え方です。一番変化があったのは?
永井「2007年以前と今を比べると、建物は変わっていませんが内部は全部改装して、毎年新しいものを追加しています。リピーターの方を飽きさせない工夫をしています。」
晴の輔 リピーターの存在はありがたい。
永井「その反面、見る目は厳しいです。」
晴の輔 お客さんは慣れてしまいます。
永井「はい、白金台や麻布にあるようなショップもございます。」
晴の輔 なるほど!セレブの香りも楽しめます。
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