2016年12月09日

この世界の片隅に

映画「この世界の片隅に」を観てきました。

この世界の片隅に.jpg

私の中での、今年1位。

これは子供から大人まで観てほしい。

すずさん達が生きていたような普通の日常を簡単に変えられてしまうことの悲しさが戦争にはある。
一生懸命ただ生きているだけなのに、自分のせいで...と苦しまなければならない事実がある。

広島の学校で学んだ者として、戦争の残酷さや悲惨さも伝えていきたいけれど、
ただそれだけが全面に出るのではなく、戦時下に普通の生活があり、どのように過ごしていて、
それを戦争がどう侵食していったか、それらを丁寧に描いてもらえたことに、ありがとうございます、と言いたいです。

笑えるシーンもたくさんあって、本当にすごい。

ますます多くの人に広まりますように。


私の祖母も広島県内で市内より遠くに住んでいたものの、原爆が投下された日には、
お仏壇に置かれている過去帳や紙切れが、広島市内から山を越えて飛んできたそうです。
映画の中の障子戸のように。


戦争はしちゃいけん。
大切な人が奪われるなんてあっちゃいけん...。

そう思います...。


プロフィール

新保友映

担当番組:
ラジオビバリー昼ズ(火曜日)
ショウアップナイター


「声の笑顔」で、元気を届けられたらと思っています。
モットーは「熱さ、明るさ、温かさ」!
趣味は 映画鑑賞、プロ野球観戦、韓国ものを極めること!
特技は ピアノ演奏、絶対音感、野球のスコアつけ、フルート?、(今は)早起き!

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