最近観てきたものを...。
もう展示は終わってしまったのですが、
松屋銀座で開催されていた「リサとガスパール展」。
リサとガスパールのキャラクターが使われているものは日々の生活の中で目にしていたのですが、
知識はあいまいで、ウサギかな?犬かな?でも可愛いなぁ、、、程度。
だったのですが...、
展示会に行って、あまりの可愛さに、ちょっとハマりそうです^^
実はこの2人、いや2匹は、犬でもウサギでもないんですね!
パリに住んでいて、ガスパール(黒)が通っている人間の学校に転校してきたのがリサ(白)。
最初は取っ組み合いのけんかもしたけれど、そのけんかも通して特別仲良しになったのだそう。
そしてこの物語を描いていらっしゃるのは、とっても素敵なご夫婦。
物語の展開も、絵も、可愛くておもしろくて、とても癒されました。
絵心すら全くない私は、美術系には非常に弱いため、
この「河鍋暁斎」という人物のこともきちんと知らなかったのですが、
一号館美術館の側を通った時に見た告知のポスターに描かれている二つの絵が、
まさか同じ人が描いたとは思えないもので非常に驚き、興味をそそられたのです。
ビックリしました...。
絵の凄さはもちろんなのですが、描くジャンルの広さ...。
浮世絵、錦絵、風刺画、とても恐ろしい幽霊画などなど、、、
さらには、日本建築界の基礎を築いたジョサイア・コンドルが弟子という。
(ちなみに、この展示が行われている三菱一号館美術館は、
かつてジョサイア・コンドルが設計したものなんですね...)
暁斎の才能はあまりにずば抜けていて、当時非常に人気が高かったものの、
ずば抜け過ぎて理解や想像の範疇を超えていたため、
日本国内ではその偉業が次第に忘れられ、逆に海外で高い評価と人気を得ていたそうです。
とにかく驚きました。
こちらは9月6日(日)まで開催されていますので、是非足を運んでみてください。
また、この美術館から歩いて5分の丸ビル1階、マルキューブでは
こちらもおススメです。