あなたの町に、古くから語り継がれている昔話はありますか?

今回のテーマは「民話」です。
「民話」という言葉を辞書で調べてみると『民衆の生活の中から生まれ、民衆によって口から口へと伝えられてきた説話。昔話・伝説、世間話など』と書いてあります。
「民話」というのは、昔話だったり、伝説だったりするものです。有名なのが「浦島太郎」「かぐや姫」「鶴の恩返し」あたりですかね。

「民話」は、その地方の歴史や風土と結びついていますし、その土地の生活の知恵が含まれていて、言い伝えや教訓などを読み取ることができます。
子どもの頃によく「昔話の読み聞かせ」をしてもらった方も多いと思いますが、そういう昔話の読み聞かせは子どもの成長にいい影響を与えているという研究報告もあるのだそうです。
今回は、そんな「民話」にまつわる話題!舞台は、富山県小矢部市。

小矢部市(おやべし)は、富山県西部にある市。
令制国としては越中国礪波郡に属した。西端にある倶利伽羅峠で加賀国に接し、古来から北陸道の要衝であった。市内にはLIXIL、伊藤ハム等の企業の工場がある。市内の中心部には小矢部川が流れている。市内には主にヨーロッパの有名建築を模した保育所、小学校、中学校が立ち並び、「メルヘンの街」として有名である。wikiより引用
ここで10月31日まで、小矢部市に伝わる民話に触れることができるデジタルスタンプラリーを実施していて、話題を集めているのです。
小矢部市の民話…どんなのがあるのでしょうか?気になります!
小矢部市観光協会の畑里菜さんにお話しを伺います。
晴の輔 小矢部市で実施している民話にまつわるデジタルスタンプラリーとは、どんな内容なのでしょうか?

畑「『民話でたどる おやべタイムトラベルラリー』と称して、小矢部市に伝わる民話を聞きながら、その舞台となった場所を訪ねてデジタルスタンプを集めるという企画です」

畑「各スポットへ行くと、その民話をもとにした動画を見ることができます。当時の風景や人々の思いに触れながら小矢部市を巡っていただき、景品も獲得できます」

晴の輔 民話の舞台になった場所へ行って、その民話を動画で見ることができるのですね。
畑「はい。スマートフォンやタブレット一つで参加できますので、どなたでも気軽にお楽しみいただけます」


畑「そうですね。10話の民話を通して地域の歴史や文化、今の小矢部市の魅力も知っていただけます」
晴の輔 印象的な民話には、どんなものがありますか。
畑「例えば、廻向寺では「つりがねと片袖伝説」、蟹かけ橋では「大蟹伝説」といった地名や方言の由来となった面白い民話を知ることができます」


廻向寺

蟹かけ橋
晴の輔 何か一つ、分かりやすいお話紹介してください。
畑「スタンプラリーのスポットにもなっている宮島公民館には『木鐘で鳴らん』という民話があります。村の釣鐘を買いに行った正直者の『たろべえ』が、京都の賑わいに夢中になってお金を使い果たし、本物の代わりに『木の看板用の釣鐘」を買って帰ってしまったお話です。報恩講の日に鳴らしてみるものの、木製だったため、間抜けな音しかせず、たろべえが『木でできている鐘だから鳴らない(ならん)』と呟いたことから、これが『申し訳ない』を意味する『気兼ねでならん(木鐘で鳴らん)』という言葉の由来になったと伝えられています。」

宮島公民館

畑「はい。小矢部市や隣接する砺波市、南砺市にはおよそ90話もの民話が伝わっていると言われています。昔から豪雪地帯だったため、冬は家族が囲炉裏を囲んで過ごす時間が長く、その中で教訓や不思議な話が語り継がれてきたことが理由ではないかと言われています。」
晴の輔 雪深い地域だからこそ、おばあちゃんから孫へというように、語り継ぐ機会が自然と多かったんでしょうね。

嘉例谷の八幡宮

高木のお地蔵様
畑「そうですね。家族と過ごす時間が長かったからこそ、多くの民話が今に伝わってきたのだと思います」

畑「富山県の人は『富山にはなんもないちゃ~』とおっしゃる方も多いのですが、自分の住む地域の魅力を再発見し、郷土愛を育むことは、人口減少が進む地域だからこそ、とても大切だと思っています」

俊寛杉と観音滝

畑「まだまだ知られていない魅力がたくさんありますので、一つひとつ見つけていきたいと思っています」
【どっちだ!?晴の輔】
毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーです。
晴の輔さんが、小矢部市で訪ねたい民話の場所は・・・
・「つりがねと片袖伝説」の廻向寺を訪ねたい
それとも
・「大蟹伝説」の蟹かけ橋を訪ねたい
どっちだ!?晴の輔
おぉン、つりがねの伝説か?蟹の伝説か?民話だからね…えーと、じゃあね…決めました!
「『つりがねと片袖伝説』の廻向寺を訪ねたい」

今日は「富山県小矢部市の『民話に触れるスタンプラリー』に迫る!」というトピックスでお届けしました。小矢部市に伝わる民話の舞台を巡るデジタルスタンプラリーでした。民話は本で読むこともできますが、実際にその場所を訪れて、その地で動画を見ながら物語に触れると、感じ方もぐっと深くなりそうですね。私もスポットを全部巡ってみたくなりました。
そんな「民話でたどる おやべタイムトラベルラリー」に、なるほどーん!

それでは、次回もお会いしましょう。立川晴の輔でした。

同じ富山県のお話
#6 日本のスポーツを地方からおもしろく!続々と生まれている ご当地ゆるスポ!
#31「富山の新しいお米を食べたら思わず笑みが・・・ふふふ」の巻
#42 広島県「ふるさと祭り東京で発見!広島県三原市のどんぶりとは!?」の巻
#96 富山県 「あなたが名付け親に!黒部の牧場で子牛の命名権を販売!?」の巻
#142 富山県「富山県小矢部市で活動する女性グループ『メルきゅん女子』が考案した映えるパフェとは?」
#183「カレーパングランプリにエントリー!富山県高岡市の老舗和菓子店が作った ちょっと変わったカレーパンとは?」
#240「富山県魚津市で実施中の『とやま湾の幸 魚津丼フェア』!その丼ぶりの中身は深海魚??」の巻
#271「富山県魚津市にある、かまぼこ専門店のロングセラー商品がジャパン・フード・セレクションでグランプリを受賞!その商品とは?!」の巻

2026.09.21
#442「会社やお店など、経営者の悩みを一緒に考えてくれる『商工会』の日常に迫る!」
あなたの町の「商工会」を訪ねたこと、ありますか? 「週刊 なるほど!ニッポン」は、毎週、全国の各地域の話題を取り上げてお届けしていますが、そんな地域で頑...

2026.09.14
#441「広島県三次市にもののけが出現?!もののけを活用した『まち歩き』の秘密に迫る!」
あなたは「もののけ」にまつわる話に興味がありますか? 今回の話題は「もののけ」です。 といっても、怖い怪談話ではないのでご安心ください。 「もののけ」と聞くと「...

2026.09.07
#440「三重県大台町で実施中の『ごみ拾い』にまつわるイベントとは?」
あなたは「ごみ拾い」の習慣がありますか? 「ごみ拾い」と聞いて、真っ先に思い浮かぶのはサッカーのワールドカップで、現地へ応援に行った日本代表のサポーターが、試合後に...

2026.08.31
#439「新潟県胎内市で注目のご当地グルメ!胎内ゴールドヤキソバの魅力に迫る!」
あなたは最近「焼きそば」を食べましたか? この夏、あなたはお祭りに行きましたか? お祭りや花火大会で出る屋台の定番といえば…「焼きそば」じゃないでしょうか? 屋...

2026.08.24
#438「目指せ山キング!愛媛県四国中央市の山の魅力に触れるイベントとは?」
あなたは登山の経験がありますか? 先日の8月11日は、国民の祝日「山の日」でした。 「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する日」。そんな「山の日」が施行されたの...