あなたは「深海魚」と聞いて、どんなイメージがありますか?

海に囲まれた日本列島。実は日本とは世界有数の深い海=深海大国なのです。水深5,000メートル以上の海水の保有体積は、なんと世界1位。日本の周りの海は深いのですね。その「深海」の定義ですが、一般的には水深200メートルより深い海のことを「深海」と呼びます。それはそのあたりから太陽の光がほとんど届かなくなる暗闇の世界。
そんな深い場所に生息しているのが「深海魚」。独自の進化をとげているので、形がぺっちゃんこだったり、エイリアンみたいな顔していたり…。「深海魚は食べたことないな。」というあなた!いやいや、水深200メートルより深い海ですから実は、キンメダイやアンコウなども深海魚になるのです。つまり食べているのです。
今回は、そんな「深海魚」と「食」にまつわる話題。日本を代表する深い海といえば富山湾。富山湾は海に入るといきなり深くなっているのが特徴で、最も深いところは水深1,200メートル。そんな富山湾に面しているのが富山県魚津市。

魚津市は、富山市の市街地より北東に約22 kmに位置する日本海(富山湾)に面した都市である。
旧越中国の一部であり、かつては北陸街道の宿場町、富山湾の港町、魚津城等城郡の城下町、寺社群の門前町、商業・産業都市として栄えた。現在は新川地方中核都市圏である魚津都市圏の中心都市であり、富山県における7番目の人口規模。wikiより引用
ここで今、魚津で漁獲された深海魚を使った丼ぶりメニューが食べられる「とやま湾の幸 魚津丼フェア」を実施しています。食材に深海魚を使った丼ぶり、気になりますよね!
魚津漁業協同組合の濱住博之さんにお話し伺います。
晴の輔 富山湾で獲れる深海魚の丼ぶりが食べられるフェアとは、どのようなものなのでしょう?
濱住「深海魚は『ちょっとグロい!』というイメージを持たれがちですが、富山湾は日本3大深湾の一つです。今までも深海魚を漁業の対象としていましたが、もっと皆さんに知っていただきたいと企画しました。」

晴の輔 どんな深海魚を使っているのですか?
濱住「馴染みのない名前ばかりですけど、ヤマトコブシカジカ、ナガツカ、タナカゲンゲ等です。本来の馴染みのある深海魚も一部使用することにしています。」

ヤマトコブシカジカ

ゲンゲ
晴の輔 それを丼にしている。
濱住「中華風にしたり、かき揚げにしたり天丼などですね。富山に何回も来られた方がおられると思うのですけど、おそらく食べたことないと思いますよ。」

晴の輔 魚津市の皆さんは普段からゲンゲなどを食べられているのですか?
濱住「ゲンゲの仲間ではノロゲンゲがあるのですけど、これは最近では非常にメジャーな魚になっています。昔はこれも漁師の方たちが食べるぐらいで、ほとんど流通してなかったです。」
晴の輔 確かに深海魚はあまり食べないイメージがあります。
濱住「白身でゼラチン質が多いなど、健康にもいいような成分を持っているものが多いのですけどね。」

濱住「深海魚は全く食用に回らずに廃棄されることが多いので、そうした魚も貴重な食糧として活かしてやりたいという思いが大きいですね。」

富山湾 深海の幸を食べれる街 うおづ より引用
晴の輔 食べられるものだったのだけど、廃棄していたのですね。それを調理の仕方によって美味しく食べられる。
濱住「そうですね。」

濱住「ナガツカです。これが美味だと市内の飲食店で凄い人気となっています。」
晴の輔 それを昔は廃棄していた。富山湾は美味の魚が眠っている湾なのですね。
濱住「そうですね。今まではメジャーな魚に隠れてしまっています。ですけども貴重な食糧資源です。」


白エビ

ホタルイカ
濱住「そうなのです、その宝石に隠れている。」
晴の輔 (笑)富山湾はまだまだ宝が眠っている海ですよね。

濱住「『富山湾の神秘』です。まだあると思います。」
晴の輔 「とやま湾の幸 魚津丼フェア」は新しい開拓の深海って感じですね。
濱住「深いだけではなく『新海』でもあります。」

晴の輔 新しく開拓しています!魚津市の地名に「魚」という字が入っていますからね。
濱住「魚津は古くから、深海の魚を対象にした漁業が栄えていました。」
晴の輔 なるほど!このフェアはいつまでやっているのでしょう?
濱住「11月の12日までです。」

「どっちだ!?晴の輔」
毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーです。
晴の輔さんが、魚津市に行ったら・・・
「深海魚を使った魚津丼を食べる」
それとも
「富山の秋の味覚、紅ズワイガニを食べる」
どっちだ!?晴の輔
あ~そりゃあね、両方食べたいけど今回のテーマは深海魚だからね…え~、あ…決めました!
「やっぱり両方食べる」

今日は「富山県魚津市で実施中の『とやま湾の幸 魚津丼フェア』!その丼ぶりの中身は深海魚??」というトピックスでお届けしました。地元の方も食べていない深海魚を丼にしていただく!見た目で敬遠しがちだった深海魚も食べてみると美味!それこそ深い味がするかもしれません。
そんな「とやま湾の幸 魚津丼フェア」に

それでは、次回もお会いしましょう。立川晴の輔でした。

-WEB版こぼれ話し1-
晴の輔 今回は丼ですが他にも深海魚への取り組みはあるのですか?
濱住「既に終了しましたが、市民や特に子どもたちに向けて富山湾の魅力を知ってもらおうと夏休み期間中に『魚津深海魚体験プロジェクト』を実施しました。」
晴の輔 なるほど!子どもたちにすれば海があるのは知っているけど、地元の海が実は魚の宝庫であるのは分からないでしょうからね。
濱住「そうですね。大人ですら知りませんから(笑)。」
-WEB版こぼれ話し2-
晴の輔 濱住さんのお好きな「ナガツカ」はどのような深海魚なのでしょう?
濱住「ナマズのような形はしていて、しっかりとした肉質です。」
晴の輔 どうやって食べるのですか?
濱住「刺身にしたところ『これは旨い!』と取り扱う料理店が出てまいりました。」
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