あなたのご家庭は、どんな「食器」を使っていますか?

「食器」っていろんな素材のものがあります。
ガラスの食器、木の器、磁器、プラスチック…。そんな「食器」の中で、お茶碗とお箸とコップは自分専用のがあったりしませんか?

「マイ茶碗・マイお箸」なんて。この自分だけが使う食器を「属人器」といって、この文化は、実は世界的に見てもとても珍しいんだそうです。
日本や朝鮮半島の特徴的な食文化の1つとされているんだとか。その一方で「自分専用のフォークやスプーン」はあんまり聞かないですよね?
家族が共用で使っているご家庭が多いと思います。これはおそらく、フォークやスプーンを買うときに、色を合わせて形を揃えて買うことが多いから、自分専用のフォーク・スプーンになりにくいのではという説です。
今回は、そんな「食器」にまつわる話題!舞台は、石川県加賀市。

加賀市(かがし)は、石川県の南西部、福井県との県境に位置する市です。日本海に面し、山代温泉・山中温泉・片山津温泉などの温泉地で知られています。また、九谷焼や山中漆器といった伝統工芸が受け継がれる、ものづくりの盛んな地域でもあります。
ここにある「石川樹脂工業」という、樹脂製品メーカーが展開する「ARAS(エイラス)」という食器ブランドが、注目されているんです。
なんでも、今年、全国の百貨店バイヤーが優れた商品・ブランドを選定する「2025年度 第44回 百貨店バイヤーズ賞」のキッチン・ダイニング部門で「新しい器の概念を表現した」として初受賞したんだとか。一体、どんな食器ブランドなんでしょうか?
石川樹脂工業株式会社の石川勤さんにお話を伺います。

晴の輔 今、注目されている「ARAS」という食器ブランドですが、どんな食器なんですか?

石川「ARASは『心満たす、食体験を』をコンセプトに生まれた『落としても割れないうつわ』のブランドです。一人での食事からみんなの食卓まで、毎日の食卓を気軽で豊かなものにする、誰もが使えるみんなの器を目指して生産しております」
晴の輔 割れない器!素材など工夫されている?
石川「『トライタン』や『SPS』といった、丈夫で食品にも安全な樹脂を使っています。そこにガラス繊維を混ぜ込むことで、永くお使いいただける耐久性を実現しました」

晴の輔 なるほど!ARASのこだわりは?
石川「金沢のデザイン集団『secca(セッカ)』が生み出したデザインです。ご飯粒を最後の一粒まですくいやすいカーブや、お料理を盛り付けるだけで美しく見える余白など、美しさと、落としても割れない機能性を兼ね備えています」


晴の輔 1,000回落としても割れない?
石川「はい、1,000回落としても割れないです。実際に実験しています。スクワット1,000回みたいな形でやっております(笑)」

石川「最後の一粒まで食べやすいような角度もすごく計算して、美しいカーブと取りやすい機能性を両立している形になっています」

晴の輔 割れないだけでも売りではないですか。デザイン面も、その見た目とかじゃなくて、そういう使いやすさもこだわっているのですね。
石川「そうですね。『長く使える器』というものをコンセプトにしておりますので、10年後でも使っていて気持ちいいことをコンセプトに、機能性も重視しています」

晴の輔 そのブランド名ですか!どういう意味が込められているのですか?
石川「アルファベットで『ARAS』なんですが、逆さから読んでいただけると『SARA』皿になっています」

石川「そうなんです。ロゴも漢字をひっくり返しておりまして、お皿の概念をひっくり返したいという想いからARASを誕生させました」
晴の輔 皿の概念ごとひっくり返したいって!利用されている方の反響は?
石川「20代の一人暮らしを始められた方から共働きのご家庭、ご年配のご夫婦まで、幅広い方に利用されています。さらに『割れない』というコピーから縁起が良いと評判を呼んでおりまして、結婚祝いや、引き出物にも人気になっております」
晴の輔 割れないということは、小さい子どもが使っても安全という面もあります。
石川「そうですね。子どもと一緒に同じ器を使えるっていうことも、結構大事な魅力になっております。子ども用の食器ではなくて、大人と同じ器で、大人と同じ食卓を子どもと一緒に囲めるっていうことで、子連れのお客様からもすごく人気になっております」

石川「そうですね。しかも最近では、加賀市のふるさと納税の1/3がARASになっております。地域にも貢献できるので、地元を元気にする一つにもなっております」
晴の輔 それは凄いことですね。

石川「地元に貢献できて嬉しいです」
晴の輔 加賀は九谷焼が文化としてあります。
石川「加賀は山中漆器という漆器の産地と、今おっしゃってくださった九谷焼の産地になっております。加賀って聞くと観光地のイメージが多いんですけど、工芸のまちでもあります。その加賀で新しく生まれた器のブランドとなっております」

石川「そうですね。樹脂って、安っぽいとか環境に悪いとか、偽物と思われがちですが、それはどちらかというと、素材そのものではなく、扱い方の問題だと思っていて。
我々は、樹脂そのものにも工芸的な魅力があるんじゃないかと考えて、デザイナー集団のseccaと一緒に取り組んできました。
樹脂の持つ可能性を生かして、これまでの器の概念をひっくり返すような、長く使える一生モノの器を作れないか。そんな思いで開発を進めてきました」


晴の輔 色々な想いがつまっているのですね。デザインとか使いやすさとか、そういうところからもっと攻めているのですね。


石川「はい、そうですね」
【どっちだ!?晴の輔】
毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーです。
晴の輔さんが、落としても割れない器「ARAS」のお皿をプレゼントするなら・・・
・結婚祝いでプレゼントをしたい
それとも、
・就職祝いでプレゼントしたい
どっちだ!?晴の輔
うン…結婚祝いはね、ホントにぴったりです。これはねOKです。さらっといきます。決めました!
「就職祝いでプレゼントしたい」

今日は「石川県加賀市で生まれた新しい概念を表現した食器ブランド!『ARAS(エイラス)』とは?」というトピックスでお届けしました。ARASは、樹脂とガラス繊維を掛け合わせた、1,000回落としても割れない器でしたね。割れないだけじゃないですよ。ご飯をすくいやすかったり、盛り付けると美しく見えたりと、こだわりを深く感じます。アルファベットの「SARA」をひっくり返して「ARAS」。まさに食器の概念をひっくり返すブランドかもしれません。
そんな「石川樹脂工業のARAS」に

それでは、次回もお会いしましょう。立川晴の輔でした。

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