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2022.06.27

#221 「石川県加賀市にオープンした話題のキャンプ場!その魅力は…圧倒的な非日常??」

あなたは「キャンプ場」でキャンプ体験をしたことありますか?

ここ数年のコロナ禍において、密を避けられるアウトドアやレジャーが人気になっているのは皆さんご存知だと思います。その中でも、特に人気なのが「キャンプ」。

「第二次キャンプブーム」が到来しているようです。確かに2020年の流行語大賞のトップ10に「ソロキャンプ」という言葉が選ばれていました。あと「ゆるキャン△」という人気コミック知っています?アウトドアやキャンプを楽しむ女子高生たちを描いた人気の作品なのですが、これがアニメ化、そしてドラマ化されて、まあ~盛り上がっています。そんな「キャンプ」の人気の背景には、インスタグラムをはじめとするSNSや、YouTube動画が拡散されて、それを見た人がキャンプに興味を持つケースも多いのだとか。

また「キャンプ」のやり方も幅広くなっています。キャンプに必要な道具をすべて現地でレンタルできる「手ぶらキャンプ」とか、充実した施設で豪華なキャンプをする「グランピング」とか!うーん!

今回はそんなブームを迎えている「キャンプ」にまつわる話題!石川県加賀市に、今年の4月「イトノモリ Camping Field」というキャンプ場がオープンしたのですが、ここが今、圧倒的な非日常が味わえるっていうので話題になっています。ほかのキャンプ場と何が違うのでしょうか?

加賀市(かがし)は、石川県南西部にある市。福井県と接する。機械製造業が発達している。山代温泉、山中温泉、片山津温泉といった温泉地にも恵まれており、観光業も盛ん。wikiより引用

イトノモリ Camping Field」の吉田久彦さんにお話し伺います。

 

晴の輔 「イトノモリ Camping Field」が話題です。どんなキャンプ場なのでしょう?

 

吉田「当キャンプ場は、石川県加賀市の山の中、キレイな小川の流れるほとりに作りました。電気も水道も通っておらず、携帯の電波も届かないのです。」

晴の輔 電気や水道もなくて、携帯電話も通じない?!完全に自然の中でキャンプをする環境なのですね。

吉田「もちろん、山の中そのまんまというわけではなく、ちゃんとキャンプ場として整備されています。見た目はふつうのキャンプ場なのですけどインフラがありません。」

晴の輔 食事やお風呂に使う水などは、持参するのでしょうか?

吉田「お水は井戸を掘りました!手押しポンプで汲み上げたり、ドラム缶風呂を体験したりすることができます。」

 

吉田「はい、そうです。薪も近くに製材屋さんがあったり、工事現場の廃材を頂いたりして、それを薪代わりに無料で提供しているのです。小川を見ながら天然水である井戸水でドラム缶風呂にゆっくり入っていただけます。」

 

晴の輔 入るまでの準備は本当に大変そうですね。

 

吉田「一時間ぐらいかかりますね(笑)。」

吉田「普段使用しているエネルギーの大切さ、蛇口をひねればお湯や水が出てくるありがたさ。そんなことに気付けます。自然の中で生かされていること、リアルなコミュニケーションの深みなども感じられると思いますね」

 

 

吉田「子どもたちの教育にもいいと思います」

晴の輔 子どもってすぐ順応しそうですけど、大人の方が四苦八苦しそうです。

 

吉田「(笑)そうですね。当初、私たちもトラブルなどあるかと思っていたのですが、意外とクレームやお客様の『これがないからだめだ』などの声がなくて、皆さんその不便さを楽しんでいると言うかトラブルがあっても仲間同士で試行錯誤して解決する『できなかったらもういいや!』のようになっていますね(笑)。」

 

晴の輔 仲間で知恵を絞るしかない。できなかったら諦めるしかない!それに気付くっていうとこですか。

 

吉田「そんなところでコミュニケーションが深まっていくのですね。」

晴の輔 デジタル化して便利になりました。便利になると時間に余裕ができると思ったら、むしろ忙しい。

 

吉田「どこにいても電話かかってきて捕まってしまいます。エスケープゾーンがこのキャンプ場になればいいなと思います。」

 

晴の輔 世間がデジタルに追われている。

吉田「そうですね。外界からシャットアウトされます。」

 

晴の輔 デジタルデトックス!非日常の世界。

 

吉田「旅行に行くと『非日常が楽しめる』といわれますが、ここでは完全な非日常を楽しめると思います(笑)。」

晴の輔 キャンプ場を始められてキャンプブームが来ていることを感じますか?

 

吉田「お客様もすごく楽しんでいますし、自分自身も改めてキャンプって最高だなって思います。キャンプとは今のデジタル化社会の対極にあると思うのです。生活にメリハリが付くし一度はまったら抜け出せないほどの魅力があります。この時代だからこそのキャンプであると思います。」

 

 

【どっちだ!?晴の輔】

毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーでございます。

「アウトドアが苦手な晴の輔さんが、キャンプをするなら・・・

『いきなりソロキャンプをする』

それとも 

『友達と一緒にすべてレンタルできる手ぶらキャンプをする』 

どっちだ!?晴の輔」

 

ンふふん、いきなりソロキャンプは無理!いつか「イトノモリ Camping Field」に行くための準備として…これは、決めました!

 

 

「友達と一緒にすべてレンタルできる手ぶらキャンプをする」

 

その手ぶらキャンプで、キャンプファイヤーをする。いつか「イトノモリ Camping Field」に行くぞ!という

 

今日は「石川県加賀市にオープンした話題のキャンプ場!その魅力は…圧倒的な非日常??」というトピックスでお届けしました。お話を聞いていて不便さから学べることが相当ありそうですね。水道電気がない携帯も繋がらない。普通の生活からは考えられないですけど、その不便さこそが実はキャンプの魅力。

そんな「イトノモリ Camping Field」に

それでは、次回もお会いしましょう!立川晴の輔でした。

 

 

-WEB版こぼれ話し1-

晴の輔 吉田さんが感じるキャンプの魅力とは?

吉田「もちろん、非日常の環境の中で自分自身と向き合えることですね!家族と一緒だったら家族と向き合えます。ソロキャンプが流行っているのは『自分と向き合える時間』が作れるところなのだと思います。」

晴の輔 キャンプをすることで人間らしさを取り戻す。

吉田「現代には、自然の中で『人間らしさを取り戻せる時間が必要』なのではないでしょうか。」

 

-WEB版こぼれ話し2-

晴の輔  吉田さんも実際に、そこでキャンプされました?

吉田「オープン前にしました。『人間の生活音』が全くしない環境なのです。夜も真っ暗です。普段の生活なら携帯を触ってSNSを見たりニュースを読んだりします。そこではつながりませんので、一緒に行ったメンバーと普段ならしないような話しをし、濃密なコミュニケーションが取れました。」

晴の輔 そうした環境に身を置くとどうなります?

吉田「そうですね。オープンマインドとなって結束力も高まりました。」

 

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      立川晴の輔

      立川晴の輔

      落語立川流 立川志の輔一門
      1972年11月21日兵庫県神戸市生まれ
      東京農業大学農学部卒業

      ◆経歴
      平成 9年(1997) 立川志の輔に入門。志の吉を拝名
      平成15年(2003) 二ツ目に昇進
      平成20年(2008) 東西若手落語家コンペティション グランドチャンピオン
      平成25年(2013) 真打に昇進。志の吉から晴の輔へ改名

      東京八重洲、町田、千葉、川越の独演会をベースに全国各地での落語会、子ども落語会、企業落語講演、結婚式の司会等で活動中。