立川晴の輔です。あなたは普段からアクセサリーを身に付けますか?
男性・女性問わずファッションやメイクをより輝かせるアイテムの1つがアクセサリーじゃないでしょうか。指輪、ネックレス、ピアスにイヤリング、あとブレスレット…いろいろありますよ。そんな「アクセサリー」の起源は、古代エジプト時代と言われています。色んな説の中の1つですが、野生動物などを捕獲する狩猟がありますよね?その狩猟の腕を自慢する象徴として、動物の骨や牙の首飾りなどを身につけたのが現在の「アクセサリー」の原型だと言われているそうです。それが時代と共に意味合いが変化していきます。初めは狩猟の腕の象徴だったものが、いつしか財産や権力を象徴するものへと変わっていきまして、現代では、美しさを求める装飾品へと発展していますよね。
今回はそんな「アクセサリー」にまつわる話題!舞台は石川県金沢市。
ここにある「箔一」という会社が「ハクセサリー」という新しいアクセサリーを開発・発売をしていて、今、話題になっているのです。「ハクセサリー」何かの造語のようにも聞こえますが、一体どんなアクセサリーなのでしょうか?
「ハクセサリー」の開発に携わった「株式会社箔一」の鶴本晶子さんにお話しを伺います。
晴の輔 鶴本さんも開発に携わった「ハクセサリー」とはどのようなものなのでしょう?
鶴本「金沢の金箔を使用した、女性の美しさを輝かせるアクセサリーです」
晴の輔 金沢といえば金箔が有名です。「ハクセサリー」とは何かをもじった造語?
鶴本「(笑)ダジャレではありませんが『箔を使ったアクセサリー』これからも第○弾と作っていくということで『ハクセサリー』と名付けました。」
晴の輔 正直「ハクセサリー」という名前にとても惹かれました。若干ダジャレも好きなもんで(笑)どのような種類があるのでしょうか?
鶴本「様々なつけ方が可能な『ラリエット』と呼ばれる形のネックレス、イヤリング、ピアスがございます。全て日本や中国の古典である吉祥文様になっておりまして、蝶々の幸運、ハート形の恋愛運、お花の形の健康運、水仙の形の美容運、丸いお金の形の金運、5種類の金箔箔とプラチナ箔のものになっています」
晴の輔 なるほど!この「ハクセサリー」を開発するきっかけは?
鶴本「皆さん、金箔というと器や美術品を想像することが多いと思いますが、もっと身近に女性を輝かせるという事で、アクセサリーをデザインしました」
鶴本「そうですね。私がデザインして皆さんに使っていただくことで、伝統工芸を未来に繋ぎたいと思います。『箔一』のの金沢の工場には、100人の熟練した女性の職人、お子さんがいらっしゃるパートさんもいます」
晴の輔 伝統を使って今を輝かせるって、いいですね。伝統には深みがあります。
鶴本「無くなってしまうと二度と作ることが出来ませんし、他にはない雅な文化を築いてきた金沢の『金箔工芸』は唯一無二なものなので、世界に発信できるものとしてこの『ハクセサリー』が羽ばたいていければと思っています」
晴の輔 その金箔を使っている元の素材は?
鶴本「高知県のヒノキの間伐材を使用しています。通常ですと焼却・廃棄されていたものを蘇らせて作られたヒノキ製となっています」
晴の輔 なるほど!ヒノキ自体も贅沢ですけど、間伐材を使っているところにもこだわりが?
鶴本「『サステナブル・ラグジュアリー』と名付けています。美しい日常を輝かせるアクセサリーの素材がサステナブルであることに、こだわりました」
形にも「健康運」に「美容運」さらには「恋愛運」なども考えられていますね。
鶴本「木工職人さんが細かいレーザーで彫ってくださり、そこに私どもの職人が溝に一枚一枚1万分の1mmの箔を手貼りします。金属部分は浅草橋のかんざし職人さんの技から生まれた日本でもトップメーカーの金具を使用しています。The Japanの『技術の粋』を集めて作ったアクセサリーなのです」
晴の輔 細かい彫刻品に針の穴に糸を通すように金箔を貼っている。
鶴本「そうです。1万分の1mmの金箔・プラチナ箔を手で貼ってくださっております。これも『箔一』の高い金箔技術の技になっております」
晴の輔 ハクセサリーに鶴本さんの様々な想いが込められているのですね。
鶴本「そうです(笑)込めすぎたと思っているぐらいです」
鶴本「いいですね~(笑)それは是非言わせていただきます(笑)」
「どっちだ!?晴の輔」。
毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーです。
晴の輔さんが、金箔を使ったハクセサリーを購入するなら・・・
・ネックレスを購入する
それとも
・ピアスを購入する
どっちだ!?晴の輔
あぁ、僕、ピアスはしないからなあ。えーとね、これはどうしようかなあ、え~、あ、決めました!
「…というのはウソで決めていません!」
今日は「石川県金沢市で生まれた新しいアクセサリー!その名も『ハクセサリー』の正体に迫る!」というトピックスでお届けしました。アクセサリーの素材はヒノキの間伐材だったのですね。ビックリ!ヒノキの細かい彫刻に1万分の1mmの金箔を貼っていくのですからこれぞ伝統工芸品ですよ!金箔の輝きの奥に職人さんの技の輝きも詰まっている。
そんな「ハクセサリー」に
それでは、次回もお会いしましょう。立川晴の輔でした。
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