あなたは「アップサイクル」に興味はありますか?

「アップサイクル」という言葉の意味、ご存知ですか?
『本来は捨てられるはずの製品に新たな価値を与えて再生すること』を「アップサイクル」といいます。「創造的再利用」とも呼ばれています。
よく聞くのが「リサイクルとアップサイクルはどう違うの?」という質問です。「リサイクル」は、廃棄されるものの中から使えるものを取り出して、原料に戻して材料として再利用すること。
一方「アップサイクル」は、廃棄された製品の素材をそのまま生かして再利用すること。ペットボトルで例えると、ペットボトルを分別・回収して、原料に戻して、その原料を元に新たなものを作るのが「リサイクル」。
ペットボトルをカットして、花瓶にしたり鉛筆入れにしたり、再利用するのは「アップサイクル」です。
今思ったのですが、成人式に着る女性の着物・振袖。「お母さんが成人式の時に着た振袖を仕立て直して娘も成人式で着るんです~」なんて、あれも、ある意味立派な「アップサイクル」かもしれません。
今回は、そんな「アップサイクル」にまつわる話題!舞台は、岡山県倉敷市。

倉敷市(くらしきし)は、岡山県の南部に位置する市。白壁の町並みが残る倉敷美観地区、本州と四国を結ぶ瀬戸大橋などで知られる。中核市・保健所政令市に指定されており、中国地方では、広島市、岡山市に次いで3番目に人口が多い。
市中心部の倉敷川沿いの一帯は江戸時代に幕府直轄領(天領)になったのを機に繁栄し、和洋織りなす白壁の町並みが今も美観地区として保存され、県内有数の観光の街としての顔をもつ。wikiより引用
ここにある「大和被服」という主に官公庁の制服を製造・販売している会社が、ある素材を使った「アップサイクル」のブランドを展開していて、話題になっているのです。
一体どんな素材なのでしょうか?
「大和被服株式会社」の専務取締役・畑利昌さんにお話を伺います

晴の輔 畑さんのところで展開している「アップサイクル」とはどのようなブランドなのでしょうか?
畑「Returbull(リターブル)という廃棄される消防服のアップサイクル製品を製造・販売するブランドです」


畑「岡山市だけで年間500着程度の廃棄が出ています。正確な数字は分かりませんが、岡山県内では1,000着程度、全国では数万着の廃棄が毎年出ているのかと推測されます」
晴の輔 ちょっとでも何か破れちゃったりして、そのまま着るわけにはいかないですもんね。

畑「そうですね。消防隊員さんの命を守る服ですので、破損ですとか、経年劣化で生地も弱くなってまいります」
晴の輔 そうですね。その消防服を、どんなものにアップサイクルしていくのですか。
畑「消防服は熱に強く燃えにくいので、素材の特長を生かした防災頭巾や、レジャーシートとかっていうのを中心に製品を売り出していたのですけど、最近だと鞄とか小物入れとか、日常で使える製品を徐々に増やしています」


晴の輔 なるほど!実際に、利用された方の反響とかはありますか。
畑「消防士さんが実際に着ていたということに魅力を感じている、という声が非常に多いのには驚いています。やっぱり消防士さんは地域のヒーロー的な存在ですから、その人が着ていた服が自分の手元にあることに感動する。特に子どもたちからは、そういった声や反響を聞かせてもらっています」

畑「そう感じていただけるのかも。我々も嬉しくて。消防士を身近に感じるってこともそうなのですけど、今まで捨てていたものを活用したものを使っているという環境にも優しいというところ、環境保全にも貢献しているんだっていうのを、お客様が感じていただけるのであれば、作っている側として非常に嬉しいなと思います」



畑「とてもいいフレーズです!私も、それを聞いて、そう思っていただけるお客さんがいるんだったら、非常に嬉しいなと思います」
晴の輔 アップサイクルブランド、今後どんなことを発信していきたいですか。
畑「消防局さんにとって、これらの廃棄処分って岡山県に限った話ではなくて、全国にも共通する困りごとだと思うのです。貴重な資源として、それが再活用される生活が当たり前の世の中っていうのを目指すことはもちろんなのですけど、一昨年からですね、香川大学さんをはじめとして共同研究を始めて、その製品を生み出す過程で、子どもたちの防災教育につながらないかなという取り組みも始めているのです。

消防服の特長を子どもたちが聞いて、『災害が起きた時に、この消防服から何があったら自分に役立つかな』と考えるのが、防災教育につながると。そういった展開にも今後注力していきたいなと思っています」

晴の輔 防災も含めて、学んでいくっていうきっかけにもなりますね。
畑「防災を意識するきっかけになればと思いますし、そうした取り組みや製品を、弊社から発信していきたいと思っています」



畑「一つ一つ『とりあえずやってみる精神』でやってみて。この取り組みが多くの方に認知されて、日本のものづくりの……あまり偉そうなことは言えないのですけど、そういうところにもつながっていけばと思っています」
晴の輔 そうですね。
【どっちだ!?晴の輔】
毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーです。
晴の輔さんが、消防服をアップサイクルしたブランド『Returbull』で欲しいアイテムは・・・
・Returbullのレジャーシートが欲しい
それとも
・Returbullのカバンが欲しい
どっちだ!?晴の輔
うぅン、レジャーシートか?カバンか?これね、消防士さんだから、決めました!
「Returbullのカバンが欲しい」
あのカバンというか、リュックサックが欲しいです。

今日は「岡山県倉敷市の企業が展開するアップサイクルブランド!Returbullとは?」というトピックスでお届けしました。Returbullは、廃棄される消防服を日常で使えるアイテムにアップサイクルするブランドでしたね。日頃、街のために活動してくれている消防士さんが実際に着ていた消防服ですから、このアイテムを持つことで、防災を意識するきっかけにもなる。素敵な取り組みですね。
そんな「大和被服のReturbull」に

それでは、次回もお会いしましょう。立川晴の輔でした。

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