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2023.07.17

#276「岡山県瀬戸内市のオリーブメーカーが作った新商品は、あの調味料??」の巻

あなたは「オリーブ」と聞いて、何を思い浮かべますか?

「オリーブ」と聞いて思い浮かべるもの。おそらくほとんどの方が「オリーブオイル」と答えるのではないでしょうか?僕は、アメリカの漫画「ポパイ」の恋人のオリーブをイメージしちゃいました。「オリーブ」の産地といえば、イタリア、ギリシャ、スペインなどの地中海沿岸の国々。でも原産地は地中海の東なのです。トルコ南部には今でも野生のオリーブが自生しているそうです。日本で「オリーブ」といえば、香川県の「小豆島」。明治時代に、オリーブの苗木が日本に輸入されて、三重県、香川県、鹿児島県の3ヶ所で試作を始めたそうで、香川県の小豆島での栽培が一番上手くいきました。小豆島の気候と風土が地中海沿岸の風土とよく似ていたからだそうです。それ以後、栽培の研究が続けられ、小豆島を中心とする香川県、そして対岸の岡山県、広島県にも栽培が広がりました。

今回は、そんな「オリーブ」にまつわる話題!岡山県瀬戸内市に「日本オリーブ」というオリーブの商品を製造・販売する老舗メーカーがあり、オリーブをブレンドしたある調味料を発売して、話題になっています。

瀬戸内市(せとうちし)は、岡山県の南東部(東備地域とよばれる)に位置する。県庁所在地の岡山市の東隣であり、市内にはいくつかの住宅団地が造成され、赤穂線や国道2号を利用しての通勤通学客も多くベッドタウンとなっている。
西部は、吉井川を挟んで岡山平野の一部を成し「千町平野」(せんちょうへいや)と呼ばれる。大半は標高100mから300mの山林である。wikiより引用

日本オリーブ社屋

一体、どんな調味料なのでしょう?

日本オリーブ株式会社」の代表、服部芳郎さんにお話しを伺います。

 

晴の輔 今回発売したオリーブをブレンドした調味料というのは、ズバリ何ですか?

服部「『旨み塩』という商品です。私どもは、岡山の牛窓という場所にオリーブ園を持っていて、国産のオリーブを栽培しております。そのオリーブの果実と葉を瀬戸内のお塩と混ぜて『瀬戸内の恵みで出来上がった特産品』ということで、発売しました。」

晴の輔 オリーブと言えば「オリーブオイル」のイメージが強いのですが「塩とオリーブをブレンドした」ものは珍しいですね。

 

服部「そうですね。商品としては見たことがないですね。我々はオリーブオイルを作っておりまして、ありがたいことに世界的なコンテストで、金賞をいただいております。オイルを絞った後の果実は、普通どこでも捨てられてしまうのが普通なのですが、丹精込めて作って、賞もいただけるようなオイルが取れる果実をそのまま捨てでもいいのかな?と思い、それを使って商品開発し『旨み塩』という商品にしました。」

 

服部「そうですね、オリーブは捨てるところがない植物なのです。」

晴の輔 具体的にはどのような塩なのでしょう?

 

服部「果実にはアミノ酸、葉にはオリーブ特有のポリフェノールが含まれています。アミノ酸といえば旨味。ポリフェノールは爽やかな苦味があります。」

服部「おっしゃる通り美肌にする成分があります。」

 

晴の輔 他にもこだわりの部分は?

 

服部「塩は毎日使っていただけるものです。あんまりオリーブオリーブしちゃってオリーブが完全に主役になってしまうと、それはそれで使いにくいと思うので『風味がプラス』されるところでとどめていることが『こだわりのポイント』で、日常で使用されている塩と置き換えていただければ、同じ量をお使いの場合一割ほどの減塩にもなります。」

晴の輔 アミノ酸とポリフェノールが豊富で減塩!いいこと尽くし!どのような料理と相性が良いのでしょう?

 

服部「様々なものにかけて試してみたのですが『おにぎり』はシンプルで圧倒的に美味しかったですね。お米の美味しさにオリーブの風味がほのかにしていることが、すごく美味しさを引き立てていました。」

晴の輔 イメージですと、爽やかなオリーブの香りも含めて「柔らかいお塩」をふりかけて感じでしょうか?

 

服部「おっしゃる通りです。旨味や苦みが全体的に柔らかく感じられるような、おにぎりができます」

 

晴の輔 おにぎり以外に合うものはありますか?

 

服部「面白いと思ったのは、ソフトクリームが美味しかったですね。(笑)」

服部「(笑)是非、試してみてください。」

 

晴の輔 服部社長が思われるオリーブの良さ、魅力は?

 

服部「よく『オリーブってなんとなく良さそう』と言われますが、そんなものではなく『ものすごく暮らしに役に立つもの』なのですよ!塩は無くてはならないものと知られていますが、オリーブも食べて良し、塗って良し、見ても美しくてガーデニングでもとても人気があり爽やかな気分にしてくれます。人間と一緒に歩んでいくパートナーとしての魅力もあります。」

牛窓オリーブ園 ローマの丘

幸福の鐘

服部「本当におススメです。仕事する気その日は無くなると思います(笑)。」

 

 

「どっちだ!?晴の輔」

毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーです。

晴の輔さんが、オリーブの実と葉っぱが入った旨み塩を使うなら・・・

「おにぎりに使う」

それとも

「ソフトクリームに使う」

どっちだ!?晴の輔

 

うン、これはね、もう思いついた。旨み塩だから…決めました!

 

 

「おにぎりに使う」

 

 

 

今日は「岡山県瀬戸内市のオリーブメーカーが作った新商品は、あの調味料??」の巻」というトピックスでお届けしました。オリーブをブレンドした塩でしたね。旨み塩、これはオリーブオイルを使っているのではなくて、元々捨てていた絞った後の果実と葉っぱを使っている!そこがポイントですね。アミノ酸とポリフェノールの成分が含まれているのに一割の減塩とは良いじゃないですか!

そんな「オリーブをブレンドした旨み塩」に

それでは、次回もお会いしましょう。立川晴の輔でした。

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    • 立川晴の輔
      立川晴の輔
      立川晴の輔

      立川晴の輔

      落語立川流 立川志の輔一門
      1972年11月21日兵庫県神戸市生まれ
      東京農業大学農学部卒業

      ◆経歴
      平成 9年(1997) 立川志の輔に入門。志の吉を拝名
      平成15年(2003) 二ツ目に昇進
      平成20年(2008) 東西若手落語家コンペティション グランドチャンピオン
      平成25年(2013) 真打に昇進。志の吉から晴の輔へ改名

      東京八重洲、町田、千葉、川越の独演会をベースに全国各地での落語会、子ども落語会、企業落語講演、結婚式の司会等で活動中。