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2024.04.08

#314「秋田県能代市が実施している健康づくりは普段誰もが利用するあの場所から??」の巻

あなたは、日頃から健康を意識していますか?

年に一度の健康診断、あなたはちゃんと受けていますか?僕は会社勤めではないので、住んでいる自治体から年に一度送られてくる「特定健診」かな、それを毎年受けています。去年、誕生日を過ぎた頃「そろそろ一度人間ドックに行こう」と決意はしたものの、おかげ様で今のところ身体の不調はあまりないので「もうちょっと先でいいかな?」と未だに行っていません…行かなきゃ…

日本における健康増進の取り組みの歴史を見てみると、最初に開始したのは1978年「第1次国民健康づくり対策」です。その後「第2次国民健康づくり対策」。2000年からは名前を変えて通称「健康日本21」。2013年には健康寿命を延ばす事、健康格差の縮小などを目指す第二次「健康日本21」が実施されています。国も色々と動いているのですね!今回はそんな「健康」にまつわる話題!

舞台は、秋田県能代市

能代市(のしろし)は、秋田県の北部に位置し、日本海に面した市である。財政力指数は県内2位であり、秋田県北部の中心都市でもある。
能代工業高等学校のバスケットボールでの活躍が有名で、1989年度(平成元年度)からバスケットボールの街づくり事業に取り組んでいる。ほかには「木都能代」「宇宙のまち能代」を推進している。wikiより引用

能代市では、健康づくりを推進するために健康にまつわるキャッチコピーとイラストが描かれたシール!その名も「健康づくり情報発信シール」というものを作っているのです。それを貼っている場所がちょっとユニークなのだとか。一体、どこに貼られているのでしょうか?では「能代市健康づくり課」課長、堀井智昭さんにお話しを伺います。

晴の輔 能代市の「健康づくり情報」のシールを貼っている場所というのはどこなのですか?

 

堀井「市内のスーパーや事業所のトイレです」

晴の輔 トイレですか!お手洗い!考えてみたら誰もが利用する場所ってことですね。

 

堀井「そうですね。落ち着いて一人で考えられる場所でもあり『ほっと一息ついた時』に、自分や大切な人たちに対する健康を意識したキャッチコピーが目に入れば、自然と意識も高まるだろうと考えました」

 

晴の輔 なるほど!考えてみたら、お手洗いは便も健康のバロメーターです。

堀井「そうですね」

 

晴の輔 健康を意識するにはいい場所です。この健康作り情報というのは、具体的にどんな取り組みなのでしょう?

堀井「健康をテーマにしたキャッチコピーと、そのキャッチコピーをイメージできるようなイラストを一緒にしたシールを作成しまして、そのシールを市内のスーパーや事業所さんのトイレに掲示していただく取り組みとなります」

 

晴の輔 キャッチコピーは「健康作り課」の皆さんが考えるのですか?

 

堀井「私どもの市内にある小学校6年生の皆さんに、考えていただいたものです」

堀井「例を挙げますと、食生活の改善を意識していただくような『減塩で 素材の味を 味わおう』といったものや、喫煙について意識していただくような『副流煙 気づいてないの?! 大迷惑!』といった健康に関する様々なキャッチコピーがあります」

晴の輔 他にもありますか?

 

堀井「はい『朝ご飯 食べて元気に いってきます』『歩こうか 明るい未来へ 第一歩』といったようなものがあります。」

晴の輔 それ小学校6年生が考えた!

 

堀井「そうなのですよ」

 

晴の輔 上手いですね!

 

堀井「(笑)はい」

堀井「平成29年度から行っています」

 

晴の輔 なるほど。初めからトイレに貼るということで!

 

堀井「そうです、初めからトイレに掲示することを前提としていました」

 

晴の輔 大昔ですけど、トイレって落書きがあったじゃないですか?

 

堀井「そうですね」

晴の輔 見てわくわくした想い出があります。今はないですけど、トイレで「健康作り情報」が貼ってあると、ちょっとわくわくしながらも、ためになる情報が目の前にある。いいところを見つけられました。

 

堀井「(笑)ありがとうございます」

 

晴の輔 この取り組みを始めるきっかけは何だったのでしょうか?

 

堀井「この事業を始めた当時、残念ながら能代市の健康に関する様々な数値は、全国平均を大きく下回り、大変悪い状態にあると言われていました。その状況を改善するための施策として、日常的にもっと健康に対する意識を持ってもらおうとしたところがきっかけです」

晴の輔 データ的に健康状態があまり思わしくない方が多い状況になっていたわけですね。

 

堀井「残念ながらそうでした」

 

晴の輔 だからこそ改善しようと。はっきりと皆さんに意識してもらえる場所を考えた。

 

堀井「そうなります」

 

晴の輔 能代市は秋田の北部にあります。

堀井「青森県寄りの方になります」

堀井「おっしゃる通りでして、秋田県そのものが塩分高めと言われている中で、さらに能代地域は高いと言われています」

 

晴の輔 そうでしたか。小学校6年生が作られたキャッチコピーでありましたね。

 

堀井「『減塩で 素材の味を 味わおう』ですね」

 

晴の輔 子供達も分かっている。

 

堀井「(笑)そうですね」

 

晴の輔 堀井さんの健康状態はいかがですか?

 

堀井「はい、気を付けています」

堀井「そうですね、まずは自分の健康は自分で守るという意識が大切だと思います。ただ周りから見て気づく変化もあると思いますので、同じくらい周りの人の心と体の健康も気にかけていただきたいと思います」

堀井「是非ご利用ください」

 

晴の輔 (笑)分かりました~

 

 

「どっちだ!?晴の輔」。

毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーです。

 

晴の輔さんが、ニッポン放送のトイレに健康づくり情報のシールを貼るなら・・・

キャッチコピーの

「『減塩で 素材の味を 味わおう』のシールを貼る」

それとも

「『歩こうか 明るい未来へ 第一歩』のシールを貼る」

どっちだ!?晴の輔

 

うン、減塩のシールか、ウォーキングのシールか?トイレでしょ?どっちも貼りたいけどね、え~…あ、じゃあ、決めました。

 

「『歩こうか 明るい未来へ 第一歩』のシールを貼る」

今日は「秋田県能代市が実施している健康づくりは普段誰もが利用するあの場所から??」というトピックスでお届けしました。健康づくり情報のシールを貼っている場所はお手洗いでしたね。スーパーや事業所のトイレ。確かにトイレだったら目に入りますよ。ちらっとでもシールを見たことで健康を意識できる!いいトイレじゃないですか!

そんな「能代市の健康づくり情報のシール」に

それでは、次回もお会いしましょう。立川晴の輔でした。

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    パーソナリティ
    • 立川晴の輔
      立川晴の輔
      立川晴の輔

      立川晴の輔

      落語立川流 立川志の輔一門
      1972年11月21日兵庫県神戸市生まれ
      東京農業大学農学部卒業

      ◆経歴
      平成 9年(1997) 立川志の輔に入門。志の吉を拝名
      平成15年(2003) 二ツ目に昇進
      平成20年(2008) 東西若手落語家コンペティション グランドチャンピオン
      平成25年(2013) 真打に昇進。志の吉から晴の輔へ改名

      東京八重洲、町田、千葉、川越の独演会をベースに全国各地での落語会、子ども落語会、企業落語講演、結婚式の司会等で活動中。