あなたがよく行く「温泉」はありますか?
全国各地にある温泉。温泉が存在しない都道府県はどこだと思います?
正解は…ありません!温泉は47都道府県すべてに存在しています。南国の沖縄県にだって温泉はあるのです。環境省の温泉に関する令和3年度のデータによると、全国の「宿泊施設のある温泉地の数」は、なんと2,894ヶ所。あなたにね「知っている温泉の名前を挙げてください」と質問したら、おそらく10ヶ所以上は答えられると思います。でも、あなたが知っている温泉は、ほんのごく一部だということです。一日一ヶ所で、2,894ヶ所の温泉を周ったら、コレ、計算すると約8年はかかるということに!日本は、温泉大国です。
今回は、そんな「温泉」にまつわる話題。舞台は、兵庫県の北部にある新温泉町。
町の名前からして「いい温泉があるのだろうな~」という感じです。その町が今月から「シン・温泉検定」というものを実施するのです。「シン・ゴジラ」「シン・ウルトラマン」のようですが…一体どんな検定なのか?
新温泉町役場・企画課「おんせん天国室」の谷口薫さんにお話しを伺います。
晴の輔 「シン・温泉検定」とは、どのような検定なのでしょうか?
谷口「一般的に良く知られる『事前に勉強して、当日は試験だけ受けて、あとは合否を待つ』というスタイルとは異なり、検定の前にみっちり『2時間』認定講座を必ず受けていただきます。そのあとテスト勉強の時間を30分程度挟んでから、30分程度『検定』を受けていただく流れで行います。3時間あれば、お勉強もしていただけて、資格も取れるという勉強必須型の『新温泉町』のことだけ勉強するご当地検定で『シン・温泉検定』という名前に、させてもらいました」
晴の輔 試験の前に2時間の講習がある。
谷口「そうですね。『必ずここが出ます』ということを全部言いますので、ちゃんと覚えていただいて、テストに臨んでいただくということですね。」
谷口「いきなり筆記用具だけ持ってきていただいても受かる可能性が、というよりも絶対に受かります。」
晴の輔 (笑)なるほどね。まるで温泉に浸かるように、丸裸状態で行っちゃっていいわけですね。
谷口「おっしゃる通りです。もうぬるま湯に浸かったような気持ちでどうぞ。
谷口「受からせます。」
晴の輔 (笑)なるほど!どのような内容なのでしょうか?
谷口「新温泉町には〇〇温泉といわれる温泉地が6ヶ所ありまして、一番大きな平安時代から伝わっている歴史ある『湯村温泉』が開湯されたと言われるのは、次のうちどれが正しいか?『平安時代』『昭和』『平成』など選択肢があって答えていただくようなレベルです。」
晴の輔 全員を合格させるという形式ですけど、合格すると証明証などはもらえたりするのですか?
谷口「合格いただいた方は『温泉天国サポーター』として、町内のお風呂で使用できる『カード型の任命証』をお渡しできるように計画しています。」
晴の輔 入浴施設に行くと割引などがあるのですね。
谷口「割引や記念品がもらえる施設など様々です。毎日行かれると記念品がたまってしまいます。」
晴の輔 (笑)新温泉町の温泉に入りに行くときは
谷口「もう、しめしめですよね!」
晴の輔 それも含めて、新温泉町の知名度を上げたい。
谷口「新温泉町も、ここ数年『おんせん天国のまち』という名前のキャッチコピーを掲げて少し違う角度で知って頂こうと活動しています。町内の方には温泉がすごく素敵なものであることを誇らしく思って欲しいですし、町外の方にはより『羨ましく・魅力あるもの』として感じていただけるような町になるように『シン・温泉検定』を通じて発信していきたいと思っております。」
晴の輔 谷口さんはよく温泉に行かれるのですか?
谷口「私は20歳まで湯村温泉で育ち、自宅で『温泉』に毎日入っていたので、正直ありがたさが分からなかったですね。当たり前すぎるとありがたさが分からない、ということを自覚している一人であります。」
晴の輔 地元の人は、そんな地元のことを知ろうとは思わないですよね。
谷口「そこにあるのが当たり前なので、どれぐらいありがたいかということを知っていただくには、このような『シン・温泉検定』で気持ちを引き締めた時間を過ごして勉強していただくのは効果があると思いますね。」
「どっちだ!?晴の輔」
毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーです。
晴の輔さんが「シン・温泉検定」を受けるなら・・・
「一人で受ける」
それとも
「友達と一緒に受ける」
どっちだ!?晴の輔
ん~これはね、もうね温泉に行くのだからね…よし、決めました!
「友達と一緒に受ける」
そらそうですよ。友達と一緒に検定を受けて
今日は「兵庫県北部にある温泉の町がスタートさせる「シン・温泉検定」その気になる中身とは?」というトピックスでお届けしました。中身は新温泉町にあるいろんな温泉をより知ってもらいたいという検定でした。誰でも合格できる、合格してもらうまでは帰さない!いい検定じゃないですか。これは検定という名のアトラクションですね楽しそう!
そんな「シン・温泉検定」に
それでは、次回もお会いしましょう。立川晴の輔でした。
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