あなたは、印象に残っている花火大会・花火イベントはありますか?
花火はその昔、秋の季語とされていたそうです。というのも江戸時代は、お盆の送り火や秋祭りの奉納として打ち上げられていて、旧暦のお盆は秋だったので秋の季語とされていたのだとか。でも現在は、完全に夏のイメージ。8月の納涼花火大会という催しものが、全国各地で行われています。ですから花火は夏と秋、両方使える季語へと変化したそうです。花火にとってシーズンオフの今の時季、花火会社や花火師さんたちは一体何をしているのか?夏の仕事が無事に終わってね「かんぱ~い!」って、花火だけに「打ち上げ」をしているわけじゃないです。この時季は次の花火シーズンに向けて、仕込みの作業で大忙し!見る人にもっと感動してもらえるよう一年中、花火と向き合っているのです。
今回はそんな「花火」にまつわる長野県の話題!
長野県は2019年の3月に「長野県手作り打ち上げ花火」として県の伝統的工芸品に指定するほど日本有数の打ち上げ花火の生産地なのです。そんな長野県松本市に、花火の製造や打ち上げ花火を手掛ける「華松煙火」という老舗の花火会社がありまして、そこが初めて手掛ける花火イベント!その名も「信州はなびりうむ」を企画・実施しようと動いているのです。一体、どんな花火イベントになるのでしょうか?
この花火イベントを企画した「有限会社華松煙火」の上條栞奈さんにお話しを伺います。
晴の輔 企画されている「信州はなびりうむ」とはどのような花火イベントなのでしょう?
上條「花火屋さんが開催する、花火を楽しんでいただくためのイベントです」
上條「はい」
晴の輔 「信州はなびりうむ」にはどのような想いが込められているのでしょう?
上條「『信州はなびりうむ』がもう造語なのですけど『プラネタリウム』からちょっと(笑)取らせていただきまして、花火に包まれる空間を作って、地元である信州松本から花火で魅了したいという想いで名付けました。松本市の乗鞍高原を会場に考えております」
晴の輔 有名な乗鞍高原!
上條「そうです。開催時期は初夏を考えているので青々とした新緑と山々に囲まれて標高が高いところなので、星がめちゃくちゃ綺麗です。ですから明るい時間から新緑・自然を楽しんで、夜は花火と星に包まれて楽しんでいただきたいと思っています」
晴の輔 いいですね。高原の空気を味わいながら、緑に囲まれて夜は星空に包まれ
上條「ええ(笑)」
晴の輔 始めようと思ったきっかけは?
上條「コロナ禍で『花火の打ち上げ』が無くなってしまったのですね」
上條「そうですよね。ようやく花火の現場も戻ってきてはいるのですけど、物価高騰があり『イベントはやるけど打ち上げ花火は難しいかも』ということが多くなりました。」
晴の輔 もう終わりにするところは意外と多いですよね。
上條「このままだと花火は日本の伝統です。気軽に見られる機会が減ってしまうのは、非常に残念なので力添えになるか分からないですけども、自分たちでやってみようと企画しました」
晴の輔 イベントをやることは大変なことです。でもそれによって笑顔になるのは間違いないです!地元の松本で打ち上げたいという想いなのですね。
上條「松本の中心地域ですと『花火の会社』は私どもしかないのです。しかもこの松本ってなかなか大きな花火あげられる場所が少ないのです」
晴の輔 あるようで無いのですね。
上條「大きなサイズは職人の技術が凄く光る作品となります。凄い花火を市内の皆さんに見ていただきたいと頑張っています」
晴の輔 「華松煙火」さんの腕の見せ所!今のところは開催予定です。クリアしないといけない条件はあるのでしょうか?
上條「初のイベントなのでクラウドファンディングで資金調達して250万円を目標に掲げています。250万円を達成したら開催決定ということです。
晴の輔 250万円というはっきりとした目標があるのですね。「信州はなびりうむ」期待しています。
上條「ありがとうございます」
上條「はい、頑張ります!」
「どっちだ!?晴の輔」
毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーです。
「信州はなびりうむ」開催に向けて、晴の輔さんが協力できることは・・・
「クラウドファンディングで自らチケットを購入する」
それとも
「クラウドファンディング自体をもっと知ってもらうために落語会で呼びかける」
どっちだ!?晴の輔
信州はなびりうむ実現のために、呼びかけるか?チケットを購入するか?…ん~、あ、決めました!
「クラウドファンディングで自らチケットを購入する」
乗鞍高原で花火が見たい!実現して欲しいです。チケット購入しますよ
今日は「長野県松本市にある老舗の花火会社が、初の花火イベントを企画!そこに込められた想いとは?」というトピックスでお届けしました。信州はなびりうむ、あの乗鞍高原で新緑に囲まれて満点の星空の下で花火に包まれる!その光景を想像しただけでも贅沢ですよね、生で味わいたいなあ。
そんな「信州はなびりうむ」に
それでは、次回もお会いしましょう。立川晴の輔でした。
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