あなたは最近、何の写真を撮りましたか?
スマートフォンにはカメラ機能があるのは当たり前。ですから写真は撮りたいときにいくらでもパシャパシャ撮れます。撮るだけとって、いらないのは削除すればいいですからね。
昭和の終わりから平成にかけて大流行したのが、当時「使い捨てカメラ」なんて呼んでいる人もいたレンズ付きフィルム「写ルンです」。
「写ルンです」がちょっと前に若者たちの間でかなり流行っていたという話しを聞きます。理由が、そのレトロさと、写真を撮れる枚数に限りがあって失敗してもやり直せないところ。あと現像して紙という形に残すところが逆に魅力になっていたのだとか。写真はデジタルで保存するのも便利でいいですが、紙という形に残すのもいいですよね。僕は、写真一枚一枚をアルバムに貼る作業、あれが楽しかったな~!
今回はそんな「写真」にまつわる話題!静岡県南伊豆町を舞台にしたフォトコンテストが開催されていて、その作品を募集しているのです。
南伊豆町(みなみいずちょう)は、静岡県東部の伊豆半島の最南端にある町である。賀茂郡に属する。
青野川の流域の下賀茂温泉地区と弓ヶ浜温泉地区に市街を形成する。どちらも小規模ではあるが、温泉街を形成している。 この青野川の下流には小規模ではあるがマングローブ植物であるメヒルギが移植されており、定着の北限とされている。海岸地形は複雑で小規模なリアス式海岸になっている。伊豆半島最南端の岬でもある石廊崎などの景勝地を有する。wikiより引用
なんでも今回、10年ぶりの開催なのです!具体的にどんな内容なのでしょうか?
「南伊豆町観光協会」の桑原弘行さんにお話しを伺います。
晴の輔 今回10年ぶりに実施するフォトコンテストとはどのような内容なのでしょう?
桑原「簡単に言いますと南伊豆町の自然、グルメ、その自然の中でもちょっと面白そうなところを、皆さんの視点を切り取っていただく部門などがあるフォトコンテストです」
晴の輔 応募部門があるのですね?
桑原「『南伊豆の四季を感じる風景』『グルメ部門』『おもしろ・趣味部門』がございます」
晴の輔 住まわれている方の視点と、観光客の視点。それこそ外国人観光客の視点も違ったりします。
桑原「そうですね」
桑原「グランプリに選ばれますと賞金が10万円。準グランプリでは下賀茂温泉旅館協同組合加盟の宿泊補助券1万5千円分を提供いたします」
晴の輔 それはいいですね!10年ぶりの開催でグランプリは10万円! 前回のグランプリ作品はどのようなものだったのでしょう?
桑原「前回、グランプリは設定なしで、入賞者という形で選出させていただきました。作品としては最近口コミランキングでも1位となった800本の桜が咲き誇る河津桜や、最南端の石廊埼灯台、世界ジオパークにも選ばれているジオパーク関連の作品などが選ばれておりました」
河津桜
石廊埼灯台
弓ヶ浜
晴の輔 なるほど!10年ぶりに開催とのことですが、このフォトコンテストを開くきっかけって何だったのですか?
桑原「フォトコンテストを開くことによって、南伊豆町の素晴らしさを知っていただくのが一番ですね。また10年経ちますのでアップデート時期ではないかと思いました」
桑原「そうです。また以前と比べ、現在ではスマートフォンやカメラ機器の能力向上やSNSなどのインターネット普及に伴い、きれいな写真をより気軽にご応募できます」
夫婦クス
晴の輔 10年前だったら写らなかったものも、今の機能だったら写っているから新たな発見もありますね。そんな意味でのアップデートもありますね。
龍宮窟
桑原「そうです、そうです」
晴の輔 なるほど!フォトコンテストの締め切りはいつまでですか?
桑原「来年の1月31日までです」
桑原「南伊豆町は秋になりますと伊勢海老が獲れます。静岡県でも一番の水揚げ量を誇ります。全国の市町村別でもトップレベルですね」
晴の輔 河津桜に伊勢海老に海水浴!
桑原「最近はダイビングが流行っておりまして、インバウンドのお客さんがよく来られます。サメ(ハンマーヘッドシャーク)の群れが見えるところとしては、おそらく世界でもここだけだと思います。
晴の輔 フォトコンテストは海の中も対象となるのですね。
桑原「もちろんです」
晴の輔 このフォトコンテストを通じて、どんなことを知ってもらいたいですか?
桑原「南伊豆町に来て感動していただく。そこで感動したところを切り取って、フォトコンテストに投稿していただけたら嬉しいですね」
晴の輔 自然に感じたもので応募してもらえそうですね。
「どっちだ!?晴の輔」
毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーです。
晴の輔さんが、南伊豆町のフォトコンテストに応募するなら・・・
・静岡県内イチの漁獲量の伊勢海老を撮る
それとも
・約800本の河津桜を撮る
どっちだ!?晴の輔
あぁ、伊勢海老か桜か?どっちの写真を撮るか?…えー、じゃあ決めました!
「約800本の河津桜を撮る」
伊勢海老を撮る場合は伊勢海老を買わないといけないかな。
今日は「静岡県南伊豆町の魅力を再発見!10年ぶりに開催のフォトコンテストに迫る!」というトピックスでお届けしました。確かに10年前に比べるとカメラの性能は格段に上がっています。あと10年経つと人々の感じ方も変化していると思います。10年前には気が付かなかったことが、今なら美しいと感じたり面白いと思ったり。是非南伊豆町へ行って気軽に写真を撮って応募してみてください。
そんな「南伊豆町のフォトコンテスト」に
それでは、次回もお会いしましょう。立川晴の輔でした。
同じ静岡県の話し
#56 静岡県 「『いただきへの、はじまり』は静岡県富士市から!?」の巻
#69 静岡県 「“遠州の小京都”静岡県森町が、なぜか・・・AR×なぞきゃら×コスプレでPR!?」の巻
#91 静岡県 「静岡市 ホテイの『やきとり缶詰』あのお馴染みの味は宇宙レベルだった?」の巻
#106 静岡県 「高校生と共同開発!浜松市・水窪町の伝統の『じゃがいも』が焼酎に?」の巻
#155 「静岡県熱海市のかまぼこ工房が開発した辛味調味料!『おひさまだい だいだい胡椒』とは?」
#181「ありそうでなかったヒット商品!静岡県浜松市の老舗ソースメーカーが発売した『ソース味付けうずらたまご』に迫る!」
#185「日本一長い!歩行者専用の吊り橋が人気の絶景スポット!静岡県・三島スカイウォークの魅力に迫る!」
#227「缶詰もついにここまで来た!静岡市の缶詰製造会社が作った新発売した缶詰は、あのご当地グルメ?」の巻
#261「静岡県焼津市で実施している感謝を伝えるキャンペーン!その舞台は…温泉?」の巻
#292「静岡県藤枝市が実施しているカプセルトイを使ったまちおこしプロジェクト!朝ラーメンガチャに迫る!」の巻
#321「静岡県三島市が『絵本のまち三島』を宣言!絵本を通じたまちづくりの未来に迫る!」の巻
2025.05.19
#372「四季折々の自然が楽しめる箱根で、無気力なアートが爆発している!?」の巻
あなたは最近、美術館に行きましたか? -編集長の立川晴の輔です。いやあ~気持ちいい!私今どこにいるかと言うとですね、彫刻の森美術館の中にある森の足湯。足湯に浸かって...
2025.05.12
#371「秋田県大館市で誕生した新しいご当地フード!『館コロ』に迫る!」の巻
あなたは「秋田県のご当地グルメ、ご当地フード」と聞いて、何を思い浮かべますか? 編集長の立川晴の輔です。「秋田県の代表的な食べ物は?」と聞かれたら恐らく最初に浮かぶ...
2025.05.05
#370「山梨県を代表する銘菓がどこでも味わえる?『飲む桔梗信玄餅』の正体に迫る!」の巻
あなたは、「山梨県のお土産」と聞いて、何を思い浮かべますか? 編集長の立川晴の輔です。先日、山梨県に仕事で行ったとき、お土産でいただいたものがありまして。それは甲州...
2025.04.28
#369「福島県国見町にあるジェラート店のマーマレードが『世界マーマレードアワード』で最高賞を受賞!その誕生秘話に迫る!」の巻
あなたの食卓に、マーマレードはありますか? 編集長の立川晴の輔です。学校給食で出たパンに、あなたは何を塗って食べましたか? 「うちの学校はいちごジャム」。 「い...
2025.04.21
#368「千葉県御宿町を表現する色「地域色パレット」が完成!その中身に迫る!」の巻
あなたが好きな「色」は、何色ですか? どこの町にもある信号機。色の並び順は、左から「青・黄・赤」ですよね。誰もが一度は疑問に思ったことがあるでしょう。「青信号の色っ...