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2021.03.22

#155 「静岡県熱海市のかまぼこ工房が開発した辛味調味料!『おひさまだい だいだい胡椒』とは?」

あなたが、料理の時によく使う調味料は何ですか?

「スパイスの王様」といわれるコショウ。どこの家庭にもある、身近な調味料です。その昔、ヨーロッパでは「金」や「銀」と同じぐらい、高い価値があったのだそうです。「こしょう」といえば「街の中華屋さん」のテーブルの上に置いてある、イメージでしょうか。実は、あれは「黒胡椒」と「白胡椒」をバランスよくミックスした、日本独特のものなのです。最近よく見る「柚子胡椒」。あれは「粉末タイプ」もありますが、一般的には細い瓶に入った「ペースト状」のもの。その「柚子胡椒」。こしょうという名前が付いていますが、正体は「唐辛子」。「柚子胡椒」発祥の地は、九州で、その一部の地域で古くから唐辛子のことを「こしょう」と呼んでいたので、その呼び名になったという説です。今回、取り上げる「こしょう」は、唐辛子を使った調味料の「胡椒」。熱海市で、唯一のかまぼこ工房「山田屋水産」「おひさまだい だいだい胡椒」という調味料を製造販売し、話題になっています。なんでも、農林水産省が主催する、国際農林水産物の消費拡大を目的に、優れた産品を表彰する「フード・アクション・ニッポン・アワード2020」で全国1,019の産品の中から10品が受賞。その一つに選ばれたのですね!

すごい一体どんな調味料なのか?

「株式会社 山田屋水産」の福島瞳さんにお話し伺います。

 

 

晴の輔 名前が「おひさまだい だいだい胡椒」これは、どんな調味料なのですか?

 

福島「熱海産の『だいだいの果皮』の特徴である『苦味』と『唐辛子』の『辛味』を合わせた調味料です。」

おひさまだい だいだい胡椒

晴の輔 熱海名産である「だいだい」とは?

福島「正月のお餅の上に飾るみかんです。本来は『だいだい』を使うのですね。『だいだい』の意味は『実が木から落ちない、だいだい繋がる』など縁起の良い果実として、昔からお正月には飾るという風習があります。」

 

晴の輔 てっきり、普通のみかんなのだと思っていました。

福島「そうです。『代々栄える』などの意味があります。」

 

晴の輔 「山田屋水産」は何代目ですか?

 

福島「私で三代目になります。」

 

晴の輔 代々続いていますね。「おひさまだい だいだい胡椒」と聞いた時に「こしょう」がオレンジ色なのかなって思ってしまいました。

 

福島「どちらかといいますと、鍋などに入れる『柚子胡椒』的な使い方をします。

晴の輔 どんな料理に合うのでしょう?

 

福島「肉・魚料理・鍋・味噌汁などにも入れると美味しいですし、私は麺類の『味変』にも使います。面白いところでは『バニラアイス』にも合うのですよ。甘くて辛くて苦いというのが美味しく、和洋中華と幅広くお使いいただけます。」

 

晴の輔 どなたが発見されたのですか?

福島「お客様から、いろんな提案や情報をいただくのですが『バニラアイスにも合ったよ』と聞いたので、私も試してみたら、意外と美味しかったのです。」

 

晴の輔 作るきっかけは?

福島「熱海は『だいだい』の生産高がかつて日本一でした。平成26年ごろに、たくさん実った『だいだいの実』が、縁起物ですので、正月を過ぎると処分されるということを聞き、それはもったいないということで、何か作りたいと思ったのが始まりです。」

 

晴の輔 地元の特産品を使えないか?が、きっかけ。

 

福島「だいだいは『苦味』があるので、生で召し上がれないのですね。フルーツなのだけど、フルーツに入れないフルーツ。」

 

晴の輔 何とかしたい。でも「山田屋水産」は海のものを取り扱っている会社です。

 

福島「そうです。元々は『すり身屋』で『かまぼこ』を作っている会社です。

最初は『すり身』と『だいだい』を合わせたいと思い、研究開発していましたが『だいだい』の苦味が、魚の旨味を消してしまうのですね。上手くいかなくて『苦味』をどうしようと、ずっと考えた時に『辛味』と合わせたらどうか?と思い付きました。」

 

晴の輔 山田屋水産が持っている「ノウハウ」とは、全然違う方向に進み始めた。

福島「全く違う世界です。」

 

晴の輔 「おひさまだい だいだい胡椒」を通じて、福島さんがアピールしたいことは?

おひさまだい だいだい胡椒

福島「『だいだい』が熱海産であること、熱海は海産物が有名ですが、温暖な気候で育った農産物にも『美味しいものがたくさんあること』をアピールしたいですね。」

 

晴の輔 熱海は、文字通り「海」のイメージです。

 

福島「そうですね。あとは『フードロス』。捨ててしまうようなものでも、知恵を絞って『新しいものに変わっていける、使えるものになる』ということを大事にしたいと思います。」

 

 

 

 

 

「どっちだ!?晴の輔」。

毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーでございます。

 

「晴の輔さんが『おひさまだい だいだい胡椒』を売り込むために、キャッチフレーズを付けるなら・・・

『熱海の特産品を使った胡椒』

それとも

『バニラアイスに合う胡椒』 

どっちだ!?晴の輔」

 

福島さんのお話だと「バニラアイス」にも合うってね。でもこれは…

 

 

決めました!

 

 

 

 

「熱海の特産品を使った胡椒」にする。

 

 

「地元のものを使っている」「地元のだいだいを使っている」

 

 

今日は「静岡県熱海市のかまぼこ工房が開発した辛味調味料!『おひさまだい だいだい胡椒』とは?」というトピックスでお届けしました。熱海産の「だいだい」を使った調味料。これは海産物や農産物、地元の恵みに、心から感謝しながら開発した商品です。だからこそ「フード・アクション・ニッポン・アワード2020」の受賞の栄に浴された!という事なのでしょう。

そんな「おひさまだい だいだい胡椒」

興味がある方は、コチラの「山田屋水産」のホームページをチェックしてください!

それではまた、次回もお会いしましょう!立川晴の輔でした。

 

-WEB版こぼれ話し1-

晴の輔 開発に際して、難しかったことは?

福島「新しい分野の製造ですので、不安がありました。」

晴の輔 そうでしょうね。

福島「材料はシンプル過ぎるほどですが『苦味』と『辛味』のバランスを考えるのが四苦八苦しました。」

晴の輔 「すり身屋さん」の皆さんが「身をすり減らして」開発された。

福島「はい、開発もですけど『作る』ことも、手作業なので、身をすり減らしています。」

 

-WEB版こぼれ話し2-

晴の輔 他にも新しい商品とかあるのでしょうか?

福島「熱海産の原木椎茸と、すり身をアレンジした『しいたけ坊ちゃん丸』。」

しいたけ坊ちゃん丸

晴の輔 それも「海のもの」と「山のもの」。

福島「桜えびをふんだんに使った『大漁!えび娘』。玉子が入っており洋風な味付けで人気商品です。」

晴の輔 それ、僕はTVで見ました。旨そうでした!いい娘さんをお持ちです。

福島「そうなんです。(笑)あとは、芸妓さんからいただいたレシピで『芸妓味噌』というものも開発いたしました。」

晴の輔 地元のものを、どのようにアレンジするかを、凄く考えられているのですね。

福島「『美味しいもの』『安全なもの』『地域のもの』『サプライズなもの』などの食品製造をしていきたいと思っています。」

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    • 立川晴の輔
      立川晴の輔
      立川晴の輔

      立川晴の輔

      落語立川流 立川志の輔一門
      1972年11月21日兵庫県神戸市生まれ
      東京農業大学農学部卒業

      ◆経歴
      平成 9年(1997) 立川志の輔に入門。志の吉を拝名
      平成15年(2003) 二ツ目に昇進
      平成20年(2008) 東西若手落語家コンペティション グランドチャンピオン
      平成25年(2013) 真打に昇進。志の吉から晴の輔へ改名

      東京八重洲、町田、千葉、川越の独演会をベースに全国各地での落語会、子ども落語会、企業落語講演、結婚式の司会等で活動中。