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2024.05.06

#318「福井県・若狭地域の特産を使ったユニークな焼肉のたれが誕生!気になるその中身とは?」の巻

あなたは最近、焼肉を食べに行きましたか?

先月、家族で焼肉食べ放題へ行ってきました。ちょっと前までは「ここ、ファミリーレストランだったよな~」という所がどんどんその焼肉チェーン店になっているような。そのチェーン店の勢いを感じますね。焼肉界のトップ、焼肉界のキングを狙っているのでしょうか?なんて!それだけ需要があるというか、みんな焼肉が好きですよね。

日本の焼肉文化が浸透し始めたのは、戦後と言われています。当時の食糧不足、食料難の中、牛や豚の内臓を入手して食べる。要は、牛や豚のホルモンを入手して直火で焼いて食べる屋台が人気となりまして、これが、のちにロースやカルビといった肉も取り入れて、今の焼肉屋へと発展していったのだとか。「日本の焼肉のルーツはホルモン焼き」なのかもしれませんね。ちなみに日本で初めて肉の部位ごとに味付けをしてお肉を出したのは、大阪の「食道園」というお店なのだそうです。

今回はそんな「焼肉」に欠かせない「たれ」にまつわる話題を!舞台は、福井県若狭町

若狭町(わかさちょう)は、福井県三方上中郡に属する町。若狭地方の中央に位置し、若狭湾に面する。南東部で滋賀県湖西に接し、県境沿いに野坂山地が横たわる。若狭湾国定公園に属し、ラムサール条約指定湿地に登録されている三方五湖がある。日本海側気候であり、豪雪地帯でもある。wikiより引用

その町に「デキタ」という会社がありまして、その会社が若狭地域のある特産を使った「焼肉のたれ」を作ったというので話題になっているのです。一体どんなたれなのでしょうか?

株式会社デキタ」の山川みをさんにお話しを伺います。

 

晴の輔 若狭地域の特産を使った「焼肉のたれ」を作ったという事ですが、それは何ですか?

まるごと若狭いちじく 焼肉のタレ

山川「はい、若狭で栽培されているイチジクを使った『焼肉のタレ』です」

イチジク(イメージ)

山川「そうかもしれないです!私たちの地域でもイチジクは結構お菓子とかジャムなど、甘いものに加工されることが多いと思います」

 

晴の輔 ジャムのイメージは確かにあります。焼肉のたれですか!若狭イチジクの特徴とは?

イチジクの木(イメージ)

山川「若狭町小浜市などの複数の農家さんが栽培されています。皮が薄く、実がギュッとつまって甘さもしっかりあるのが特徴です。農家さんだけでなくご近所の庭木でも良く見かけるとっても身近な果物なのです」

 

晴の輔 その若狭イチジクを使ったたれは、どのような味なのでしょう?

山川「イチジクを皮ごとまるごと使ってお醤油ベースに仕上げています。イチジクの香りや甘さがしっかりと、でもニンニク醤油の香りが食欲をそそる、そんな味になっています」

山川「一番多くいただくのが『フルーティ』『きちんとイチジクの味がする』『甘いかなと思ったのだけど後味がさっぱりですね』という感想をいただくことが多いですね」

晴の輔 しっかりイチジクを感じる!ということなのですね。他の料理とかにも相性が良さそうですよね?

 

山川「ハンバーグを焼いた時の仕上げで、フライパンの中に回しかけていただくとか、私のおススメは『野菜たっぷりローストビーフサラダ』にかけていただくとすごく合います。辛味噌や唐辛子を効かせたものは、甘辛い味がさらに食欲を誘ってくれるのでオススメです」

晴の輔 なるほど!食べたくなってまいりました。若狭のイチジクを使うアイディアはどなたが?

 

山川「普段から商品の開発は私ともう一名のスタッフで一緒にしているのですが、何を作ろうか?というアイディアを二人で出しているときに『若狭のフルーツを使って商品を何か作りたい』というのと『焼肉のたれを作りたい』が出まして『では若狭で作られている果物を使って焼肉のたれを作ろう』というところからイチジクを選び、使用した焼肉のたれが生まれました」

山川「(笑)焼肉も好きなのですけども、私の働く加工所は福井県若狭町にあります鯖街道の宿場町熊川宿にあるのですが、この春に熊川宿から車で5分程の山の中に山座熊川という複合アウトドア施設の運営を始めました。この施設での『炭火焼BBQで召し上がっていただける焼肉のたれ』を『地域の食材を使って作ろう』ということで開発を始めました。」

山川「そうなのです」

 

晴の輔 若狭イチジクを使った焼肉のたれで、どのようなことを発信されたいですか?

 

山川「福井県は美味しいものや豊かな自然に恵まれており、京都に近くとても素敵な文化が残っています。このイチジクのようにそのまま食べるか甘いものに加工する、これまでの利用方法とは、ちょっと違う焼肉のタレという利用方法を私たちが見つけることでイチジクの新たな価値の再発見ができたと思っています。同じように若狭にある色々な素敵なものを、これからも多くの形でお伝えしたいと思っております」

 

「どっちだ!?晴の輔」。

毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーです。

晴の輔さんが、若狭のイチジクを使った焼肉のたれをつけて食べたいお肉は・・・

・カルビが食べたい

それとも

・ハラミが食べたい

どっちだ!?晴の輔

 

 

お~、カルビかハラミか?えーとね、これは…あ~うーん、あ、じゃあ決めました!

 

 

「カルビじゃなくて、ハラミでもなくて、牛タンが食べたい」

 

ごめんなさい、イチジクの焼肉のタレをつけてタンを食べます。

今日は「福井県・若狭地域の特産を使ったユニークな焼肉のたれが誕生!気になるその中身とは?」というトピックスでお届けしました。若狭地域のイチジクを使った焼肉のたれでしたね。若狭のイチジクたちもまさか自分が焼肉のタレになるとは思ってなかったでしょうね。フルーティーで後味さっぱりだそうです、是非試してみてください!

そんな「若狭のイチジクを使った焼肉のたれ」に

それでは、次回もお会いしましょう。立川晴の輔でした。

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    • 立川晴の輔
      立川晴の輔
      立川晴の輔

      立川晴の輔

      落語立川流 立川志の輔一門
      1972年11月21日兵庫県神戸市生まれ
      東京農業大学農学部卒業

      ◆経歴
      平成 9年(1997) 立川志の輔に入門。志の吉を拝名
      平成15年(2003) 二ツ目に昇進
      平成20年(2008) 東西若手落語家コンペティション グランドチャンピオン
      平成25年(2013) 真打に昇進。志の吉から晴の輔へ改名

      東京八重洲、町田、千葉、川越の独演会をベースに全国各地での落語会、子ども落語会、企業落語講演、結婚式の司会等で活動中。