あなたは普段、電車や列車の駅を利用しますか?
今、世界で人気の観光地となっている日本。世界経済フォーラムが発表した「2021年 観光魅力度ランキング」で日本が初の第1位になったのですが、その理由の中に「交通機関の本数の多さ、鉄道サービスの正確さ」が高い評価を受けているのです。もうね、日本の鉄道の正確さは世界が認めていますからね!普段、毎日のように電車を使っていると、それが当たり前の感覚になってしまいますが、1分もズレない定時運行がどれだけすごい事か。日本の鉄道会社って素晴らしいです。頭が下がります。僕も鉄道は大好きです。実はターミナル好きなのですよ、ターミナルステーション好き!特に終点・終着駅が好きでね~「ここで行き止まりですよ」って駅がね! JR上野駅とか、私鉄だと小田急線、京王線の新宿駅とか、地下鉄銀座線の渋谷駅もなんか好きなのです。電車が到着すると乗客全員が降りる。あの活気が好きなのです。
今回はそんな「電車・列車」にまつわる話題!舞台は、鳥取県の日野町。
この日野町のふるさと納税の返礼品の中に、限定で「駅での一日体験ができる」というのがありまして話題になっているのです。具体的にどんな駅の体験ができるのでしょうか?
日野町役場・企画政策課の生田翔平さんにお話しを伺います。
晴の輔 ふるさと納税の返礼品「駅の一日体験」とは、どのような内容なのでしょう?
JR根雨駅
生田「この度の、ふるさと納税の返礼品は体験型ということで、『JR根雨駅』の、一日駅長、一日駅員体験として業務の一部を体験することができるといった内容となっています。体験日時は、6月22日(土)、26日(水)両日とも14:00~19:00で、各日駅長1名、駅員3名の合計8名の定員です」
晴の輔 駅長一日体験とはどのような内容なのでしょう?
生田「日常業務に加え特急列車やくも号、期間限定で運行するウエストエクスプレス銀河号の出発合図等を体験していただきます」
特急列車やくも号
ウエストエクスプレス銀河号
生田「そうです」
晴の輔 なるほど!駅員体験は?
生田「駅員体験の方は『出発合図』は見学となるのですけども日常業務、例えば『切符販売』『改札業務』『列車の到着・発着時の放送体験』ですね。加えまして根雨駅の他に中間駅が日野町にございますので、そちらの見回り清掃等を予定しています」
生田「ふるさと納税業務を行うなかで、日ごろから新規返礼品の企画・開拓について注力してきましたが、そのなかで『モノ』ではなく実際に日野町に来ていただき体感していただけるようなものを企画できないかと考え、日野町の玄関口である『根雨駅』にからめた体験型ができないかということで、JR様に相談したところ、やりましょうと言っていただき、実際に寄附を受け付ける運びとなりました」
晴の輔 日野町に来ていただきたい。
生田「そうですね」
晴の輔 いいアイデアです。日野町は鉄道で有名な場所なのですか?
生田「JR根雨駅は前の2022年に開業100周年でして、町としてもJRさんとともに『鉄道を通じたまちづくり』に力を入れさせていただいております。JR根雨駅と黒坂駅の間を『ネウクロ』という愛称で鉄道ファンの皆さんには親しまれて全国的にも有名な地となっています」
晴の輔 根雨駅と黒坂駅の間をネウクロ!ファンの方がネウクロと言っていた。
生田「特に『撮り鉄』さんの中で有名です」
生田「(笑)ネーミングも言いやすくて覚えやすいと思います」
晴の輔 人気でしたら今後も続けていく可能性は?
生田「皆様にこの放送をお聞きいただいている時には、既に申し込みを打ち切らせていただいているかもしれません。今のところはっきりとしたことは言えませんが、JR様とも相談しながら、第2弾、第3弾ということも今後検討していきたいと考えています。」
晴の輔 期待している人は多いと思います。
生田「そのように思っていただければありがたいです」
生田「相談しながら考えたいですね」
晴の輔 一般の人にも体験してもらいたいですね。
生田「鳥取県の日野町とは、どんなところなのだろう?と興味を持っていただけるよう情報を提供したいと思っています」
「どっちだ!?晴の輔」。
毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーです。
晴の輔さんが、駅員の一日体験で一番やりたいのは
・改札業務の体験をやりたい
それとも
・列車の発着の放送体験をやりたい
どっちだ!?晴の輔
お~、改札業務か、発着の放送体験か…えーとね、これは…あ、決めました!
「列車の発着の放送体験がやりたい」
駅のホームの放送はやりたいです。
今日は「鳥取県日野町のふるさと納税の返礼品は、駅での一日体験?」というトピックスでお届けしました。JR伯備線根雨駅での1日体験。日野町に来てもらいたいという思いから考えついた企画だったのですね。鉄道ファンには既に有名な駅での特別な時間は、その方にとっては間違いなく鉄道記念日になりますね!
そんな「JR根雨駅の一日駅長・駅員体験」に
それでは、次回もお会いしましょう。立川晴の輔でした。
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