今週のニッポン放送は、
「大人パラダイス 秋のリスナー大感謝ウィーク」と題してお送りしています!
平日朝6時からの
「高嶋ひでたけのあさラジ!」でも、
今日は、山谷えり子拉致防災担当大臣にお越しいただくなど、
スペシャルゲストをお迎えしながらお送りしています。
明日21日は、火曜日レギュラーのジャーナリスト富坂聰さんに加えて、
渦中の方、産経新聞前ソウル支局長加藤達也さんが生登場されます!
今週の「あさラジ!」、ぜひお聞きください!
さて、少し遅くなりましたが、「あさラジ!」の10月初めのスペシャルと言えば、
10月7日に種子島で行われた、気象衛星ひまわり8号の打上レポート。
打上から2週間経ちますが、
先週金曜日の17日には、気象庁から、
ひまわり8号が赤道上空の約3万6千キロの静止軌道に投入されたと発表されました。
打上の時の写真をご紹介します。
私たちが打上を見守ったのは、種子島の長谷展望公園。
打上地点から、およそ7㎞のところにあります。
何百台も車が並んでいる駐車場を抜けると、
一面の芝生が広がり、屋台が出て、ビニールシートを敷いて、と、
何だかお祭りのような光景で、たくさんの方が打上の瞬間を待っていました。
まさに打上日和と言えそうな、良いお天気だったんですが、
慣れている方は、日傘も持って、装備はばっちり、という感じでした。
ほかにも、一眼レフカメラはもちろんのこと、
カメラ・ビデオを支える三脚や、打上の実況を見ようとスマートフォンを携えた方も、
たくさんいらっしゃいました。
お話を伺った中だと、西日本の各所から、お休みをとって、
お友達と、ご夫婦と、連れだっていらっしゃる方も多かったです。
そんなベテランの皆さまに対し、
私も高嶋さんも、打上を見るのは初めて。
高嶋さんも放送で仰っていましたが、
最初のうちは、レーダーの塔をロケットだと思い、
じっと見守ってしまいました。
よく見ると、組み立て棟の横に、H-ⅡAロケットが見えます!
定刻通りのカウントダウンで、
徐々に打上の時間が近づいて、
10分前を切ってからは、何だかあっという間でした。
(没になりましたが)恥ずかしながら私も実況をしていたので、
自分で撮れた写真は、ロケットの煙を撮った1枚だけでした。
ざわざわしていた公園も、
打上の時間が近づくと水を打ったようにしんとなって、
集まった皆で打上を見守っているんだ、という一体感がありました。
カウントが0になったと同時に、
ひまわり8号を載せたH-ⅡAロケットは、
大きな音とまぶしい光を放って、
ぐんぐん空に上がっていきました。
目に入るロケットの大きさは、どんどん小さくなるのですが、
豆粒ほどの大きさになっても、その光が位置を知らせてくれていました。
ほんの一瞬で終わってしまった感動的な光景で、
何度も見たくなる気持ち、足を運ぶ情熱が、とてもよく分かります。
私たちは、製作過程を見学し、打上を見守るだけでしたが、
ひまわり8号にかかわっていた方々の感慨、喜びはいかばかりかと思います。
三菱電機のHPには、ひまわり8号にかかわった方の生の声も紹介されている、
「くまちゃんレポート」というページがあります。
http://www.mitsubishielectric.co.jp/me/dspace/himawari8_report/
ひまわり8号にかかわった方の想いを、ぜひお読みくださいませ。
ひまわり8号は、来年の夏に本格的な運用が始まる予定です。
天気予報が変わったなと感じたら、ひまわり8号のことを思い出してくださいね。