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2025.10.20

#394 「岐阜県瑞浪市に今月オープンした『化石食堂』その魅力に迫る!」

あなたは「化石」と聞いて、何をイメージしますか?

「化石」と聞いて、パッとイメージするのは「恐竜」でしょうかね?これまで北海道を始め、18の県で恐竜の化石が見つかっています。なかでも福井県は「恐竜王国」と呼ばれるくらい有名です。あと「生きた化石」と呼ばれているのが、カブトガニやシーラカンスですが、ほかにも紅葉シーズンに鮮やかな黄色に色づく「イチョウ」も「生きた化石」なんですって。知っていました?

そもそも「化石」とは「恐竜」だけの話しではないのです。大昔の生物の遺骸や活動の痕跡が、地層や岩石の中に保存されたもので、生物の骨、貝殻、植物の葉など、様々な生物の化石があるのです。「化石」は、生命の進化や地球の環境がどう変化したかを教えてくれる貴重な証拠と言われています。

今回はそんな「化石」にまつわる話題!舞台は、岐阜県瑞浪市

瑞浪市(みずなみし)は、岐阜県南東部に位置する市。美濃焼、中山道の宿場、化石などで知られる歴史と文化のまちである。
瑞浪の地名は、瑞浪土岐町の前身である瑞浪村ができるとき、水の南(土岐川の南)の意味と瑞穂の浪打つ町という意味で瑞浪という名がつくられた。wikiより引用

この町に今月1日「化石食堂」というお店が新しくオープンして、注目を集めているのです。一体どんなお店なのでしょうか?

「化石食堂」を手掛ける「瑞浪市観光協会」の日比野智美さんにお話しを伺います。

 

晴の輔 今月オープンした「化石食堂」とは、どのようなお店なのですか?

 

日比野「瑞浪市民公園の中にある『おしゃれな空間の中に、ワクワクが詰まったお店』です」

提供:瑞浪市観光協会

晴の輔 公園の中にある食堂?

 

日比野「そうです。瑞浪市民公園は以前“化石公園”と呼ばれていたこともあり、地元・瑞浪市の『皆さんに愛されるカフェにしたいという想い』で始めました」

瑞浪市民公園

晴の輔 「化石」という名前の由来ですが、瑞浪市とは何か関係があるのですか?

 

日比野「ここは、2千万年前には海でした。周囲を陸地に囲まれた湾のような場所で、川から流れ込む泥や砂が積み重なって、海の生物たちの化石が良い状態で保存されたといわれています」

日比野「そうです。そこが皆さん驚かれるところなのです」

鬼岩公園

晴の輔 名古屋からかなり山の方です。

小里川ダム

日比野「名古屋から列車や車で1時間のところに位置しています。瑞浪市では哺乳類の化石『デスモチルス』『パレオパラドキシア』貝の化石『ビカリア』などが有名です」

瑞浪市化石博物館
提供:瑞浪市観光協会

晴の輔 貝の化石が出てくるってことは、まさに海の名残です。化石にちなんだ食堂のメニューもある?

KASEKIカレー
提供:瑞浪市観光協会

日比野「アルファベットで『KASEKI』カタカナで「カレー」=KASEKIカレーです。ご飯の中にチーズボールなどが埋まり、シャベル型のスプーンで崩しながらお召し上がりいただく、遊び心をくすぐる一品です。」

チーズボールがカレーではなくてご飯に埋まっている!それは楽しいですね。ほかにはどんなメニューがありますか?

 

日比野「『瑞浪ボーノポーク』というブランド豚を使用したハンバーグや生姜焼き、唐揚げのランチセット。地元の玉子を使ったフレンチトーストや手作りシフォンケーキなどのカフェメニュー。もちろん、モーニングメニューもあり、ドリンク代でトーストとゆで卵付です」

提供:瑞浪市観光協会

提供:瑞浪市観光協会

提供:瑞浪市観光協会

提供:瑞浪市観光協会

晴の輔 モーニング文化といえば、岐阜・愛知エリアです。

 

日比野「そうなのです。名前は“食堂”ですが、店内の雰囲気やメニューはカフェスタイル。そのギャップも面白いと思います」

日比野「地元の方はもちろん、“Instagramを見て来ました”というお客様も多いです。準備したランチが連日売り切れることもあり、嬉しい悲鳴をあげています」

 

晴の輔 お客様が“化石食堂”を発掘してくれている感じですね。

 

日比野「まさにその通りです」

 

晴の輔 カフェをオープンするにあたって、“化石”をコンセプトにしようと最初から決めていたのですか?

化石食堂
提供:瑞浪市観光協会

日比野「はい。もともとこの地域は化石が多く見つかるエリアで、“瑞浪市化石博物館”もあります。博物館とカフェをつなげるような存在にしたい、という思いが最初からありました」

 

晴の輔 なるほど!博物館を見てから食堂でランチやコーヒーを楽しむ、最高のコースですね。この“化石食堂”を今後どんな場所にしていきたいですか?

 

日比野「日々お越しいただく常連さんも、Instagramを見て初めて来られた方も、誰もがワクワクできる場所にしていきたいです」

 

晴の輔 “化石”って言葉だけでワクワクします。

日比野「お上手ですね(笑)」

 

【どっちだ!?晴の輔】

毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーです。

晴の輔さんが、化石食堂へ行って注文したいのは・・・

・KASEKIカレーを注文して、チーズボールを発掘したい

それとも

・瑞浪ボーノポークを使用したハンバーグを注文して美味しさを発掘したい

どっちだ!?晴の輔

 

ンふふっ、カレーか?ハンバーグか?…シャベル型のスプーンでチーズボールを発掘してみたい…これは…、あ、決めました!

 

 

「KASEKIカレーを注文して、チーズボールを発掘したい」

今日は「岐阜県瑞浪市に今月オープンした『化石食堂』その魅力に迫る!」というトピックスでお届けしました。山に囲まれている瑞浪市、2千万年前は海だったから、これまで化石がたくさん見つかっているのですね。だから「化石食堂」!「KASEKIカレー」とは面白いです。連日ランチも売り切れだとか。これからますます話題になりそうですね。早く行ってみたい!

そんな「化石食堂」に

それでは、次回もお会いしましょう。立川晴の輔でした。

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    • 立川晴の輔
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      立川晴の輔

      立川晴の輔

      落語立川流 立川志の輔一門
      1972年11月21日兵庫県神戸市生まれ
      東京農業大学農学部卒業

      ◆経歴
      平成 9年(1997) 立川志の輔に入門。志の吉を拝名
      平成15年(2003) 二ツ目に昇進
      平成20年(2008) 東西若手落語家コンペティション グランドチャンピオン
      平成25年(2013) 真打に昇進。志の吉から晴の輔へ改名

      東京八重洲、町田、千葉、川越の独演会をベースに全国各地での落語会、子ども落語会、企業落語講演、結婚式の司会等で活動中。