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2019.08.12

#71 岐阜県 「岐阜市の銘菓『鮎菓子』の食べ比べは、タクシーにお任せ!?」の巻

あなたは、今年、鮎を食べましたか?

夏の川魚といえば、鮎。塩焼きは美味しいですよね。この時期、岐阜県で鮎と言えば「長良川鵜飼」。1300年以上の歴史を誇ります。

でも鮎は鮎でも、和菓子の「鮎」。岐阜の銘菓に「鮎菓子」があります。

お店によっては「若鮎」「のぼり鮎」なんて言い方もあるそうですが、長良川の鮎をかたどったカステラ生地にモチモチの求肥を包んでいる、素朴な美味しさ…それが僕は好きです。岐阜市では昨年、そんな「鮎菓子」を広く普及させるために、何と!「鮎菓子タクシー」なるものが登場しました!岐阜市の観光名所とともに、おススメの鮎菓子店を案内してくれるそうです。タクシーで「鮎菓子」の食べ比べ??

では、「鮎菓子タクシー」専属ドライバー、日本タクシーの東さおりさんにお話しを伺います。

 

 

晴の輔 「鮎菓子タクシー」…もの凄いインパクトなのですけど。

 

東「はい。」

 

晴の輔 東さんは、日本タクシーの「あゆ」とか呼ばれているのですか?

 

東「(笑) そうですね『あゆこ』と一人の方だけに呼ばれています。」

 

晴の輔 (笑) そもそも「鮎菓子タクシー」とは何台ぐらいあるのですか?

 

東「1台だけになります。」

 

晴の輔 えっ!?専属ドライバーさんは何名ぐらいいらっしゃるのですか?

 

東「私、一人です。」

 

晴の輔 鮎菓子タクシーは東さんが専属で乗られているのですね。

 

東「そうです。」

 

晴の輔 鮎菓子タクシーって特徴があるのですか?

 

東「行灯がオレンジ色の『鮎』の形になっています。タクシー自体の色は濃紺で女子にカワイイと大人気です。『和モダン』な感じです。黄色い鮎菓子のクッションも後部座席に乗せていて」

晴の輔 あまりタクシーではクッションは見ません。

 

東「『カワイイね』と言っていただいたりしています。」

 

晴の輔 その鮎菓子タクシーに、乗車すると「鮎菓子店」を回っていただけるのですか?

 

東「普段は普通のタクシーなのですけど、ご予約があると『貸切』で鮎菓子のお店、観光名所などを回らせていただいております。」

 

晴の輔 鮎菓子の店舗を回る…そんなにお店があるのですか?

 

東「岐阜市内ですと30店舗ほどございます。」

 

晴の輔 市内にそんなにあるのですか!

 

東「お店によって味とか食感とか、『鮎の顔』が全く違いますので」

晴の輔 顔が違うのですか?(笑)

 

東「顔もそうですけど、何となくお腹がぽってりとしていたり、スマートだったりと様々ですね。」

 

晴の輔 へええええ、おススメのお店とかあります?

 

東「はい、皆おススメなのですけど、川原町にある明治四十一年創業の『玉井屋』さんという老舗の鮎菓子は、凛とした表情と品のある味が特徴です。最近では岐阜県が文化観光などで交流を深めている、リトアニア産のはちみつとクランベリーを鮎菓子の中に入れたものもあります。」

晴の輔 リトアニア産ですか!

 

東「次は岐阜駅の南口にあります、『香梅』さん。午前中に行きますと、店頭で焼いているので、焼き立ての鮎菓子をその場でいただくことができます。」

晴の輔 鮎の塩焼きではなくて、焼き立ての鮎菓子って(笑)いいですね。

 

東「美味しいですよ。あとは『緑水庵』さんという川原町にある、和菓子屋さんは『イチゴ味』とか『抹茶味』『チョコ味』といったバラエティに富んだ鮎菓子を楽しめます。中でも私はチョコ味が好きです。

また美殿町にある、甘泉堂総本店さんは、小指ぐらいの小さい鮎菓子を扱っています。」

東「小さくて可愛らしくって、お土産に持っていくと喜ばれると思います。」

 

晴の輔 鮎というよりは小魚のような。

 

東「そうですね。鮎菓子がミニチュアになった感じで、凄く可愛いですよ!」

 

晴の輔 なるほど…いろいろあるのですね。

 

東「先日、大阪からいらっしゃった若い女の子三人組のお客様は、鮎菓子店を回って、岐阜大仏岐阜城にゆかりのある崇福寺に行き、川原町に、鵜飼に使う船の造船所がある、古い町並みがあるので

そこまでお連れして解散です。このように回らさせていただいております。」

 

晴の輔 若い女の子たちの反応は?

 

東「『カシャカシャ』とインスタに上げていただいたりとか」

 

晴の輔 鮎菓子タクシーもインスタ映えしますよね?

東「撮られたりするのかもしれないですね。」

 

晴の輔 普通のタクシーよりは目立ちますからね。

 

東「そうですね。『あそこにいただろう?』とか言われます(笑)」

 

晴の輔 それこそ違う道に行ったら、長良川ではないですけど「何、迂回(鵜飼い)しているんだ!」と言われてしまったり。

 

東「(笑)言われるかもしれないですね。」

 

晴の輔 見つけたら絶対に指差しますもん。

 

東「(笑)是非岐阜に来た時に見つけたら、指差してください!」

 

晴の輔 見つけるどころか利用させていただきます。予約すればいいのですよね?

 

東「ご予約していただければ、お迎えに向かいます。」

東「かけるようにします!」

 

 

 

 

 

「どっちだ!?晴の輔」

毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーです。

今、お題が来ました!「晴の輔さんが岐阜へ行って乗りたいのは?・・・『長良川鵜飼観覧船』 それとも 『鮎菓子タクシー』  どっちだ!?晴の輔」

 

ふふっ、だったら「鮎菓子タクシー」に乗って「観覧船乗場」まで行きますよ。

 

決めました!

 

 

 

鮎菓子タクシー

 

うん、予約したら東さんが迎えに来てくれるでしょ?で、東さんは明るいから出発するときに多分こう言うよ!

 

今日は、「岐阜市の銘菓『鮎菓子』の食べ比べは、タクシーにお任せ!?」というトピックスでお届けしました。鮎菓子っていろんな味があって、いろんな顔もあるのです。焼き立て食べたいなあ。岐阜に行ったら「鮎菓子タクシー」を見つけるのも楽しいかも。是非予約してご利用ください!

そんな「鮎菓子タクシー」に

それでは、次回もお会いしましょう!立川晴の輔でした。

 

 

 

 

 

-WEB版こぼれ話し1-

晴の輔 東さんは鮎菓子お好きなのでしょうか?

東「もう大好きです!小さい頃から好きで、いただいたりすると『やったあああ!』という感じです。(笑)」

晴の輔 しょっちゅう召し上がっているのですか?

東「大好きなのですけど、前はそんなにあること知らなくて『鮎菓子タクシー』に乗車し、いろんなお店回るようになって、多くの種類を食べるようになりました。」

晴の輔 鮎菓子タクシーのドライバーになるには、試験とかあったりするのですか?

東「試験というか、お店を回って一つ一つ食べてみたり、鮎菓子作り体験で実際に作ってみたり、日々岐阜市の観光について勉強したりしています。」

晴の輔 鮎菓子のことは何でもあれ!ということですね。

東「そうですね!(笑)」

晴の輔 お勧めの観光スポットはありますか?

東「お堂の中に入ると、かなり吃驚するような、岐阜大仏があります。あとは鵜飼ですね。」

晴の輔 長良川の鵜飼は世界的に有名ですからね。

東「はい、すごく風情があっていいですよ」

 

-WEB版こぼれ話し2-

晴の輔 鮎菓子タクシー、目立ちますよね。

東「鮎菓子タクシーでお迎えに行くと、お迎え先のお店からお客さんがバラバラっと出てきて、写真パシャパシャ撮られたりとか。」

晴の輔 信号待ちしていても、撮られたりするのではないですか?

東「あります。(笑) それから鮎菓子タクシーに乗られた方だけにお渡ししている『鮎菓子ステッカー』というのがございます。」

晴の輔 鮎菓子ではなくてステッカー!

東「鮎菓子のカワイイ、シールなのですけど、それを最後にお渡しして、鮎菓子タクシーも写真に撮られて、乗られた方は凄く喜んでいらっしゃいます。」

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    パーソナリティ
    • 立川晴の輔
      立川晴の輔
      立川晴の輔

      立川晴の輔

      落語立川流 立川志の輔一門
      1972年11月21日兵庫県神戸市生まれ
      東京農業大学農学部卒業

      ◆経歴
      平成 9年(1997) 立川志の輔に入門。志の吉を拝名
      平成15年(2003) 二ツ目に昇進
      平成20年(2008) 東西若手落語家コンペティション グランドチャンピオン
      平成25年(2013) 真打に昇進。志の吉から晴の輔へ改名

      東京八重洲、町田、千葉、川越の独演会をベースに全国各地での落語会、子ども落語会、企業落語講演、結婚式の司会等で活動中。