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2019.08.19

#72 「本格スタートした『働き方改革』!生活はどう変わる!?」の巻

あなたは「理想の働き方」出来ていますか?

働き方。僕の理想の働き方は、古典落語の「熊さん」「八っつあん」がよく言っていますよ、「働かずに遊んで酒が飲めればそれでいい」…ってわけにはいかないですよね。

 

さて、ご存じかとは思いますが、今年の4月に本格スタートした「働き方改革」!とは言いつつ、あなたの「働き方」に何か変化ありましたか?

NHKの朝ドラも来年春の放送から土曜日の放送をやめて、月~金曜日の週5日の放送にすると発表しましたよね。

働き方。何が変わったか、そしてこれからどのように変わるのか?

 

では、厚生労働省 雇用環境・均等局 有期・短時間労働課の石割千晶さんにお話しを伺います。

 

 

晴の輔 「厚生労働省 雇用環境・均等局 有期・短時間労働課」…完全に「寿限無、寿限無、五劫の擦り切れ」の世界ですね。これを言っただけで働いた!という気持ちになれます。

 

石割「(笑)長い名前ですよね。」

晴の輔 石割さんはご出身どちらなのですか?

 

石割「富山出身です。」

 

晴の輔 うちの師匠もめっちゃめちゃ働きますから。(笑)でも今回の「働き方改革」耳にはするのですけど。目指すところはどのようなものなのでしょう?

 

石割「働く方々が個々の事情に応じて、多様で柔軟な働き方を、自分で選択できるようにするのが『働き方改革』」

 

晴の輔 例えば、子育てのお母さんがいたり、今だったらご年配の方も働いたりしていますよね。個々の事情に合わせられる。

 

石割「自分が働きたいように、その働き方を自分で選択できる。」

 

晴の輔 具体的にはどのような感じなのですか?

 

石割「三つあるのですけど、一つ目が、『年次有給休暇の時季指定』です。

年次有給休暇が10日以上付与されている労働者に対して、使用者は、年5日の休暇を、労働者の希望を踏まえ、時季を指定して取得させることが義務化されました。」

 

晴の輔 今までは義務ではなかったのですか?

 

石割「そうなのです。これについては大企業・中小企業関わらず、今年4月から施行されています。」

 

晴の輔 へえええ。

 

石割「二つ目が、『時間外労働の上限規制』。

1か月の時間外労働は、原則として、月45時間、年360時間が上限となりました。大企業は今年4月から施行されておりますが、中小企業では来年4月に適用されます。」

 

晴の輔 大企業と中小企業では、すぐに出来る出来ない…あるでしょうからね。

 

石割「最後が、『同一労働同一賃金』。

同じ企業の中で正社員とパートや契約社員など非正規社員との間の、不合理な待遇差を解消するルールです。大企業は来年4月、中小企業については再来年4月から適用されます。ただ、労働者派遣法は企業規模に関わらず2020年4月1日から施行されますのでご注意ください。」

 

晴の輔 ちなみに石割さんの働き方は、改革進んでいるのですか?

 

石割 職員同士が意見を出す場であったり、朝メールを活用してお互いに業務内容を共有したり、休暇が取りやすい環境を整えたりとか進めていますね。

 

晴の輔 厚生労働省では実践しているのですね。

晴の輔 アフター5はどちらにいらっしゃるのですか?

 

石割「お酒が好きなので、飲みに行くこともあります。」

 

晴の輔 どちらに?

 

石割「有楽町とか新橋です。」

 

晴の輔 有楽町!ここではないですか!

 

石割「はい。お世話になっています(笑)この辺りで。」

晴の輔 富山ご出身ですから日本酒で?

 

石割「そうですね。」

 

晴の輔 そういう時間があると、やはり違いますか?

 

石割「リフレッシュが出来ます。明日また頑張ろうと。」

 

晴の輔 企業は当たり前ですけど、売り上げ重視ではないですか。そのためには働かなければいけません。でもしっかりと休みも取らなければだめですよね。中小企業などは、従業員の数がそう多くないでしょうから、なかなか難しいでしょうね。

 

石割「中小企業の方々への支援として、私たちは47都道府県に『働き方改革推進支援センター』を開設しております。無料で、働き方改革に関する相談支援や、各種助成金の活用について、しっかりとサポートさせていただきます。」

 

晴の輔 分からないことがあれば、そこに行って聞くということですね。

晴の輔 そうですよね。とは言いつつ…

 

石割「まず最初に、既に取り組んでいらっしゃる企業さんのお話を、聴いてみていただくのはいかがでしょうか。先進事例といいますか。成功事例といいますか。」

 

晴の輔 それはどこで聴けるのですか?

 

石割「9月3日火曜日に、厚生労働省主催の特別フォーラム『進めよう!中小企業の「働き方改革」』を、東京・品川「ザ・グランドホール」で開催させていただきます。」

 

晴の輔 そこへ行けば、既に取り組んでいる企業の先進事例、成功事例を聴くことが出来るんですね!このフォーラムの申し込みはどうしたらよいのでしょうか?

 

石割「フォーラムのお申込みや詳細、相談窓口や各種助成金については、『働き方改革特設サイト』で検索してご覧ください。」

 

晴の輔 「働き方改革特設サイト」ですね。

 

 

 

 

「どっちだ!?晴の輔」

毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーです。

 

今、お題が来ました!「晴の輔さんが『働き方改革』を世間に広めるには?・・・

「働き方改革の落語を作る」 それとも 「働き方改革でこの番組を3分に縮小する」  どっちだ!?晴の輔

 

エヘッ。改革で番組を3分に?縮小したら頭のあいさつだけで、終わっちゃうよ?…いいの?

 

 

決めました!

 

 

 

「働き方改革の落語を作る」

 

うーん、作ると言ったって、落語はそう簡単に出来るものではないから、どういう落語にするか…。あ!タイトルだけ思い付いた!

 

今日は、「本格スタートした『働き方改革』!生活はどう変わる!?」というトピックスでお届けしました。それぞれの人に合った、働き方が実現できれば笑顔ある職場になるのでしょうね。そうなれば!

 

それでは、次回も「僕は働くよ」!立川晴の輔でした。

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    パーソナリティ
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      立川晴の輔

      落語立川流 立川志の輔一門
      1972年11月21日兵庫県神戸市生まれ
      東京農業大学農学部卒業

      ◆経歴
      平成 9年(1997) 立川志の輔に入門。志の吉を拝名
      平成15年(2003) 二ツ目に昇進
      平成20年(2008) 東西若手落語家コンペティション グランドチャンピオン
      平成25年(2013) 真打に昇進。志の吉から晴の輔へ改名

      東京八重洲、町田、千葉、川越の独演会をベースに全国各地での落語会、子ども落語会、企業落語講演、結婚式の司会等で活動中。