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2025.07.28

#382 「この時季、静岡県内で実施されているかき氷の恒例イベント!『茶氷プロジェクト』とは?」

あなたが好きな「かき氷」は何味ですか?

夏の冷たいデザートの定番「かき氷」。子どもの頃、夏祭りや縁日で食べたり、市民プールの売店で買って食べたり、そんなイメージでしたが今は違いますね。ふわっふわの雲のような「かき氷」、SNS映えするカラフルな「かき氷」、フルーツじゃなくて野菜の「かき氷」、かき氷もヘルシーな時代となり季節問わず、一年中味わえるデザートになりましたね。

以前、この番組でも「進化系かき氷が来ている!」なんて話をしたことがあります。

#280「愛知県岡崎市にある、おかざきかき氷街道!その美味しさの秘密に迫る!」の巻

そんな「かき氷」ですが、いつ頃から日本で食べられているのか?それは平安時代、清少納言の「枕草子」の中で「上品なもの」として出てくる「削り氷」が最初と言われています。なんでも「甘葛」という甘味料をかけて食べていたのだとか。というか、電気のない時代に、氷を口にできるなんて超贅沢な事。おそらく、ごくごく限られたとても偉い人しか食べることが出来なかったのでしょうね

今回はそんな「かき氷」にまつわる話題!舞台は、静岡県

静岡県(しずおかけん)は、日本の中部地方(東海地方)に位置する県。県庁所在地は静岡市。
約20万の事業所を抱え、全国4位の製造品出荷額を有するなど、東海工業地域に属する全国有数の工業県でもあり、浜松市はホンダの発祥地でスズキ、ヤマハの本社がある他、オートバイ、ピアノ、プラモデルの輸出量では日本一を誇る。また、全国一の水揚げ額を有する焼津漁港や、静岡茶が有名であるなど、第一次産業も盛んであり、東西の交通網や港湾を利用した6次産業化も進んでいる。wikiより引用

静岡県内で9月30日まで「茶氷プロジェクト」という、かき氷のイベントが実施されていて、話題になっているのです。どんなかき氷なのでしょうね?

このイベントを手掛ける「するが企画観光局」の増田遥さんにお話しを伺います。

 

晴の輔 静岡県内で実施されている「茶氷プロジェクト」とは、どんなものなのでしょう?

増田 「はい、静岡茶を使ったかき氷で『茶氷』と名付けて、 7月から9月の期間、県内の製茶問屋さんやカフェなどで提供されていて、今年は62店舗が参加しています」

 

晴の輔 けっこう多いですね!「茶氷」とは昔からあるような言葉ですけど

増田 「2018年からスタートして、今年で8年目になります」

 

晴の輔 抹茶味とか、いろいろありそうですけど、静岡茶を使っていればOKってことですか?

森木農園

増田 「その通りです。抹茶や和紅茶、ほうじ茶などを使ったものも登場します」

藤枝市陶芸センター

晴の輔 面白いですね。他にどんな特徴がありますか?

 

増田 「例えば、抹茶と茶葉を氷の中に丸ごと凍らせて、それを削った『茶氷』があり本格的なお茶の風味を感じられるものです。地元のいちごや桃を和紅茶と合わせたフルーツティー風のかき氷など、バリエーションが豊かです。ティラミスやモンブランみたいにデコレーションしてパフェのような豪華なものもあります」

Conche

CHATO

増田 「はい、とても人気がありますし、店舗ごとにお茶と素材を組み合わせて、個性あふれる茶氷を提供しています」

茶の芽

晴の輔 ファンも多そうですね。反響はどうですか?

 

増田 「毎年大人気で、昨年のアンケート調査では『味が美味しい』『見た目がかわいい』『毎年楽しみにしている』などの声を多くいただきました」

雅正庵千代田&焼津

山一茶房

増田 「16%以上のお客様が県外から来ているという結果も出ていて、茶氷の人気が数字でも裏付けられています」

ティーズグリーン茶氷

Sunlina

晴の輔 そもそも、この「茶氷プロジェクト」を始められたきっかけは何だったのですか?

 

増田 「認知度の低い静岡の中部地域(するが地域)に人を呼び込むために、県を代表する産業であり、全国的にも知名度が高いお茶をテーマに、お茶を楽しめる観光コンテンツを作ろうということで始めました」

 

晴の輔 えっ?認知度低いですか?

 

増田「そうなんですよ。市場調査をすると、なかなか観光地としては低いところがあります」

増田 「そうですね 地元に住んでいても茶畑を見ると『おおー』と感動します」

 

晴の輔 増田さんが思う「茶氷の魅力」は何でしょう?

SORA CAFE

増田 「お客様からの声も多かったのですが、一番は『静岡だからこその美味しさを味わえるところ』です。私も毎年20店舗以上の茶氷を食べていますが、それでも毎回新しい発見があります」

cafe&berきまぐれおいちご

晴の輔 最近は6月ぐらいから暑いです。茶氷の季節がやって来た!って感じですね。

増田 「静岡の『夏の風物詩』になっております」

 

【どっちだ!?晴の輔】

毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーです。

晴の輔さんが、静岡へ行って茶氷を食べるなら・・・

・煎茶を使った茶氷を食べる

それとも

・ほうじ茶を使った茶氷を食べる

どっちだ!?晴の輔

 

ああ、僕はほうじ茶好きです。煎茶か、ほうじ茶か?ん~お茶だから、えーこれは…決めました!

 

 

「煎茶、ほうじ茶、両方」

 

今日は「この時季、静岡県内で実施されているかき氷の恒例イベント!『茶氷プロジェクト』とは?」というトピックスでお届けしました。静岡茶を使ったかき氷を茶氷。今年で8年目なのですね。シロップをかけるタイプ、抹茶と茶葉を氷の中に凍らせてそれを削ったかき氷、煎茶。和紅茶、ほうじ茶と、かき氷は色々あるのですね。今年は62店舗で9月いっぱい迄実施しています。やっぱり暑い夏に食べるかき氷っていいですよ。

そんな「静岡の茶氷プロジェクト」に

それでは、次回もお会いしましょう。立川晴の輔でした。

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    パーソナリティ
    • 立川晴の輔
      立川晴の輔
      立川晴の輔

      立川晴の輔

      落語立川流 立川志の輔一門
      1972年11月21日兵庫県神戸市生まれ
      東京農業大学農学部卒業

      ◆経歴
      平成 9年(1997) 立川志の輔に入門。志の吉を拝名
      平成15年(2003) 二ツ目に昇進
      平成20年(2008) 東西若手落語家コンペティション グランドチャンピオン
      平成25年(2013) 真打に昇進。志の吉から晴の輔へ改名

      東京八重洲、町田、千葉、川越の独演会をベースに全国各地での落語会、子ども落語会、企業落語講演、結婚式の司会等で活動中。