昨日の映画特番「コトブキツカサと有村昆のムービー・ウィズ・ユー」、聴いて下さった方、
ありがとうございました。
ご紹介した映画で、これから公開のものを改めて...。
私は予告編を映画館で観たときから涙が流れ、実際に本編を観て、涙が止まりませんでした。
私自身も上京し、親孝行もなかなかできず、
またおばあちゃん子の私は、吉行和子さん演じるお母さんが祖母に重なる部分もあって、
さらに広島弁の台詞...、と、様々なシーンのいろんなところが胸にぐっと来てしまいました。
番組では時間の関係もあり少ししかご紹介できませんでしたが、橋爪功さんにお話を伺いました。
山田洋次監督から自分に声がかかるとは思ってもいなかったので、とても幸せ、
家族の繫がりや温かさをほんの少しでも再確認してもらって、
普段連絡をなかなか取り合えない親子が電話をするなど、この映画がそういう温かさのきっかけになってもらえると嬉しい、
とお話されていました。
この作品の最後には、やられました...。もう「え？」っと驚いて声も出ないような。
そこにはやはり主演の橋本愛さんの演技と素晴らしい魅力があるからだと思います。
橋本愛さんにもこの映画についてインタビューさせてもらいました。
作品がミステリーであるため、その部分についての演技など、
ネタバレできないため答えにくい質問にもじっくり考えて、自分の言葉で、
真摯に答えてくれる姿がとても印象的でした。
「桐島、部活やめるってよ」を観たときから一度お会いしてみたい女優さんだったので、
私にとって今回は非常に嬉しい機会であったと同時に、橋本愛さんのことがますます好きになりました。
様々な愛の形が出てくるこの作品。私にはまだまだわからない愛もたくさんありましたが、
有村さんがおっしゃっていたように、
この奔放な「艶」が結局どんな妻だったのか、誰なのか、最後まで明かされないところに、
観る人をすべて想像の世界に連れて行く、「映画」というものの素晴らしさを盛り込んだ作品だと、
本当にそうだと思いました。
一生団地から出ずに生きていくと決めた「悟」の、温かくて、甘酸っぱくて、切ないストーリー。
本編を観る前は一体どんなストーリーなんだろうと、まったく想像がつかなかったのですが、
とても好きな作品の一つになりました。
笑えて、でも切なくて胸がキュッとして...。
濱田岳さんと、波瑠さんにも今回インタビューをさせてもらいました。
濱田岳さんは１２歳から３０歳までを一人で演じるのは大変ではなかったですか？
とうかがったのですが、
この作品、まず１０代の頃のシーンを撮ってから２０代のシーン、、、と撮っていったのではなく、
「悟」の婚約者役の倉科カナさんと１０代から３０代のシーンを撮って、
次に同じように波瑠さんと１０代から３０代を撮って、という撮影の仕方をされたそうで、
その撮影の仕方により、年齢による役柄作りというのはあまり大変ではなかったですよとおっしゃっていました。
また、波瑠さんには甘酸っぱいシーンの撮影話も率直に聞いてみたら、しっかり裏話を話して下さいました！
昨日は君塚良一監督にスタジオに来ていただきました。
３・１１の震災が起きた時に、各マスコミでは伝えられなかった岩手県釜石市で実際にあった話を映画化。
観ていると、ここに記録されていることを知らずに今まで過ごしてしまった自分に対する
情けなさを感じずにいられませんでしたが、
同時に、映画化して私たちに伝えて下さりありがとうございます、という気持ちも溢れました。
是非この作品もご覧いただきたいです。
昨日はでんでんさんにスタジオに来ていただきました。
この映画も、子供さんにも大人にも観ていただきたい作品です。
宮崎県で実際にあった話が映画化されました。
犬を愛する人々がたくさん出てくる中で、理想、現実、悲しみ、愛情、温かさなど、
様々な視点から描かれていて、
押し付けではなく命の大切さを伝えてくれる作品です。
とにかくすべておすすめの作品ばかり！
是非お時間のある時に映画館に足をお運びください。
展望デッキからは近くで飛行機を見ることができます。
ちなみに出発を待つロビーはこんな感じ。
いろんなところに蛇を模したものがあり手水も。
そしておみくじまでシロヘビ！
