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2025.03.03

#361 「納豆のまち!茨城県水戸市で行われる納豆の世界大会に迫る!」の巻

あなたは最近、納豆を食べましたか?

編集長の立川晴の輔です。「納豆」という言葉が最初に文献に記されたのは、いつ頃だと思いますか?江戸時代?鎌倉時代?これがね、平安時代なのです。その時代の庶民の生活などを描いた「新猿楽記」という文献の中に出てくるのです。そこに記されている「納豆」は糸を引かない納豆だそうです。大昔から日本人が食べている納豆。納豆には「身体にいい食べ物」のイメージがあります。僕も大好き!毎日食べています!

納豆の主な栄養成分は、たんぱく質、脂質、カルシウム、鉄、ビタミンB2、そして、納豆特有の「ナットウキナーゼ」。この「ナットウキナーゼ」は、血管の詰まりの原因である血栓を分解する作用があると言われています。そもそも何故「納豆」という名前なのか?これは諸説あるのですが、昔は、お坊さんがお寺の台所である納所。その納所で納豆を作って食べていたのですって。その「納所豆」が「納豆」に変化したのではないか?という説があるのだそうです。

今回は、そんな「納豆」にまつわる話題!舞台は「納豆」と言えば必ず名前が挙がる茨城県水戸市

水戸市(みとし)は、茨城県の県央地域に位置する市。茨城県の県庁所在地で、中核市、保健所政令市、中枢中核都市に指定されている。
御三家の一つ水戸徳川家所縁の地であり、水戸黄門(徳川光圀)や偕楽園が知られている。毎年2月には水戸の梅まつりが、8月には水戸黄門まつり、9月には水戸萩まつりが開催される。明治時代以降は納豆(水戸納豆)の生産が盛んになった。wikiより引用

その水戸市で3月8日に「水戸納豆」を使った世界大会が開催されるというので、話題になっているのです。一体どんな世界大会なのでしょうか?

この世界大会を開催する水戸観光コンベンション協会の矢数正憲さんにお話しを伺います。

 

晴の輔 水戸納豆を使った世界大会が行われるということですが、どんな世界大会なのですか?

 

矢数「『水戸納豆』の早食い世界一を決める大会です。」

晴の輔 早食い!具体的なルールはあるのですか?

 

矢数「男性の部は360g。水戸にある納豆屋さんで1パック90gある納豆を4パック食べていただきます。

 

晴の輔 スーパーで売っているのは1パック50gぐらいですか?

矢数「45gとか50gですね。それの倍近くある90gを4パックです」

矢数「同じ納豆を3パック分270g食べていただきます。これを予選で食べる速さを競っていただきます」

 

晴の輔 なるほど!

 

矢数「決勝では昔ながらの藁に包まれた1本70gの『わらつと納豆』を男性は5本350g、女性は3本210gを食べていただきます」

 

晴の輔 藁の納豆のことを「わらつと納豆」というのですね?

矢数「藁の中で、納豆菌を発酵させる作り方のものです。藁の香りが納豆に移りましてパックの納豆にはない懐かしい風味を醸し出します」

矢数「丼が用意されていて、スタート前に藁から納豆を取り出して移していただきます。皆さん、もの凄い勢いで食べていますよ」

晴の輔 (笑)そうですか!水戸納豆の早食い世界大会!今回が初めての開催ですか?

 

矢数「結構歴史がありまして今回で第21回目を迎えます」

矢数「男性の世界記録は20秒13、これは第18回大会優勝者です」

 

晴の輔 わらつと納豆5本分を20秒13!

矢数「女性はわらつと納豆3本分を27秒25、第15回大会優勝者です。今回募集したところ500人ぐらいのエントリーがありまして、そこから抽選で150~160人に絞らないといけないのです」

矢数「それまでは水戸納豆は有名ではありましたけども、納豆を使ったPRなどはしていませんでしたし、イベントもなかったのですね。何か納豆を使ったイベントを考えようと語呂合わせ3月10日=水戸と読んで『水戸の日』イベントとして色々な納豆の食材販売やステージイベントとして『納豆早食い大会』を行ったのが始まりでございます」

 

晴の輔 なるほど「3月10日は水戸の日」

矢数「水戸のイメージは納豆や、梅の偕楽園です。でも有名だからそのままでいいというわけではなく、どんどん『水戸って面白いな』と思ってもらえるようなイベントを企画して、さらに水戸のイメージアップにつなげたいと思います」

晴の輔 参加はもう締め切られていますか?

 

矢数「締め切っておりますが『水戸納豆早い食い世界大会』は公園の中、フリーなエリアで開催しております。どなたでも応援していただけます」

 

【どっちだ!?晴の輔】

毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーです。

晴の輔さんが、水戸納豆を味わうなら・・・

・いつか早食い世界大会に挑戦するため早食いで味わう

それとも

・ゆっくり食べてゆっくり味わう

どっちだ!?晴の輔

 

おぉ、早食いか?ゆっくりか?納豆でしょう…、納豆…あ、決めました!

 

「いつか早食い世界大会に挑戦するため早食いで味わう」

 

 

いつか挑戦します!早食い世界大会で優勝したい!

今日は「納豆のまち!茨城県水戸市で行われる納豆の世界大会に迫る!」というトピックスでお届けしました。納豆の世界大会は、水戸納豆の早食い世界一を決める大会でしたね。ネバネバと糸を引く納豆をいかに早く食べるか。早く食べるコツがあるのでしょうね。今年は世界記録が出るのか?興味のある方は3月8日土曜日、水戸へ行ってみてください。

そんな「水戸納豆早食い世界大会」に

それでは、次回もお会いしましょう。立川晴の輔でした。

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    • 立川晴の輔
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      立川晴の輔

      落語立川流 立川志の輔一門
      1972年11月21日兵庫県神戸市生まれ
      東京農業大学農学部卒業

      ◆経歴
      平成 9年(1997) 立川志の輔に入門。志の吉を拝名
      平成15年(2003) 二ツ目に昇進
      平成20年(2008) 東西若手落語家コンペティション グランドチャンピオン
      平成25年(2013) 真打に昇進。志の吉から晴の輔へ改名

      東京八重洲、町田、千葉、川越の独演会をベースに全国各地での落語会、子ども落語会、企業落語講演、結婚式の司会等で活動中。