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2020.01.06

#92 茨城県 「令和に誕生した茨城県ひたちなか市の『ほしいも神社』!どんなご利益?」の巻

あなたは「2020年」どんな1年にしたいですか?

令和最初の新年を迎えましたね。「初詣」には、行かれましたか?毎年決まった地元の神社へ行かれる方もいれば、厄除け、縁結び、商売繁盛…ご利益によって神社を選んでお詣りする方も多いでしょう。僕は長年毎年決まった神社へ初詣に行っています。

実は、昨年、令和元年11月に新しく誕生した神社があるんです。出来立てほやほや!場所はというと、干し芋の生産量日本一を誇る茨城県ひたちなか市にある「堀出神社」の敷地内だそうです。名前というと令和にできたから「令和神社」でしょ?と言いたいところなのですが違うのです。名前は「ほしいも神社」!

干し芋の神様を祀っている?

いったいどんなご利益があるのか…

 

堀出神社の宮司、宮本正詞さんにお話しを伺います。

 

 

晴の輔 「堀出神社」について教えていただけますか。

 

宮本「水戸藩第二代藩主『徳川光圀公』黄門様が名付けてくれた神社なのです。名前の由来は掘って出たから『堀出神社』」

宮本「徳川光圀公国学者でした。光圀公があちらこちらで古墳を掘っており、阿字ヶ浦地区から鏡、矢、剣が出土したことから、『掘って出てきたものをご神体』として祀られたのが『堀出神社』なのです。」

堀出神社

晴の輔 なるほど…掘ったものが「干し芋」だったわけではないのですね。

 

宮本「違います(笑)当時はまだ、干し芋は無かったですね。(笑)」

 

晴の輔 当時は無かったのですか?

 

宮本「まだ『干し芋』はこちらに来ていないのです。」

 

晴の輔 あれ?「干し芋」っていつ頃からのものなのでしょう。

 

宮本「元々は静岡県が、『干し芋』の産地だったのですね。『小池吉兵衛』さんが明治時代この地域に『干し芋』を広めたのです。その他にも茨城県内に広めた方が4人いらっしゃいます。」

小池吉兵衛翁之像

晴の輔 昨年誕生した「ほしいも神社」とは?

 

宮本「『令和元年』にどうしても作りたいと思いまして、作ってしまいました。」

 

晴の輔 どのような特徴がある神社なのでしょう?

 

宮本「全部で26基の『黄金の鳥居』が並んでおります。干し芋の黄金色をしているのですね。」

ほしいも神社

晴の輔 (笑)干し芋の色なのですか!

 

宮本「今、流行りの『紅はるか』、これが『黄金色』をしているのです。この色を決めたのも、全て、日本のトップデザイナーである、『佐藤卓』先生プロデュースによって作りました。」

 

晴の輔 デザイナーさんが作られたのですか!

 

宮本「そうなのです。」

 

晴の輔 かなり新しいですね。

 

宮本「『社紋』も丸に星が入っております。その星も『しわ』が入っている星です。それは『干し芋』を表しています。」

晴の輔 干し芋って「しわしわ」ですからね。祀られているのは「干し芋」の神様と考えていいのですか?

 

宮本「それももちろんですけど、ご神体としては稲荷神社です。これは笠間稲荷から御分霊いただきまして、祀っております。『商売の神様』『食の神様』ですね。」

 

晴の輔 「ほしいも神社」のずばりご利益は?

 

宮本「『欲しい物は全て手に入る』ように作りました。」

 

晴の輔 なるほど!「欲しい物」と「干し芋」…ワタクシ落語家なので、ズバリいいますと

宮本「(笑)その通りです!」

 

晴の輔 もうメチャクチャ全てが新しいです。何故このタイミングで作ろうと思ったのですか。

 

宮本「この地域には『干し芋』農家の方がいっぱいいるのです。その方々が一生懸命に作られているのを見まして、是非とも作りたいと思いました。また茨城県が『魅力度ランキング』が最下位です。何とかしたいという希望もありました。」

 

晴の輔 「希望の星」で「干し芋」。でも茨城県は「魅力度ランキング」最下位でも、それを売りにしているとか。

 

宮本「もちろん、売りにしているのです。(笑)」

 

晴の輔 茨城県の方にインタビューすると「最下位なんです!」といいながらピースしているイメージです。

宮本「どちらかというと、そういう感じですね。でも希望としては少しでも順位を上げたいですね。」

 

晴の輔 盛り上げたい。

 

宮本「そうです。是非、遊びに来てください!」

 

晴の輔 はい、そちらでお詣りして、干し芋お土産に買って帰りたいと思います。

 

宮本「神社の境内に小さな小屋があって、季節的な営業ですけど『甘い干し芋』を用意しておりますので、是非立ち寄ってください。」

ほしいも神社

 

 

 

 

 

 

「どっちだ!?晴の輔」

毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。私がそれを選ぶというコーナーです。

「晴の輔さんが、今欲しいモノは?・・・

『高級外車が欲しい』 それとも 『仕事が欲しい』 どっちだ!?晴の輔」

 

へへっ、干し芋で「欲しいモノ」だからね。

 

 

これは迷わず。決めました!

 

 

 

「仕事が欲しい」

 

だってね、仕事が一杯あればお金が貯まって「高級外車」が買えるでしょ。仕事が欲しいから「ほしいも神社」にお詣りしに行きますか!干し芋の神様!

 

 

 

今日は、「令和に誕生した茨城県ひたちなか市の『ほしいも神社』!どんなご利益?」というトピックスでお届けしました。ご利益は「欲しい物は全て手に入る」だそうです。何だろう?Amazonみたいな神社かも。少なくとも美味しい干し芋は手に入りますよ。何だか楽しそう!是非、行ってみてください。

そんな「ほしいも神社」に

それでは、2020年もよろしくお願いします。立川晴の輔でした。

 

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    パーソナリティ
    • 立川晴の輔
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      立川晴の輔

      立川晴の輔

      落語立川流 立川志の輔一門
      1972年11月21日兵庫県神戸市生まれ
      東京農業大学農学部卒業

      ◆経歴
      平成 9年(1997) 立川志の輔に入門。志の吉を拝名
      平成15年(2003) 二ツ目に昇進
      平成20年(2008) 東西若手落語家コンペティション グランドチャンピオン
      平成25年(2013) 真打に昇進。志の吉から晴の輔へ改名

      東京八重洲、町田、千葉、川越の独演会をベースに全国各地での落語会、子ども落語会、企業落語講演、結婚式の司会等で活動中。