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2020.08.03

#122 茨城県 「納豆王国、水戸市が新たな可能性を秘めた納豆レシピを大募集!その内容は・・・禁断の納豆スイーツ?!」の巻

あなたは、「納豆料理」と聞いて、何を思い浮かべますか?

「なっとなっとう~~~~納豆」ってこれ、江戸時代、納豆売りの売り声。

「なっとなっとう~~~」と伸ばすことで、納豆の粘り気を表現しているのですって。落語会伝説の名人、五代目「古今亭志ん生」師匠も、大の納豆好き。なんでも若い頃事情があって、寄席に出られない時期、納豆売りで生計を立てようと始めたら、これが全然売れずに、売れ残りを家族で朝昼晩食べたという逸話があります。僕も納豆は大好き。それこそ朝昼晩食べちゃう。納豆は栄養価が高くて免疫力アップも期待できる、まさにスーパーフード!でも中には苦手だという方もいると思いますが…そんな納豆、有名なのが茨城県水戸市の「水戸納豆」です。

その水戸市水戸商工会議所が、納豆の美味しい食べ方を追求していて、納豆を使った新しいレシピを募集する「納豆食べ方コンテスト」を実施しているのです。でもただのレシピじゃないのです。なんと納豆を使ったスイーツのレシピを募集!スイーツですよ!これは一体どういうことなのか?

水戸商工会議所・産業振興課・主査の古山哲央さんにお話し伺います。

 

晴の輔 今回募集レシピがスイーツということなのですが。

 

古山「とても斬新と取っていただけるか、ちょっと嫌だなと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、『禁断の納豆スイーツ』というコンテストを、9月10日までやっております。」

(参考スイーツ)納豆ティラミス

(参考スイーツ)納豆牛乳カン

晴の輔 この時期にコンテストを行うのは何か理由がある。

 

古山「7月10日の募集開始が『納豆の日』ということで、PRするにはぴったりの日取りです (笑)。」

 

晴の輔 (笑)今回は何回目なのでしょう?

 

古山「3回目となります。」

 

晴の輔 初回はどうでした?

 

古山「1回目はどのような形でも結構ですと募集をかけ、手応えありました。昨年が2回目。ご家庭で作りやすい、お子様にも食べていただきたいということで『納豆チャーハンと納豆パスタ』のレシピを募集しました。」

前年度ゴールド作品~サバ納豆チャーハン

前年度ゴールド作品~なっとう明太クリームパスタ

晴の輔 僕も茨城県で「納豆チャーハン」食べた時ビックリしました。美味しかったの覚えていますね。それが今回かなりの変化球です。

 

古山「魔球に近い変化球(笑)。昨年、福岡の『納豆料理専門店』の方をお招きしまして、講演会などをやっていただいた経緯がありまして、そちらのお店では100種類以上の、『納豆スイーツ』があると伺いました。それを聞きまして、『納豆の探求が足りなかった』のと『新たな発見』がありました。」

 

晴の輔 もっと納豆をPRしなければと。

 

古山「よく総務省の家計調査で様々な消費ランキングが出されていて、有名なのは宇都宮と浜松の『餃子のナンバーワン争い』。納豆ランキングでは、水戸は平成28年に1位だったのですが、そこからしばらく1位から遠ざかっております。

古山「昨年は『福島市』さんです。消費量を上げようと、商工会議所で頑張って活動しております。

 

晴の輔 ちなみに昨年、水戸市は何位だったのですか?

 

古山「惜しくも2位でした。今年こそは1位を奪取したいと思います。」

古山「これまで納豆を食べてくれなかった方も、食べていただけるかなと。」

 

晴の輔 納豆の可能性を色々と感じているのでは?

 

古山「チーズのように世界中で愛されるような、発酵食品の一つになっていければと思っております。」

 

晴の輔 古山さんは好きな納豆の食べ方とかありますか。

 

古山「今朝はですね、納豆牛乳寒天という『攻めた』ものをいただきました(笑)。牛乳を寒天で固めたものに、納豆を入れて…」

古山「妻が作ったので、黙って食べるしかなかったですね。」

 

晴の輔 さすが水戸商工会議所・古山さんの奥様ですね。

 

古山「水戸の方は、ご飯で食べる方が一番多いみたいなのですが、納豆トーストなども結構人気のメニューですね。私もコーヒーと共に週5くらいで食べます。」

晴の輔 古山さん、藁の中に住んでいるとか?そういうことじゃないですよね?

 

古山「いえいえ(笑)。」

 

 

 

 

 

「どっちだ!?晴の輔」。

毎週スタッフから二者択一のお題が出ます。

私がそれを選ぶというコーナーです。

 

「晴の輔さんが、第4回「納豆食べ方コンテスト」をプロデュースするなら、テーマを・・・・

・『激辛納豆レシピにする』

それとも、

・『スイーツ納豆レシピ第二弾にする』   

どっちだ!?晴の輔」

 

 

激辛は想像以上に好きな人多いからね。

 

 

決めました!

 

 

 

「激辛納豆レシピをプロデュースする」

 

 

スイーツの次は、真逆で激辛!これは「陰のプロデューサー」ってことでいい?「激辛企画」が上手くいくように

 

 

 

今日は、「納豆王国、水戸市が新たな可能性を秘めた納豆レシピを大募集!その内容は・・・禁断の納豆スイーツ?!」というトピックスでお届けしました。納豆の消費量昨年水戸市は2位。当然1位だと思っていました。「納豆スイーツ」という秘策で1位奪回。スイーツだけど甘くはない?いやいや古山さんの話には勢いを感じました。どんなレシピが集まるのか楽しみですね。

そんな「納豆食べ方コンテスト」に

詳しいことは、コチラの水戸商工会議所ホームページをチェックしてみてください!

それでは、次回もお会いしましょう!立川晴の輔でした。

 

 

 

-WEB版こぼれ話し1-

晴の輔 「納豆食べ方コンテスト」優秀作品には賞品があるのですか?

古山「『金賞』には『1万円分の納豆詰め合わせ』もしくは『同額の商品券』、『銀賞』には同じく『5千円分の納豆詰め合わせ』もしくは『同額の商品券』を予定しております。」

晴の輔 審査は古山さんも担当されるのですか。

古山「今回は書類審査なのですが担当いたします。スイーツなので、見映えも重要な要素ですね。」

晴の輔 今の時代「映え」も大切。

古山「『映え』がないと食べていただけないかなと」

晴の輔 応募する方は粘り強く考えて!

 

-WEB版こぼれ話し2-

晴の輔 納豆が苦手な方もいらっしゃいます。そんな方も食べられるレシピはありますか?

古山「納豆は熱を加えると臭みが出てしまいますので、今の季節でしたら『大根おろし』『わさび』を加えますと、臭みが和らいで食べやすくなります。」

晴の輔 なるほど。さっぱりといただけそうです。

古山「『蕎麦のつけ汁』に入れていただく、ご家庭も多いです。『納豆トースト』は上にチーズも乗っているので、まろやかになって食べやすいです。料理の先生がおっしゃっていたのは、『納豆にオイル』。納豆の回りを油でコーティングすることによって、こちらも食べやすくなります。

『納豆キムチ』の組み合わせも好きな方多いですね。」

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    パーソナリティ
    • 立川晴の輔
      立川晴の輔
      立川晴の輔

      立川晴の輔

      落語立川流 立川志の輔一門
      1972年11月21日兵庫県神戸市生まれ
      東京農業大学農学部卒業

      ◆経歴
      平成 9年(1997) 立川志の輔に入門。志の吉を拝名
      平成15年(2003) 二ツ目に昇進
      平成20年(2008) 東西若手落語家コンペティション グランドチャンピオン
      平成25年(2013) 真打に昇進。志の吉から晴の輔へ改名

      東京八重洲、町田、千葉、川越の独演会をベースに全国各地での落語会、子ども落語会、企業落語講演、結婚式の司会等で活動中。